(5月3日)19:00 八重洲南口から高速バスに乗車
22:00いわきに到着。遅めの夕飯を取りビジネスホテルに宿泊。
(5月4日)7:15起床。8:00にボランティアセンターへと出発。
8:20ボランティアセンター着。8:30からの受付開始まで、受付の列に並ぶ。
列の人数は、分単位で増えてゆく!
8:45受付終了。ボランティアセンターが用意した用紙に名前、住所、電話、職業、資格等を記入し、ボランティア保険に加入手続きをする。
防塵マスク、ゴーグル、水の提供あり。長靴の貸し出しもあるが、25センチ以上の物だけなので、女性の方はマイ長靴を用意した方が良い。
ボランティアの服装の説明イラストあり。
出発の前には仮設トイレへ!男性用3、女性用2.
9:00 自分のボランティア内容の説明を受け、ボランティアセンターが用意したバス(地元企業や自治体が提供)にて現地へ向かう。
9:30 作業開始。
私の担当は、海岸清掃及び瓦礫の撤収作業。
この日は快晴で、津波があったとは信じられないほどの穏やかな海。
11:30 迎えのバスにて、昼の休憩のためボランティアセンターへ。
12:00 手と長靴を洗い、うがいを済ませ13:00まで休憩。
コンビニで買ったコロッケパンと唐揚げを食べて15分ほど仮眠。
13:00 再度バスに乗り、午前中と同様の作業に戻る。
午前中は細かいゴミ等を収集したが、午後はスコップやフォークなどを使用し大きな物の撤収作業がメイン。中には自前で電動ノコギリを持っている方があり、一同助かった場面も。
15:30作業終了。
かなりの量の瓦礫やゴミが。結集された人の力はすごい!
皆様お疲れ様でした!!
ボランティアが終わり、帰るまで多少の時間があったので、被害にあった家屋を視察に行きました。
原型を留めている家にも、「解体撤去」の張り紙が。
実際に目の当りにすると、言葉もありませんでした。
以上が、簡単ではありますが私のボランティア報告です。
私は海岸での作業でしたが、他には田畑や個人宅等の作業の場があるそうです。ここで大切なことは、「自分は、こういう内容のボランティアをしたい」ではなく「与えられたボランティア、望まれたボランティアをする」ということであります。
誰だって、被災地に赴き被災者の方に励ましの言葉を掛けたいとか、子どもたちと触れ合いたいという思いはあるでしょう。
しかし、望まれてないことや、押し付けは決してしてはならないのです。今あちらこちらで起きている被災地サイドとボランティアに来た人のトラブルというのは、この辺を認識していないことから発生するのでしょう。
実際に私も、被災者の方に話を聞いたりする機会があればとは思っていましたが、今回はその機会はありませんでした。あくまで、その日に指示を受けた海岸での作業のみでボランティアの1日が終わりましたが、それはそれで納得することが出来ました。
大勢のボランティアに参加された方たちとは、数時間のお仲間でありましたが、「一致団結」した空気のなかで作業が出来ましたし、日本は頑張れる!という思いも新たにできましたから。
ただ復興のスピードを速めるために、政治はもっとしっかりしなくては。
国会議員も支援物資を届けたり視察に足を運ぶだけではなく、1日でもボランティアをするべきだと思う。その方が見えてくるものがあるから。
私も、時間を見つけてまた参加したいと思います。
3日の夜に夕食をとったレストランのオーナーが、
「頑張って下さい!ではなくて、いっしょに頑張りましょう!という言葉がうれしいです。」が語っていたことが印象的でした。