7月 4日
事前に打ち合わせしていた?
こないだのコスモス(コーラスサークル)練習日。
アタイが一方通行の裏道を、自転車で練習会場へ向かっているときに、後ろ
から車が近づいてきました。
ヘンだなぁ。抜いていかないなぁ?と思っていたら、「たまおさぁ~ん」
とソプラノの叫び声が。
止まって後ろを振り向いたら、車を運転していたのは先生でした。
「コインパーキングが見つからないのよ。練習する施設に提出する書類を
渡すから、出しておいて」と、頼まれました。
それから10分後ぐらいにやってきました。ずいぶん離れた場所でやっと
駐車場を見つけたみたいです。それでも練習開始時間には間に合いました。
練習開始。このところずぅ~と同じ曲をやっているんですが、これが
難しい(難しいから長くやって、少しずつ覚えている)。
練習途中で先生がチョイと横道。「こないだ別の合唱練習で宇宙との交信
みたいになったのよ。合唱がオケより1拍半ぐらい遅れたの」
「たしかに宇宙からの電波みたいだった。声が遅れてやってくる」
「どうしてそうなると思う?」
「だれかが出るのをみんなが待っているじゃないかなぁ?」
「一人が出たら、そのあとに続く。自分が先に声を出したくない」
「そうそう。また別のコーラス練習で、その団の先生が『ペンギンがエサを
獲るためには崖から海へ飛び込まなきゃいけないんだけど、ペンギンは崖の
上でウロウロして、だれかが先に行くか飛び込むか、みんな待っている。
1匹が後ろから押されて落ちるように飛び込むと、やっと次々と崖から飛び
出していく』と言ってたのよ」
「まさにそれだよ。海に入らないとエサが獲れないけど、海には天敵の
シャチとかサメがいるかもしれない。一番最初に飛び込むと、餌食になる
可能性が高いから、みんなイヤがる。合唱も同じようなもので、先に歌い
出したくない」
その場ではそういうような結論になりました。
で、練習は進み。
「歌とか合唱とかオーケストラの楽器とか演奏とかが、箱根のほら、あれ
みたいに、えーと組み合わせてできている・・」と、先生。
「寄木細工」と、アタイ。
「そう、寄木細工みたいに組み合わされてできているのよ」
「まーっ、たまおさんは寄木細工ということがよくわかったわねぇ」
「ほんとね。タイミングよく答えがでる」
「そりゃそうだよ。事前に打ち合わせしているんだから」
どっかーん!大爆笑。
歌も笑いも間が大事ですねぇ。(^^)/