元練馬区議会議員小川けいこの「ねりまなでしこ日記」

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練馬区立小・中学校にアニメを活用した授業を!?

2010年09月21日 17時55分02秒 | 練馬区について
 3連休が明け、今日も議会で、午前中は、交通対策等特別委員会、午後は区民生活委員会でした。

終了後は、会派の執行部会で、そのまた終了後は、陳情を受けました。ブチブチ言う間もおやつを食べる間もなく(これは正解!)なく1日が過ぎました。


 ところで、本日の区民生活委員会の報告事項の中に、


 「アニメ産業と教育の連携事業」

 
 というものがありました。


 要は、小・中学校における授業に、アニメを活用した創作活動や体験学習を組み込むという事業です。


 スケジュールとしては、

 平成22年度→区立小中学校の教員の方に参加いただき、検討会議の開催(年4回程度)
 平成23年度→事業開始

 とのことです。
 
 事例としては、ジブリで有名な三鷹市は、似たような事業があるようですが、23区としては、練馬区が初めてだそうです。


 検討会議のメンバーで監修をされた千葉大学教育学部の藤川教授の言葉をお借りするならば、


 「アニメは本来動かないものに命を与えるものであり、アニメづくりは子どもたちの想像力、創造力、表現力を高める豊かな可能性を持つものです。そして、手作業を中心としたアニメづくりは、集団で協力しなければ進められないもであり、子どもたちのコミュニケーションやチームワークを促します。」(抜粋)


 とのことで、確かにおっしゃる通りで、練馬のアニメという特色と産業を活かすという意味でも、練馬ならではの試みであり、良いことだと思います。


 ただ問題は、現状において授業の時間数が足りないということ。
 事業の案としては、45分×6時間を考えているようですが、他の授業内容や行事等を削ることになるのではないかと危惧するものであります。
 
 今回の件がなくても、夏休みの短縮も含め、教員も生徒も時間に追われていることは事実です。
 練馬区の公立小・中学校は、完全に週5日制をやめて、隔週週5日制にするとか、週6日制(昔のように土曜日は午前中だけ)に戻す等思い切った施策が必要かもしれません!
 そして、土曜日に文化・芸術の時間、道徳の時間などを割り当てたら良いのでは


 今後の課題だと思います。


 でも、不思議だったのは、産業の観点から区民生活委員会に報告されましたが、同時開催の文教委員会には報告がなかったそうです。
 これって事業名に連携事業ってなっているし、今年度中に教員を交えた検討会議をやるんですよねぇ~



 ところで、冒頭の写真を見て下さい!庁舎の壁面緑化のヘチマがついに屋上まで来ましたよ!!
 みなさん、2度目の収穫のチャンスを狙って下さいませ

 それと.....


 

 この写真のローズマリーの苗は、区役所西館の6階の屋上のものですが、先週の枯野かと思った屋上緑化から一転して、休み明けの屋上は春先?かと思うくらい若い苗や新しい草木が植わってました。
 嬉しい半面、なんでもっと早く.....と思わなくもないが、大好きなローズマリーに免じて、感謝にしておきます。
 

 しかしながら、毎日のように携帯のカメラ片手に屋上にいる私をみて、職員の方の中には危ない女!?と思っている人もいるっぽいです。
 今日も、柵から身を乗り出して写真を撮っている私を、背後の方から心配そうかヤバそうかはわかりませんが、じっと見ていた事務局のKさんの姿がありましたハハハ



 PS.愛子さん、ポスターの裏貼り誠にありがとうございました!!