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ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

もりた屋 @名古屋市緑区・左京山

2022年12月16日 | 名古屋(港区・南区・緑区)

ある休日の昼に緑警察署のすぐ横にある麺類食堂「もりた屋」へ。以前から寄ってみたかった店だが、駐車場があるかどうか分からなかった。店の横の三角地に1台と、路地を挟んだ未舗装の駐車場に数台停めることが出来るようだ。車を停めて暖簾をくぐって店内へ。中はやや暗めだが、カウンター席と土間にテーブル席が2つ程あり、いかにも昭和の食堂という感じ。照明は落としてあるが奥には小上がりもあるのかな。ご高齢の夫婦でやっていらっしゃる。何にしようか迷ったが、壁に貼られた品書きに「オムライス&エビフライセット」という自分の好物の並んだセットがあったのでお願いした。すぐに三角形の紙ナプキンとスプーンが用意される。

まずは”moritaya"と銘が入った平皿に盛られた「エビフライ」が供された。セットとはいってもエビフライはなかなか大きなサイズが2本ものっているフルサイズ。付け合わせはポテサラにレタス、千切りキャベツ、きゅうり、人参、パセリ、トマトと多彩。エビフライは15cm以上あるんじゃないかな。細目の衣でサクッと揚がっており、旨い。タルタルソースとかマヨネーズは付いていないのでそのまま食べたり卓上のソースを少し垂らしたりして楽しんだ。途中で「オムライス」も完成。これもセットとは思えないほどしっかりとした量。綺麗な焼き目の薄皮玉子タイプで、てっぺんに少しケチャップが垂らしてあり、乳脂の香りがしっかりと立ち上がってくる。中は玉ねぎの入ったチキン・ケチャップライス。軟らかに仕上がってこちらも旨い。これにもまたポテサラと千切りキャベツの付け合わせが付いているのでお腹ははち切れそうになる。これでこの値段って凄いナ。

食べていると主人がテレビを眺めながら話しかけてきた。何でもつい最近、東海地方の某テレビ局から取材申し込みが入ったのだそう。でも”小さい店だし、歳も80過ぎて混んでも困る”から断る予定なのだとか。それでもそんな話をする主人はどことなく嬉しそう。自分もこの店を知ったのはまだ最近だが、この内容でこの値段なら確かに他の人にも勧めたくなる。(勘定は¥1,200)

 

もりた屋

愛知県名古屋市緑区青山3-1

 

( 名古屋 なごや もりたや 麺類食堂 食堂 大衆食堂 洋食 海老フライ 定食 丼物 うどん そば 蕎麦 ラーメン 中華そば )

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Another Green World / Eno

2022年12月15日 | プログレッシヴ・ロック

Another Green World / Brian Eno (1975)

ブライアン・イーノの1975年発売のオリジナル・アルバム「Another Green World」。以前から時々聴いているイーノ。自分の世代だとすでにアンビエントとか、プロデューサーとしての彼の方が馴染みがある。こちらはロキシー・ミュージック(Roxy Music)を脱退してソロに転向して3枚目の作品ではあるが、ロック色は薄れ、だんだん環境音楽的なアプローチが増えつつあった頃の作品。なのでヴォーカルが入っている曲は少ない。当時同様のアプローチに傾いていたキング・クリムゾン(King Crimson)のロバート・フリップ(Robert Fripp)や、元ヴェルベット・アンダーグラウンド(The Velvet Underground)のジョン・ケイル(John Cale)、ジェネシス(Genesis)のフィル・コリンズ(Phil Collins)らが参加している。

冒頭の数曲の展開はまだロックらしさが残っていて、詳しくないがジャズ系だというPercy Jonesのフレットレス・ベースとノイジーなギターの組み合わせがかっこいい。ただその後は所謂ロック構文は消え、彼独自の音世界になっていく。もちろんイーノはヴォーカルの無い曲でも、ほぼ全ての楽器演奏に加えて電子機器の操作も行っており、その才能を余すところなく見せつけている。アナログ全盛の75年当時のシンセサイザーがどんな具合だったのか、このアルバムにどれだけ形を残しているのかは分からないが、当時”アンビエント”なんてワードは使われていなかったはずだし、かなり異質なものとして聴かれたんじゃないだろうか。今聴いても全然古びていないのが凄い。

ネット・ショップにて購入(¥530)

