ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

The Scene Changes / The Amazing Bud Powell

2022年12月18日 | ジャズ

The Scene Changes / The Amazing Bud Powell (1959)

1959年にブルー・ノートから発売されたバド・パウエル(Bud Powell)のアルバム「The Scene Changes」。冒頭の「Cleopatra's Dream(クレオパトラの夢)」は数多のテレビ番組等のジングルに使われたので知っている方も多いだろう。なんて知っている振りをしているが、自分は彼のアルバムは他に1枚しか持っておらず、件の曲も名曲として確立されているのでコンピレーション盤で聴くことが圧倒的に多かった。このアルバムでのベースはポール・チェンバース(Paul Chambers)、ドラムスはアート・テイラー(Art Taylor)が担当している。

気持ち良く鍵盤を転がるわりにははっきりとしたタッチのピアノが心地良い。でもこのアルバムが録音された時期は麻薬やアルコールのせいで精神疾患を患っており、指の動きを含めて彼のキャリアからいくと”不調期”に当たるのだそうだ。才能っていうのは恐ろしい…。そうやって知ってから聴くと一部は指がもたついているようにも聴こえなくもないが、さすがにそれは自分の先入観のなせるわざだろう。ピアノの向こうに終始うめき声ともつかない声が聞こえるのは彼の特徴で、演奏中に出てしまう声をマイクが拾っているのだとか。

中古店にて購入(¥290)

  • Label ‏ : ‎ Blue Note Records
  • ASIN ‏ : ‎ B000005H5B
  • Disc ‏ : ‎ 1
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かぎや @名古屋市中川区・尾頭橋

2022年12月18日 | 名古屋(熱田区・中川区)

金山駅の西、尾頭橋付近はJRAの施設があるため昼間でも酒が呑める店がちらほら。その施設のすぐ隣にある食堂があるのだが、たまたまなのか、それとも以前から店を閉めているのか、いつもシャッターが降りている。場所的にはお馬さん関係者には絶好の場所なのにな。この日もそちらを覗いてみたがやはりシャッターは降りたまま。そこで遠くないここ「かぎや」に入ってみることに。店の様子からいくとそんなに古くからある店ではなさそう。店に入ると女将さんが1人。もちろんここでもテレビには競馬中継が映し出されている。テーブル席に腰掛け「日本酒」をお願いした。つまみは「ネギマ」を。酒は小皿で受けたコップになみなみと注いでくれる。銘柄までは分からなかったが少し色付いている。

新聞を片手に勉強熱心な他の客を眺めながら(笑)コップの酒をグイッと。串焼きはよくある平べったい形のものが2本。塩胡椒のみで味付けされている。「牛すじ大根」を追加。細かいスジ肉、大根と丸いこんにゃくが入っていて、澄んだつゆで煮込まれている。輪切りの唐辛子が沢山入っていて辛みがしっかり。味付けも良く、旨い。こちら酒肴は多くないが、定食や鉄板焼きなんかもあって色んな使い方が出来そう。次は「焼きそば」か「お好み焼き」でも焼いてもらってビールをやろうかな。(勘定は¥1,200程)

 


 

↓ 店の近くを歩いていて何となく気になったかつて喫茶店だった建物(建築詳細不明)。明かり採りの木枠の窓や両開きの入口扉など、これぞ昭和の喫茶店といった外観。中がどんなだったか見てみたくなった。

 

 


 

 

かぎや

愛知県名古屋市中川区尾頭橋1-1-35 シティコーポ尾頭橋1号館 1F

 

( 尾頭橋 おとうばし 居酒屋 昼飲み 昼呑み 競馬 JRA ウインズ名古屋 喫茶 近代建築 )

コメント (2)
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