昨日、私が
「もう一つ別のブログ立ち上げようと思う!!」
とある知り合いに言ったところ
「別の前に.....」
ハハハ

早くこのブログを更新しろってか
本当にお久しぶりでございます
平成22年度予算も無事に可決され、3月12日に第1回定例会が終了いたしました。
今回は、予算委員会の質問にも結構な回数で手を挙げました。ので、資料を集めたり、資料と睨めっこしたり、質問の構成を考えたりと4日間ほどは徹夜状態でした。

まるで大学時代の試験前のよう

最も、夜中にならないとスイッチが入らないんですよねぇ昔から
ということで、ブログをサボった理由にはまだ足りませんが、取り敢えず再開したということでご了承下さいませ。
それでは本題に!
我が会派では16日(火)に墨田区まで視察に行って参りました。
先ず始めは、2012年春完成予定の東京中がいや日本中がいやいや世界中が注目している
『東京スカイツリー』
に行って来ました。
現在の高さは、318mまで進んでいます。完成時は世界一の634m!!現時点でも相当な高さですが、目の前に墨田川が流れているせいか空間があり圧迫感はありませんでした。
東京スカイツリーの用途は、先ずは電波塔ではありますが展示場・展望台・飲食店・ホール等を始め当然ながら様々なコミュニティの拠点となります。
以前、区民の方から練馬区にタワーの誘致をという声もありました。
しかしながら、墨田区は相撲・墨田川の桜や花火・向島花街・繁華街で有名な錦糸町等々の賑わいに欠かせない資源が豊富な区であり、橋を渡ればそこは浅草という一般的な観光の視点からすれば最高の立地条件なわけで、「みどり」を全面の掲げる練馬区の目指す観光の視点はまた違うところにある思いますので、今後も我が区は我が区らしさを出していければ良いと思います。
話は戻りまして東京スカイツリーは、「日本の伝統」という視点を大切にしており、そのシルエットは伝統的日本建築などの「そり」や「むくり」を意識したものだそうです。
また、色についてもスカイツリーホワイトというオリジナルカラーで日本の伝統色である「藍白」が基になっているとのこと。
そして、完成時の夜間のライティングは江戸の心意気を意識した『粋』がテーマの水色、『雅』がテーマの江戸紫が1日毎に現れるそうです。(クリスマスなど特別な期間はまた違うようですが)
とにかく私自身、東京人としても日本人としても今から楽しみです
それにしても現場の皆さんはとっても大変です。説明の余談として聞いた話ですが、最上部の工事現場方々は朝、リュックサックにお弁当と固まるトイレ!を持参で登り、基本的には夕方の仕事終了まで降りて来ないそうです。
どうぞくれぐれもお気をつけて作業をなさって下さい
そして昼食後は、23区で初めて法人化した観光協会である「墨田区観光協会」でお話を伺いました。
当日のご説明いただいた事務局の方は、元墨田区役所で産業部長を務められた方とのことで、きっと名物部長だったに違いないというオーラでテキパキとしながらもユーモアと発想力に長けた説明で、一同フムフムと聞きいってしまいました。「区役所に世間課を作れば良い」という名言も印象的でした!!
また、事務局には旅行社から出向のスタッフもいて観光に対する意気込みをひしひしと感じました。
観光協会の取り組みしては、観光ガイドマップや案内ボランティアは当たり前で、ものづくり企業大賞・ものづくり探訪・安価にて区内企業、お店の宣伝映像制作・墨田フィルムコミッション勉強会(映画やドラマのロケ地誘致を観光誘致に繋げるため)・フロンティアすみだ(後継者から経営者がキャッチフレーズの若手経営者育成スクール。すでに6期生)等々、アイデアと営業努力がすごいんです
見習うところ多しでした

(墨田区観光協会オリジナルデザイン封筒。粋ですねぇ)
最後は観光協会事務所を後にして、最近女性誌の下町レトロ特集に取り上げられることも多い商店街、昭和の色と香りが残る『鳩の街商店街』を訪れました。
先輩議員いわく、
「ちい散歩に出てきそうだね~」
とのこと。ただ残念だったのは、火曜日定休のお店が殆んどでチェックしていたお店も全部お休み

残念.....また行くこととしよう。
ただ嬉しかったのは、すれ違う方や植木の手入れをしている方が、その場にスーツ姿が明らかに浮いていた私たちに対して親切だったこと。やはり人が一番大切です!
ところでこの日は、下町といえば風物詩の一つである「猫」をあまり見かけず、なぜかサブリミナル効果のように、うちのエンジェルとそっくりなチワワが

(パーマ屋さんの看板チワワ)

(嫁募集中のマザコン系チワワ)

余談
せっかく墨田区に来たのだから、昼食は「らしいところで」ということで『吉葉』さんに行きました。
ここが建てられたのは昭和29年で、大相撲の旧宮城野部屋がそのままお店として使われており、店の真ん中には国技館とまったく同じつくりの土俵がそのまま残されています。
店名は、当時角界一の美丈夫の誉れ高かった横綱吉葉山(八代目宮城野親方)の名前です。
10年以上前に訪れた際に本物の土俵を見て感動した記憶が残っていたので、会派の皆さんに推薦させてもらいました。
やはりランチは夜よりリーズナブルに定食があるので、私たちの周囲も昼食をとるサラリーマン、OLの方たちで混んでいました。外国人のお客様の姿もちらほら。

(別に土俵入りじゃありません

)

『割烹吉葉』 墨田区横網2-14-5 (3623)4480 ※国技館から徒歩7分位とのこと