  • レーベル ‏ : ‎ E.G. Records
  • ASIN ‏ : ‎ B000003S0U
  • ディスク枚数 ‏ : ‎ 1

 

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角浅 @岐阜県羽島郡笠松町 (3)

2022年12月15日 | 岐阜県(岐阜・老舗)

笠松町の人気手打ちうどん店「角浅」へ。店舗を新しく建て直してからはや3年程経つが、新規開店当初に寄って駐車場がいっぱいで引き返したので、新しい店に入るのは今回が初めて。以前の昭和のうどん屋然とした店構えからモダンな店に様変わりした。中休みをとるようになってしまったのは残念。店内には大テーブルが2つ、小テーブルが2つ、掘りごたつ式の小上がり席が3つ程。それに加えて入口近くにカウンター席が少し用意してある。カウンター席に案内され品書きを眺める。以前のことは忘れてしまったが、こちらって通常の「きしめん」って品書きに無かったっけ? 見つからなかったので限定品だろう「いりこかけうどん」っていうのにしてみた。

しばらくして運ばれた「いりこかけうどん」は小振りな鉢に盛られており、九州の淡口醤油を使っているとかでつゆが澄んだ色をしている。なみなみと注がれたつゆは手繰る前からいりこの強い香りが立ち昇っている。刻みネギ、大根おろし、すり生姜、そしてすだちは別皿に用意されている。つゆを啜るとしっかりと塩分高め。香りと共にぐわっと迫ってくる。麺は軟らかい口当たりでコシが強い訳ではないが、かといってふにゃふにゃという訳ではなく、しっかりと張りもあって旨い麺。薬味を少しづつ加えながら立ち昇る香りと麺を一緒に楽しんだ。次は煮込みうどんとおにぎりにしてみようかな。(勘定は¥825)

以前の記事はこちら (1)(2

 

手打ちうどん・丼物 角浅

岐阜県羽島郡笠松町田代820-1

 

( 岐阜 ぎふ 笠松 かさまつ かくあさ 饂飩 うどん 麺類食堂 大衆食堂 ごんた ゴン太 幅広きしめん 手打ち 手打うどん いりこ出汁 )

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七福庵 @岐阜県加茂郡川辺町

2022年12月14日 | 岐阜県(中濃)

東京の叔母と老母を連れて八百津~七宗町方面へドライブの続き。八百津で栗きんとんを買った後は昼食で41号線沿いの「七福庵」へ。車を停めて暖簾をくぐり手の消毒を済ませるといきなり注文と支払いを求められた。コロナ対応でそうしているのだそうだ。でも入ってすぐ3人分の注文なんてなかなか決められない。店員もそのやり方の説明が要るし、結局入口付近にみんな集まって品書きを眺めながら店員にああだこうだと立って話すことになった。もちろんマスクはしているが、逆にあまり良くない対策って気がしないでもない。結局皆一緒にしようとランチの中から「ざるそばセット」をお願いした。その場で支払いテーブル席に腰掛けた。

しばらくして盆にのって運ばれた「ざるそばセット」は、ざるそば、小さい椀の天丼、もやしのお浸し、つぼ漬け、という内容。ざるそばには刻み海苔がのせられ、刻みネギとわさびは別皿に。そばは手打ちのようだが、色白の更科そばといっていいような姿。つゆは辛汁…というよりは塩気が強いちょっと独特な風味。そばは軟らかめの食感。このつゆとの相性はどうかな。それにこのそばでは刻み海苔はちょっと邪魔な気もする。天丼は、海老、きす、さつまいも等。こちらのつゆの風味は薄め。天種の他に揚げ玉がたくさん入れられているがこれは蛇足。食べ終わって、ついもう一度勘定しようとしてしまった(笑)。(勘定は¥3,300/3人)

 


 

↓ 八百津の「旧八百津発電所資料館(旧・名古屋電力㈱八百津発電所)」(明治44年・1911・建造 ※国重要文化財)とはまた違った風景がいい。資料館は相変わらずこの日も開館していなかった。川底が見えるくらい水位がかなり低いのは雨が少ないからか、何かの工事でもあったのか。

↓ 食後に立ち寄った七宗町の「飛水峡。41号線を見慣れた我々には慣れた風景だが、ゴツゴツとした岩肌が続く川辺は、車に乗ることの少ない東京の叔母にはあまり見られない景色で喜んでもらえた。この辺りは思ったより紅葉する木々は多くない。

