先日アンテナを立替にお伺いしたとき、既存のアンテナは倒れてしまっていました。
倒れてしまう理由の多くは、屋根馬や支線が腐食してしまったせいであることが多いのですが・・・
今までに数回遭遇した、こんな例で倒れてしまうこともあります。
ターンバックルが腐食しないようにビニテを巻いたと思うのですが・・・
ビニテの隙間から入り込んだ水が抜けずに、返ってさびを誘発して腐食→破断してしまったようです。
4本のうち2本がこのように溶けてしまっていました。
このアンテナが立っていたのは神奈川の中央部で、決して塩害地ではありません。
ビニテを巻かなければ、錆びたとしてもここまでの腐食は起きなかったと思います。
ターンバックルが錆びないように、工事屋さんは気を使ってビニテを巻いたんだと思うのですが・・・
どんなに気配りしながら立てていても、予想を超えたことが起こったりします。
アンテナ工事は奥が深いです。^^