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元練馬区議会議員小川けいこの「ねりまなでしこ日記」

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「コミュニティ」とは、作るものではなく、出来るもの!?

2014年03月12日 14時19分08秒 | 地域について
 先日のこと。

 私初めて、区が主催の

 『サポーターズ料理講座』に応募し、参加して参りました。

 内容は、「チューリップの飾り巻き寿司」講座でした。

 会場は、生涯学習センターで、材料費1,200円というもの。

 

  

 大変楽しく参加させていただきました。


 そこで、いくつか気がついたことが.....

 定員は24名でしたが、先生、ボランティアスタッフ、参加者の皆さまのお顔ぶれの中に、私が知った方は、ひとりもいらっしゃらいませんでした。
 生涯学習センターは、私の地元中の地元に位置しているので、抽選とはいえ、知り合いが一人もいないということは、意外でした。
 私が参加した班は、石神井方面、光が丘方面の方がいらっしゃいましたが、確かに人は、やりたいこと、行きたい場所があれば、例え時間がかかったとしても行くものです。
 
 また、参加者の方々の性別、年齢も幅が広いことに驚きました。
 

 そこで思ったのです。
 
 特定のイデオロギーに囚われない、幅広い区民参加型区政の実現に向けて、「区の事業に興味を持ってもらう、区の仕事を理解してもらう、区に参加してもらう」には、区報、ホームページなどの一方的発信に加え、今回は料理でしたが、区民の方が興味を持っていただくような自らが参加型の講座の種類や回数を増やし、時には、そこに区長を始め、区職員の方が見学と意見収集を兼ねて顔を出し、会話をするといった単純なことが、効果的なのではないかと


 さらに、料理の時間を終えたころには、お互いに住んでいる場所の話、介護中の家族に料理を作ってあげる話、作った料理をこども向けのイベントで教えたいという話、次の料理教室の話など、随分と打ち解けた雰囲気になっていました。
 もちろん、作業中もお互いが譲り合ったり、作業を手分けしたりと、気が付いたらちょっとしたコミュニティが出来上がっていました。


 震災後から、コミュニティの重要性が問われています。

 私が1期生であった新人の頃、「コミュニティの重要性ついて」という内容の一般質問をしたことがあります。当時は、周囲の反応は、殆どありませんでした。

 今、コミュニティのきっかけ作りは、行政のやるべきことのひとつとなっています。
 しかしながら、行政が押しつけるものではなく、あくまで行政は、きっかけ作り、意識作りが仕事であると考えます。
 そして、私たち議会はその後押しをすることが仕事であると思います。


 
 この梅の飾り巻き寿司は、ボランティアスタッフの方々の作品。さすがですね~
 これも、コミュニティの成せる技です!!