 


 

 

七福庵

岐阜県加茂郡川辺町下麻生567-2

 

( 川辺町 かわべちょう ひちそうちょう ひちふくあん しちふくあん 蕎麦 そば 手打ちそば 手打そば 紅葉 ひすいきょう )

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八千代味清 @名古屋市中村区・稲葉地 (2)

2022年12月13日 | 名古屋(中村区・西区)

久しぶりに中村区稲葉地の「八千代味清」へ。この日は近くの100年余りの歴史がある和菓子屋「両口屋是秋」に寄ったが、シャッターに廃業の知らせが貼られてガックリきたところだった。昼は近くでとこちらに来たが、久しぶりといっても実は何度か寄ってはいて、コロナ対策だったり臨時休業だったりして数度振られている。開店してすぐの時間だったので覚悟はしていたが、店内はテーブル席が全て埋まっている盛況ぶり。カウンターのみ空いていたので座らせてもらう。まだ誰も食べ始めていないのでちょっと時間がかかりそう。厨房から給仕の女将さんにも「時間がかかるよ」と注意が入っている。注文したのは「ミックスフライ定食」。カツはソースで、選べるご飯は白米でお願いした。注文してからメニューにない「カキフライ」が貼り出してあることに気付く。ちょっとだけ後悔。店での注文の他にも持ち帰りやオードブルの注文も入っている様子。そりゃ忙しいはずだ。

とはいっても覚悟していたよりは早く「ミックスフライ定食」が登場。3つにカットされた小さいヒレカツ、2つにカットされた中サイズのエビフライ、そしてカニクリームコロッケという布陣。これにライスと味噌汁が付く。最初にかぶりついたヒレカツの一口めですでに口内をしっかり火傷…(苦笑)。とんかつソースと辛子でいただく。エビフライは少し衣が厚め。タルタルソースはもう少し欲しいなァ。カニクリームコロッケは濃厚な味わい。添えられたトマトソースも旨い。卓上には漬物の他、オリジナルのドレッシングやゴマドレ、岩塩、ふりかけ、胡麻、ソースと豊富な調味料。酸味のしっかりとしたオリジナル・ドレッシングが口内の火傷に滲みる(笑)。三つ葉、牛蒡、わかめ、大根と豊富な具材の味噌汁もいい感じ。どのパーツも旨いなァ。綺麗に平らげて勘定してもらった。次は「カキフライ」、いけるかな。(勘定は¥2,300)

以前の記事はこちら

 

名代とんかつ 八千代味清

愛知県名古屋市中村区稲葉地本通2-9-1

 

( 太閤通 たいこうどおり 中村公園 なかむらこうえん 稲葉地公園 いなばじ公園 やちよあじせい 八千代 名代とんかつ 洋食 とんかつ ) 

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B' BOOM / King Crimson

2022年12月12日 | プログレッシヴ・ロック

B' BOOM / King Crimson (1995)

キング・クリムゾンの1994年10月のアルゼンチン公演を収録したライヴ・アルバム。当初からライヴ・アルバムの発売予定があった訳ではなく、音源はミキシング・デスクのDATかららしい。副題が”Official Bootleg - Live In Argentina”となっていることから分かるように、当時世に出回った海賊盤対策で急遽発表した音源だったとか。さすが海賊盤嫌いのロバート・フリップ(Robert Fripp)。当時は所謂ダブル・トリオ期(ギター2、ベース2、ドラム2というバンド編成)。

キング・クリムゾンはライヴで演奏してからオリジナル・アルバムに収録する傾向があるらしく、このライヴもミニ・アルバムの「VROOOM」は発売されていたものの、オリジナル・アルバムの「THRAK」発売前とあって、まだまだ新しい曲の演奏はこなれておらず荒っぽい感じも見て取れる。特に2人のドラムスのバタバタ感はいくつか見られ、パートによってはコレ2人居ない方が…なんて所もなくはない。じゃあ聴くに堪えない酷い演奏かというと、そこはさすが手練れ揃いのクリムゾン、しっかり標準以上のアンサンブルを楽しませてくれる。1-04「Red」なんて痺れる演奏。この頃のエイドリアン・ブリュー(Adrian Belew)のヴォーカルも伸びがあってイイ感じ。何しろ10年ぶりのツアー、その初期の演奏なのにこのクオリティーっていうのが凄い。

amazonにて購入(¥656)

