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とうふていぎ

2017年06月13日 | Weblog
 6月 13日

 「豆腐」を定義するそうです。

 豆腐の定義が曖昧だったので、業界として定義するそうです。
 事業者に説明、公正取引委員会での審査などをへて、消費者庁へ認定申請し、
2019年3月末の認定・告示を目指すんだって。

 現在は、大豆の使用割合が多く、製法にもこだわった製品と、大豆の含有量が
少なくて、大量生産する品が、「豆腐」という表示(同じくくり)で販売されて
います。

 品質に応じた製品表示で、不当廉売を防ぎたい。大豆生産者や製造・販売者の
利益を守るためにも定義が必要だ。ということだそうです。
 で、その定義ですが、豆腐に含まれる大豆の割合「大豆固形分」を基準に、
・10%以上を「とうふ」
・8%以上を「調製とうふ」
・6%以上を「加工とうふ」
     と大まかに分類する。(6%未満やたまご豆腐などは除外する)

 豆腐一丁に大豆はそんだけしか含まれていないんですねぇ。(固形分として)
 豆腐は水分が多いというのはみなさんもよくご存じですよね。
 で、チョイと調べてみました。(「日本豆腐協会」の数値です)
 もめん豆腐は86.8%、きぬごし豆腐だと89.4%が水分です。

 ということは、新しく定義される「豆腐」というのは大豆10%以上の
製品ですから、もめん豆腐の場合だと 
 86.8%(水分)+大豆(10%)=96.8%となり
 残り3%ほどが凝固剤(にがりや別のカルシウムやマグネシウムなど)
消泡剤(食品乳化剤)などになりますね。

 豆腐一丁は地域によって違いますが、東京だと300g~350gほど
です。ということは一丁あたりで大豆成分は30g~40g程度になる。
 でね。スーパーで売られている豆腐とデパートの豆腐と町の豆腐屋さんと、
最近見かける車やリヤカーで街売り(移動販売)している豆腐とは値段に
大きなひらきがあります。

 一丁の大豆を作るための大豆使用量(大豆成分の含有量ではない)は
 高級品で120g
 一般品で100g
 安い品で70~90g
    ほどだそうです。 それほど大きな差は無いですね。

 そこで考えた。
 値段の差は大豆の含有量とかだけじゃなくって、大豆の質と製造方法にも
あるんだろうな。って。
 手作り少量と工場大量では、やはりコストが違いますもん。

・国産の厳選した大豆を使用  - 外国産(米国産など)大豆
・一丁当たりの大豆使用量が多い- 少ない
・天然にがりを使用      - 化学薬品(硫酸カルシウム等で凝固)
・一貫した手作り       - 工場大量生産

 さてさて、どんな定義になるのか? 
 でもまぁ一歩前進するのはいいことです。
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