たまおのページ

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すまほがいのち

2021年05月10日 | Weblog
 5月 10日

 スマホが命づな。

 スマホを常時持っていないと不安でしょうがない。スマホを手放せない。
友だちとチャットする。動画を観たり音楽を聴く。ゲームを何時間もやる。
そんな スマホ命 という人たちのことではありません。

 スマホが無いと生活困窮してしまう。職につけない住むところもなくなる。
そんな スマホが命綱 という人たちのことです。

 結論、今の時代はメシを食えなくても、まともな家(部屋)に住むことが
できなくても、とにかくスマホを手放さないことが一番大事。そんな世の中に
なっています。

 スマホを失くしただけで・・・というような映画がありましたが、それ以上
にスマホを持てない人たちは命の危険を感じているようです。
 そういうことに気が付かなくて、「生活が苦しくなってきたから、スマホを
持っていられない」と解約した人。そのときは仕事もあるし住む場所があったので、まさかこんなことになるなんて。って、後で後悔することになる。

 それはね。コロナなどでバイトやパートの仕事先からクビになった。そう
すると社宅(会社保有の宿泊施設)から追い出される。金があるうちはネット
カフェやサウナなどを転々としていたんだけど、そろそろ金が無くなったから
次の仕事を探そうとする。
 そのときにスマホが無いと仕事を見つけることが困難なことに気が付くん
だよね。

 身分証明が無い、住所不定だと携帯電話会社は契約してくれませんよ。
 仕事先を見つけたとしても、連絡先が分からない人はお断り。
 うーばーいーつ などの食べ物配達(デリバリー)をやろうにも、スマホは
必須アイテム。

 どうしようもなくなって、生活支援団体の生活相談や炊き出しを受けること
になる。もちろん路上生活ですよ。(支援団体の中にはスマホを貸してくれる
ところもあるそうです)
 スマホと金を借りて、それからやっと仕事を見つけることができる。
 
 アタイがボランティア参加している団体にも生活困窮者がたくさん来ます。
初めてボランティアに参加した大学生が「世の中にはいろいろな人がいる。
それが分かりました」と言っていましたが、食料を受け取りに来られる人は
までマシです。徒歩の人もいるけど、大多数の人たちは電車で来るんだし、
利用者登録などはネットですからね。

 アタイ、スマホは持っているけど、使用料は2000円以下だね。(^^)/
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