  • Label ‏ : ‎ Pinnacle
  • ASIN ‏ : ‎ B0000071CO
  • Disc ‏ : ‎ 2
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ひらく @岐阜県岐阜市 (2)

2022年12月12日 | 岐阜県(岐阜)

愛知県犬山市に用事があった雨降りのある日、妻と途中で昼食をと寄ったのは岐阜市前一色西町にあるうどん屋「ひらく」。同じ入口で、中で喫茶店とうどん屋に分かれている。悪天候にも関わらず、この日もほぼ満席の盛況ぶり。休日だったこともあって家族連れが多い。給仕の女性は3人も居て、あっちへこっちへと忙しく立ち働いている。品書きから選んだのは自分がどんな内容なのか気になって頼んだ「磯ちどりころ」、妻が「天ぷらうどん」。

しばらくして運ばれた「磯ちどりころ」は、天ぷらののったころうどんで、海老が3つ、ナス、かぼちゃ、さつまいも、大葉、そして薬味の大根おろしとすり生姜がのっている。つゆは最初からかかっておらず徳利の中に。濃いめのつゆを回しかけていただく。花の咲いた衣の天ぷらは揚げ立て。うどんはやや平打ち。手打ちでしっかりとした弾力があり、相変わらず旨い麺だ。冷水でキンキンに締めていないのも自分の好みに合っていていい感じ。海苔は使ってなかったのでどうして”磯ちどり”なのかは知らないが(※一般的に”磯”と付くと海苔が使ってある品が多い)ころなので食べ易く、あっという間に手繰り終えた。妻の「天ぷらうどん」は海老が大きくて、これまた旨そうだ。次こそは喫茶店側にも行ってみないと。(勘定は¥2,000程)

以前の記事はこちら (1

この後の記事はこちら (3

手打ち うどん・そば ひらく

岐阜県岐阜市前一色西町11-7

 

( 岐阜 ぎふ ひらく 平工 饂飩 うどん そば いそおろしうどん てんぷらうどん 手打うどん 手打ちうどん 喫茶 コーヒー )

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開進亭 @愛知県犬山市 (5)

2022年12月11日 | 愛知県(尾張・老舗)

久しぶりに犬山のレストラン「開進亭」へ。近所にある駐車場に車を停め店内へ。相変わらずテレビの音が大きい。この日は厨房に男性が2人居る様子。初めてかも。この日は以前からずっとどんなメニューなのか気になっていた「メキシコサラダ」と決めていた。高齢の給仕のお母さんに「メキシコサラダ」をお願いするも「ご飯は付いてないよ。」とのこと。サラダにしてはなかなかの金額だったので、てっきりパンか何かとセットになっているメニューかなと思っていた。という訳でご飯物の「チャーハン」もお願いすることに。注文が通ったと思ったら厨房から何やら揉めている声が聞こえてくる(苦笑)。材料で足りないものでもあったかな…。

しばらくして大きな平皿に盛られた「メキシコサラダ」が登場。どんなものか全く想像がつかなかったが、手前に肉が3種(牛、豚、鶏)も盛られていて、後ろにはポテサラ、ホワイトアスパラ、レタス、キュウリ、短冊のハム、スライストマト、千切りキャベツ、ゆで玉子とたっぷり。野菜には酸味弱めのフレンチ・ドレッシングがかかっており、肉類の味付けはソース。それもウスター・ソースか濃口ソースといった感じ。それぞれ味付けは変えてあるのかなと食べ比べてみたが同じもののよう。少し辛味が足してあるかな。どの辺りが”メキシコ”なのかさっぱり分からないが(笑)、興味深い。後から「チャーハン」がローマ字の銘の入った皿に丸くこんもりと盛られて出てきた。脇には紅生姜が添えてある。ご飯の色付きは濃いめで、具材は玉子の他に、赤いのはカニカマかな? 玉ねぎとタケノコがダイス状にカットされているのが面白い。これまた美味しくいただいた。ホワイトボードにはメニューに無い「海老フライ定食」や「ミンチカツ定食」が書かれていた。次はそのどちらかにしてみようかな。(勘定は¥1,700)

