たまおのページ

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ねっとかふぇなんみんちょさ

2018年02月01日 | Weblog
 2月 1日

 「住居喪失不安定就労者等の実態に関する調査」結果。概要
 
 東京都で実施した「昼夜滞在可能な店舗で寝泊りしながら不安定就労に
従事」する「住居喪失不安定就労者等の実態」について、店舗や店舗利用者に
対する調査(調査期間2016年12月~2017年1月)結果概要です。

 簡単にいうと、いわゆる「ネットカフェ難民」が1日当たり4000人と
みられる。という結果でした。

・調査対象店舗は
 インターネットカフェ・漫画喫茶・サウナ等 502店舗で、有効回答は
 222店舗。
・調査手法は 訪問面接及び電話調査
・主な調査項目は
 平日(月曜日~木曜日)1日あたりの平均的なオールナイト利用者概数、
 週の半分以上利用する常連者概数等。

 オールナイトでこれらの店を利用している人へのアンケート調査として、
利用状況や利用の理由など8項目について調べたところ、住居喪失又は住居
喪失に近い者が363人(有効回答数)という結果だったそうです。

 この調査から平日1日当たり都内で約1万5300人が、これらの施設に
宿泊していると推計され、そのうち約5100人が常連と考えられるそうです。
 寝泊まりしている人の中にはチャンと理由がある人もいるわけで、全てが
「ネットカフェ難民」ではないんだよね。

 今回の調査で、オールナイト利用者946人(有効回答数)の86%
ほどが男性。(つまり女性も14%程度いる)
 利用理由は
・「旅行・出張中の宿がわり」が37%と最も多かった。
・「住居がなく、寝泊りするため」が26%(この数値から、住居喪失者は
 約4000人と算出された)
・「遊び・仕事で遅くなった」13%
  などです。

 住居喪失者4000人のうち、パート・アルバイト、派遣労働者や契約
社員など不安定な働き方をしている人が3000人ほどであり、年代別では
30代が38%強で一番多かったそうです。(次は50代で28%)

 さらに、住居が無い客ら363人に聞き取り調査を実施したところ。
 店舗の他に、路上でも寝泊まりする人は44%ほど。
 1ヶ月の収入は11万~15万円が47%と最多で、無収入が11%。

 調査担当者は「今の30代はリーマン・ショック後の派遣切りや雇い止めの
影響が大きいと推定される。50代が多いのは、仕事を辞めると再就職が
困難だからではないか」としています。

 アタイ、ネットカフェ・漫画喫茶・サウナなどに入ったこともないです。
(カプセルホテルは1度だけ利用したことがあるかも?)
 我が家の近所、公園のベンチで夜を過ごす人がいます。この時期寒くて
凍死するんじゃないかねぇ?

 ということで、東京都の路上生活者についてチョコッと調べました。
 昨年の1月時点ですが、1397人であり、そのうち街中が754人、
河川643人となっています。
 ここ数年は少しずつですが減少しています。(やはり冬より夏のほうが
多くなります)

 毎年、隅田川花火大会のとき、隅田川の両岸にあるブルーテントが
撤去されます。東京オリンピックのときには都内全域で同じようなことが
行われるんでしょね。
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