ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

後藤食品 @岐阜県加茂郡八百津町

2020年10月09日 | 岐阜県(中濃)

美濃加茂市を過ぎて八百津町方面へのドライヴ。「五宝の滝」へ行く前に昼はどうしようかと相談したところ、嫁はまだ店には入りたくないとのことだったので(コロナ第2波渦中)、途中で弁当を買っていくことに。寄ったのは時々テレビ等のメディアにも取り上げられるスーパー「後藤食品」。自分は以前にも何度か入ったことがあるが嫁は初めてとのこと。外からはとても流行っているスーパーには見えないが、中に入るとその特異さが分かる。季節になると地元特産の品(今なら松茸、きのこ類など)も豊富に並び、「ヘボあります」の看板も(※ヘボ=蜂の幼虫。この地域ではヘボ飯などにして食べる)。所狭しと並べられた食品の数々には段ボールの切れ端に殴り書きで値段が(読めない・笑)。その値段も物によっては安くて驚くが、倉庫側には賞味期限が切れそうになった、あるいは切れた商品をてんこ盛りにして激安で放出していたり、海の無い県のさらに山奥にありながらどういう仕入れルートがあるのか新鮮な海の魚が豊富で、もちろん鰻など川魚もあり見ていて飽きない。惣菜や弁当もこちらで作って並べているので、その中から家族がめいめいに好きな弁当を選んでお茶と一緒に購入した。

道中に寄った棚田(赤薙棚田、上代田棚田)の風景を見ながらどこかで食べられる場所はないか探すも見つからず、結局上代田棚田のど真ん中に車を停めて、ワゴン車の窓を開けていただくことに(←なんて場所で食べてるんだ…)。自分が買ってきたのは「とんてきと鮭の弁当」。安い弁当なので期待していなかったが、鮭はきちんと塩辛く、とんてきも薄いとはいえなかなか。ポテサラも付いていて、ごま塩を振ったご飯とペットボトルのお茶でいただいた。嫁の買った「松茸御飯」も旨い。何しろ綺麗な棚田に囲まれて食べているシチュエーションがプライスレス(かなり暑かったが…)。次は車にクーラーボックスでも積んで魚を丸ごと買って捌いてみようかな。(勘定は弁当¥290、お茶¥90)

 


 

↓ 直前に寄った「赤薙棚田」は車を停めて観られる場所が見つからなかったが、こちら「上代田棚田」は空も抜けて素晴らしい景色を楽しめた。訪問したのは8月終わりだったのでもう今は稲刈りの時期だろうか。きっと稲穂が綺麗だろうなァ。

 

↓ 帰りに寄った絶景の近代建築「旧八百津発電所資料館(旧・名古屋電力㈱八百津発電所)」(明治44年・1911・建造 ※国重要文化財)。現在は耐震やコロナの問題から内部公開を中止しているとのこと。門柱(写真下右)も創建当時のものだろうか。

 

↓ 以前にも立ち寄った「新旅足橋(しんたびそこばし)」。なんとその橋の真ん中に「岐阜バンジー」なる215mの高さを”金(弐萬圓也)を払って”落下する酔狂なバンジージャンプ施設が完成していた。日本一の高低差なのだとか。ウイングスーツを着て落下する場面も見たが…。見ているだけで冷汗が…。

 

 


 

後藤食品

岐阜県加茂郡八百津町野上1246-1

 

( 八百津 やおつ 後藤食料品店 スーパー スーパーマーケット 八百津松茸市場 鮮魚 弁当 安売り まつたけ 松茸ごはん 棚田 近代建築 バンジー日本一 ) 


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