以前の記事はこちら  (1)(2)(3)(4

 

和・洋レストラン 開進亭

愛知県犬山市犬山西古券267

 

( 犬山 いぬやま 犬山城 かいしんてい 洋食 洋食店 レストラン 定食 メキシコ・サラダ 炒飯 )

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羽林 @名古屋市中村区・名駅

2022年12月10日 | 名古屋(中村区・西区)

名古屋駅から歩いて10分程のビルのテナントに入っている中華料理屋「羽林」へ。ずっと前からある店だが、読み方は「うりん」でいいのかな(未確認)。入口は大通りとは反対側の路地に面している。この辺りを歩くときはたいてい円頓寺商店街か柳橋で食べた後なので、いつも入りたいなとは思いつつ果たせていなかった。この日も昼は軽く食べていたが、ちょっと呑んで行こうと中へ。中休みが無いようでいつでも入れるのが嬉しい。店内はカウンター席が6つ、テーブル席が5つほど。いかにも昭和の中華料理屋という感じの赤いプラスチックの品書きの札が壁に掛けてある。年配の主人が1人。まずは「ビール(中)」を。そして「ギョウザ」と「ニライタメ」をお願いした。

のんびりとした午後の時間、主人の扱う鉄鍋のカンカンという音が響く。まずは「ギョウザ」。薄皮のものが6つ。片面はしっかりと焼き目が付いている。餡にはニラがたっぷり。旨い。「ニライタメ」はニラ、豚肉、タケノコ、玉ねぎ、もやし、人参、椎茸と具材が賑やか。油たっぷりで炒めてあり、味付けも濃いめ。中華料理屋の炒め物はこれでなきゃ。熱々のところを口に放り込み、ビールで油を流す。あぁ、旨い。卓上の山椒が(今となっては)高価な「飛騨山椒」。自宅に生えている山椒の実を挽くようになる前は愛用していた山椒だ。何にでも山椒を使いたがる山椒バカなので餃子のタレや炒め物にも振って楽しんだ。ビールをもう1本と何かを追加しようか迷ったが何とか踏みとどまる。昼食+コレでは明らかに食べ過ぎだが幸せな午後になった。(¥1,500)

 

ラーメン・ギョウザの羽林

愛知県名古屋市中村区名駅5-16-17 

 

( 名古屋 なごや 名駅 めいえき 国際センター うりん うーりん 中華料理 中国料理 中華そば 餃子 ギョーザ ぎょうざ )

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Lucky Thirteen / Neil Young

2022年12月09日 | クラシック・ロック

Lucky Thirteen / Neil Young (1993)

ニール・ヤング(Neil Young)がゲフィンに在籍した1982年から87年の時期から選曲されたコンピレーション盤。その間に発表されたオリジナル・アルバムは「Trans」(’82)「Everybody's Rockin'」(’83)「Old Ways」(’85)「Landing On Water」(’86)「Life」(’87)の5枚。正直言ってニールのディスコグラフィーの中では一番地味というか人気の無かった時期といっていいんじゃないか。自分が持っているのは「Life」のみ。あまり詳しく調べていないしライナーもしっかり読んでいないが、このアルバムではライヴに加えて既発曲もオリジナルとは違うヴァージョンだったり、未発表曲も入っているのだそう。

自分も当時、音楽雑誌で「ニール・ヤングが”テクノ”に」なんていう記事を読んだことを覚えているが、その時期とも重なるはず。どんなものかと聴いてみたがそう解説されたと思われる曲は最初の2曲程度で、ヴォコーダーを使ってヴォーカルがそれっぽくなってはいるし、音的に80年代らしさが強いものの、3曲目以降の演奏は以前とそう変わらず、アコースティックな楽曲や、カントリー・タッチな曲、ハードなギター中心のバンド・サウンドの通常営業で拍子抜け。ただニールは時々の世相や音楽の流行にも臆せずチャレンジしていくので、パンク寄りだったり、ロカビリー寄りだったりすることもあるので、そういう姿勢がこのコンピにも見て取れる。そうやって自分の興味というか引っ掛かったものに正直にどん欲に身を投じるアティチュードはさすが。

ネットショップで購入(¥458)

  • Label ‏ : ‎ Geffen Records
  • ASIN ‏ : ‎ B000000OSM
  • Disc ‏ : ‎ 1
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