元練馬区議会議員小川けいこの「ねりまなでしこ日記」

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納得いかない!郵政人事

2009年06月23日 16時04分39秒 | 小川けいこのプライベート日記
 天気予報通りに今日は暑いですね。監査で午前・午後と外に出ておりましたが、間違いなくシミの一つや二つ増えたはず.....皆さんも体調管理に気を配って下さいませ 


 ところで、暑いところにさらに血圧が上がりそうな記事が
 今朝の新聞の1面は、いずこも「西川社長続投」関連の記事です。


 続投する上での社内処分は、西川社長が報酬の30%を3か月間返上、副社長が10%を3か月返上、その他の経営陣3人は10%を2か月返上というもの。この時点で納得のいかない方が多いはず!!しかも、「かんぽの宿」売却にかかわった宿泊事業部長は担当を変更し、更迭とのこと。


 麻生首相がしきりに「民間の事業に国が直接介入するのは努めて避けるべき」とおっしゃっていますが、確かに郵政は民営化されました。
 しかし、国が持つ1/3の株式を除いて2017年9月までに民間に売却するというスケジュールが出たとはいえ、現時点では、国が株式の100%を持っているわけで、従って日本郵政に物を言えるのは政府しかないわけです。


 納得いかない!その1 どこもかしこも不景気で一般企業の給料やボーナスだって、なんの失態がなくとも普通に下がっている世の中で、この地位の人たちにとってこの処分が処分と言えるのか。私たちも、賞与は下がりましたもちろん。
 新聞を読んでいて思いだしたのですが、2008年に大王製紙が古紙の配合率偽装問題の際、社長が役員報酬全額を3か月間返上したということがありました。それよりも今回の処分は、甘いんですよね。


 納得いかない!その2 一国の大臣の更迭に対して、トップは3か月の報酬の一部返上で、更迭されたのは部長という処分は適切といえるのか


 納得いかない!その3 結果として佐藤総務大臣が今回の社長人事を了承したわけであるが、総務大臣が了承したというより、了承が条件のうえでの大臣就任という結果論だったのではないだろうか!?


 私も麻生総裁率いる自民党の一員なわけでありますが、国会より世論に近い立ち位置にいるので、今回の件はお腹に落ちません
 佐藤総務大臣ご自身もインタビューで、「国民の方に納得してもらえるかどうかはわからない」と前置きをされていましたが.....皆さんはいかがお考えでしょうか!?