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元練馬区議会議員小川けいこの「ねりまなでしこ日記」

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豊島園にサッカースタジアム!?

2010年09月15日 17時23分03秒 | 練馬区について
 という報道記事が、9月11日の数社のスポーツ新聞に掲載されました。
 ネットを見ると、「東京ヴェルディ練馬区」という検索キーワードがすぐに出てくるという状態!


 しかしながら、私たち議会は、寝耳に水



 豊島園は、ご存じの通り昭和初期の日本庭園に始まり、現在は遊園地として区民を始め多くの人々に親しまれています。(私も子供の頃は、ヘビーユーザー)


 豊島園が将来的に変貌したとしても、練馬区としては、多くの人が訪れ、夢を持ち、練馬区が誇れる施設として存続させるべきです。



 確かに、「サッカースタジアム」は、サッカーをしている子どもたち、ワールドカップなどというキーワードだけを聞けば、これもまた「夢がある」部分かもしれません。

 しかしながら、行政主導となると問題点が数点。


 ①建設費が100億円以上に及ぶ(大学病院誘致とは違い、広い意味での区民の方からの理解を得ることが困難。)

 ②建設費とは別にインフラ整備の費用と物理的な問題がある。(現在の豊島園通りは、夏のプール時期や成人式の日など、それだけで渋滞になる)

 ③企業の安定性が確保できるのか!?(東京ヴェルディは、これまで読売→日テレ→Jリーグとオーナーが変わっている)


 など、そう簡単に解決できない大きな課題と難題が!?


 先ずは、担当課の管理職に会派として話を聞いたところ、
 
 現在、区と東京Vは、スポーツ交流を行っている。
 選択肢と可能性としては、全くゼロとは言えないが、現時点においては課題が多すぎて、検討段階には及ばない。

 との主旨の返答でした。


 確かに、サンクスマッチや区内少年サッカーチームへ無償での指導者派遣等のスポーツ交流は行っています。
 また、商店街行事への参加や試合のハーフタイムに練馬産野菜が当たる抽選会もあったそうです。

 さらに、様ざまなECOプロジェクトにも取り組んでいるようなので、今後はその部分での交流も良いかもしれません。


 とまあ、この時点ではソフト面での交流が精一杯で、ハード面は今はまだ.....という感じですね。
 今後の社会情勢、区財政、チームの成長性等々を長~い目で見る必要があるでしょう。



 昔は、カズの大ファンで、川崎スタジアムまで観戦に行ったものですが。