Side Steps' Today

裏版Side Steps' Today

レコーディング日記(22)

2005年06月22日 | SideSteps
21時。1000本ノック終了と同時にドラム・ベースのレコーディングが遂に完了、相当疲労する。22時には業者がドラム撤収に来ることから、マイキング等を片付け。外で待機していた業者の車に行き、窓をトントンと叩いて、撤収をお願いしたい旨を伝えるも、まだ予定時間の22時前だったことから、車内で談笑中の業者の方は怪しい人に窓をトントン叩かれたか、と非常に驚いたらしく、当方にも瞳孔が急縮小しているのが判るほどの慌てよう、悪い事をしたと反省す。楽器等も撤収準備を完了させるが、当然のことながら準備時間の1/4程度の素早い速さ。残りは、コントロール・ルームにおける全演奏のプレイバックと、レコーダーへの流し込み作業。レコーダーへのSyncは当初懸念されていたが、比較的問題とならず、オプティカル(デジタル)でProToolsと接続して内容を流し込み。ドラム2tr、ベース1tr、ギター2tr、キーボード2tr、クリック1trの計8トラックを一気に流し込むと同時に、簡単なミックス内容をMD×2台、DATに収録。今回アルバムに収録される6曲は(SSにしては)比較的短い曲が多く、トータルの収録時間は40分程度。収録中に業者がドラムを搬出し、コントロールルームでも後片付け。次にココに来て作業するのは6月末のミックスダウン時となる。なお、昨日同様、本日も夕食はなし。当方(岩井)は明日は休暇ながら、他の3人は会社の模様。機材を搬出するとともに車へと積み込む。録音内容の入った外部HDを持ち帰ることとするが、2日で40GB程度使用(試行錯誤したテイク・演奏等のほとんどを含む)。解散は23時30分、帰宅するが、後ろには上月氏の機材車。途中まで後ろにいたかと思えば、途中から居なくなり、そのまま往路を北上。17号に出ると並走する車からこちらを見遣る気配を感じ、ふと横をみれば上月氏の車。高島平通りで氏の車に別れを告げて、そのまま北上して帰着。開放感から深夜のコンビニで買い物する気分も上々、機材等は一切降ろさずに、演奏を聴く事もなく、そのまま入睡す。