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ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

90125 (Expanded) / Yes

2022年12月06日 | エイティーズ

90125 (Expanded) / Yes (2004)

イエス(Yes)が1983年に発表したアルバム「90125」のリマスター拡大盤。リマスターされたオリジナル・アルバム9曲に加えてボーナス・トラックが6曲追加されている。当時プログレには全く興味が無く、バンド名こそ知っていたが知っていたのは「Roundabout」とか昔の数曲のみ。このアルバムは確か長兄がレコードかカセット・テープを持っていたはず。MTV全盛の当時、自分はここからシングル・カットされた「Owner Of A Lonely Heart」のPVが大好きだったが、このアルバムがトレヴァー・ホーン(Trevor Horn)のプロデュースと知ったのはもう少し後だったと思う。当時一世を風靡していた彼の作品群は本当に刺激的だったな。

前述の曲でも使用されているサンプリング音、所謂”オーケストラ・ヒット”はありとあらゆるアーティストが使用した記憶がある(もちろん失敗作も沢山あったが)。でもこの曲はその最高峰の使用例のひとつだろう。この頃は出てくるPV全てが興味深かったし、サンプリングも何て斬新な手法だろうと驚いたものだった。

閑話休題。そしてこのアルバム。予想通りポップな曲ばかりで所謂”プログレ”らしさはほとんど感じられない。この前のアルバムとかから予兆があったのかは知らないが、70年代からのプログレ然としたイエスのファンだった人達はかなり戸惑ったろう。ただMTVの影響もあってどのバンドもポップ化、大衆化された時期ではあったが。ジョン・アンダーソン(Jon Anderson)のハイトーンなヴォーカルが、ポップな曲とも違和感なく融合している。そもそもトレヴァー・ホーンはジョンのヴォーカルの代役だったそうだが、どうしてバンドからは短期間で離れつつも、その後に活動を共にしたりしたのか興味深い。

ネット・ショップにて購入(¥588)

  • Label ‏ : ‎ Elektra / Wea
  • ASIN ‏ : ‎ B00009Z570
  • Disc ‏ : ‎ 1
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大珉軒 @名古屋市西区・中小田井

2022年12月06日 | 名古屋(中村区・西区)

西区の中小田井(なかおたい)にある中華料理屋「大珉軒」へ。以前から入ってみたいと思っていたが、なかなか機会が無く、やっと初めての訪問。店は古い長屋店舗の一角にある。駅方面から歩いていくとちょうどご高齢の主人が店を開けていたところ。でも後に続いて店に入ろうとすると、テーブルには色々物がのったままだし準備が整っていない。なんでも工事が入っていたとかで取り込み中だったようだ。出直そうと思ったが片づけ始めてくれたので、少し待って着席させてもらう。両側の壁に貼られた黄色い紙の品書きの中から「炒飯」と「雲吞」をお願いした。最初は主人が”サブちゃん”の演歌を流していたが、気を利かせてくれたのか止めてテレビを点けてくれた。

しばらくして女将さんが両方の品を運んできてくれた。「炒飯」は八角の皿に盛られ、てっぺんにグリーンピースが埋まっている。チャーシュー片と共にとても細かく刻んだ人参なんかも入っている。レンゲですくって頬張るとふわっとした口当たりで味付け加減もちょうど良く、旨い。今は何かっていうとパラパラであるかないかが評価の基準になることが多いが、中にはパサパサになってるものもあるし、こういう米粒がしっかりと油を纏いつつふわっとした口当たりのが自分の好みだ。「雲吞」はラーメン鉢に。小さめでツルンとした皮の雲吞が10個ほども入っているだろうか。餡の味付けも優しく、旨い。脂も浮いて動物系がやや強めの醤油味のスープもいい感じ。このスープで作るラーメンも間違いなく旨いだろう。次はビール有りで一品料理をいただきたいナ。(勘定は¥970)

 

 

中華料理 大珉軒

愛知県名古屋市西区中小田井5-305

 

( 名古屋 なごや 中小田井 なかおたい だいみんけん 中国料理 チャーハン ワンタン )

コメント (2)
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