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ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

亀喜総本家 (3) @岐阜県加茂郡八百津町

2022年12月09日 | 岐阜県(中濃・老舗)

夏に続いて東京から叔母が母の様子を見に来てくれたので接待ドライブ。少し遅くて真っ盛りという訳ではなかったが、紅葉を観るために41号線方面に車を走らせる。途中で八百津に寄って「栗きんとん」を購入。自分は先日同じ商店街の「梅屋」に行ったばかりだったので、駐車場からも近い「亀喜総本家」で車を停めた。店内で菓子を物色する母と叔母。ついでに自分と妻の分の「栗きんとん」と「栗大福」を買ってくれた。

家に持ち帰っていただく。「栗きんとん」はやや小振り。滑らかな口当たり。もちろん旨い。「栗大福」は羽二重餅の軟らかい皮の中にこし餡。その真ん中に栗の粒が丸ごと入っている。栗の風味こそ弱くなるが、こちらも旨い。叔母によると最近は東京のデパートでも中津川の某店の「栗きんとん」が売っていたりするそうだが、1人で暮らしている叔母には数が多く、いつも買うのを躊躇してしまうのだとか。一応季節のものだから食べてもらえて良かった。(勘定知らず)

以前の記事はこちら (1)(2

 


 

↓ 老姉妹を連れて近くの「めい想の森」へ。脚の弱い母は径まで入って行こうとしないので仕方なく駐車場でパチリ。その後に新旅足橋まで行って、日本一高いというブリッジ・バンジー・ジャンプの現場へ。お金を払って高所から飛び降りる変人達を眺めて楽しんだ(笑←高所恐怖症)。

 

 


 

亀喜総本家

岐阜県加茂郡八百津町八百津3921-1

 

( 八百津 やおつ かめき かめきそうほんけ 栗きんとん くりきんとん くり大福 しんたびそこばし 岐阜バンジー バンジージャンプ )

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とんかつ四丁目 (2) @岐阜県岐阜市

2022年12月08日 | 岐阜県(岐阜)

用事で近くまで来たので、昼は岐阜市木ノ下町の「とんかつ四丁目」へ。表通りには面していないが、相変わらず次から次へと車が入ってくる人気店。前回と同じ真ん中の大テーブル席に腰掛けて品書きを眺める。とんかつ屋にも関わらずセルフのガラス棚があり、そちらには魚の煮付けなどの皿が並んでいた。そちらにも惹かれたが結局「カツ丼セット」をお願いする。セットにはうどんが付くが「冷しでも出来るか」尋ねるとOKだとのこと。そうしてもらった。

しばらくして盆にのった「カツ丼セット」が運ばれた。カツ丼、うどんの他に沢山の細切りたくあんがのった小皿が付いている。カツ丼は厚みのあるカツが5切れほど。所謂カツ煮タイプで、上から刻み海苔が散らしてある。箸を付けるのに難儀するほど丼が深くて大きいのでご飯もたっぷり。食べ切れるかな…。早速下方向に掘削していく。つゆの味加減は甘め。カツやとじ玉子の具合はいいが、やはり自分にはちょっと甘い味付け。うどんは刻みネギと刻み海苔、そしてわさびが縁に付けられている。コシのあるいい麺だ。つゆは共通だろうか、こちらもやはり甘め。全て平らげる頃にはお腹もいっぱい。(勘定は¥900)

以前の記事はこちら

 

とんかつ四丁目

岐阜県岐阜市木ノ下町2-13

 

( 岐阜 ぎふ とんかつよんちょうめ とんかつ みそかつ 味噌かつ 味噌カツ ひれかつ 定食 セット かつ丼 かつどん うどん )

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湾 @愛知県常滑市

2022年12月07日 | 愛知県(三河)

自分の車を新しくしたので、その試乗とドライブを兼ねて老母を誘い、常滑へ。長姉も一緒に行くと言ったので途中で拾って名二環を走って知多半島を目指した。前と同じメーカーの車を選んだが、分かってはいたものの最近の車はエレクトロニクスで制御されている所ばかりで直感的に操作出来ない部分が多く、戸惑う。そりゃ操作ミスと思われる中高齢者の事故も増えるはずだ。ただ今まで乗っていた車はトランスミッションが特殊だし、走行距離的にそろそろクラッチも替え時。状態によってはフライホイールまで交換となると今後の出費はとんでもないことになりそうだったので維持は諦めた。慣れるしかないか…。

閑話休題。常滑の「INAXライヴ・ミュージアム」等を見学した後に海岸沿いをドライブ。でもこちら側の沿岸は道路からあまり海も見えないし、食事出来る店も少ない。昼食はたまたま店の前を通ったここ「湾(ベイ)」に入ることにした。”湾”とはいっても店舗は海沿いには無い。遅めの時間だったが駐車場はいっぱい。待ち客がある程の盛況ぶり。入口付近で少し待ってテーブル席に案内された。ランチ・メニューは10種類ぐらいで、刺身、煮魚、天ぷらなどの定食が中心。自分と長姉は「湾(ベイ)ランチ」、母は「さかな定食」というのにしてみた。

しばらくして盆にのった「ベイランチ」が運ばれた。盆の上には煮魚、刺身、佃煮の小鉢、野菜サラダ、ご飯、赤出汁、漬物がめいっぱい。加えてまだ別皿で天ぷらが届くという豪華版。煮魚はアラだが鯛や鰤など3種類も入っており、これと格闘するだけで時間が取られそうだ。刺身は鮪やきびなごなど5種。天ぷらは海老と野菜で5種類ほど。煮魚のつゆの味付けは濃過ぎないので食べ続けられるが、にしても多いしアラばっかりというのも…。自分はアラの食べられるところをきっちり全て綺麗にしないと気が済まない性質なので黙々と箸を操る(→姉も同じタイプだった・苦笑)。母の「さかな定食」は自分達の食べた定食の天ぷら抜きというだけでこちらもかなりの量。もちろん母が食べ切れる訳もなく、またアラがこちらに回ってきた…。これを酒抜きでやるっていうのはかなりの苦行(笑)。天ぷらの調子は今ひとつだったが、お腹をいっぱいにして席を立った。(勘定は¥7,700/3人)

 


 

↓ 「世界のタイル博物館」などいくつかの施設を擁する「INAXライヴミュージアム」を散策。秋晴れのこの日はちょうど地域の祭りだったようで場内まで山車が回って来た。

 

↓ 国の登録有形文化財や近代化産業遺産に指定されている「窯のある広場・資料館の石炭窯及び煉瓦煙突」(大正10年・1921建造)。本当はもう少しゆっくり見て回りたかったが、脚の弱い母と一緒なので先回りして車を寄せたりと忙しくなかなか難しい。しっかりと観て回るのは次の機会にしよう。

 

 

 


 

 

海鮮創作酒房 湾(ベイ)

愛知県常滑市坂井梅狭間13-1

 

( 常滑 とこなめ べい 海鮮料理 煮魚 焼魚 刺身 ランチ 常滑ミュージアム INAX 常滑焼 登録有形文化財 近代建築 近代化産業遺産 )

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90125 (Expanded) / Yes

2022年12月06日 | エイティーズ

90125 (Expanded) / Yes (2004)

イエス(Yes)が1983年に発表したアルバム「90125」のリマスター拡大盤。リマスターされたオリジナル・アルバム9曲に加えてボーナス・トラックが6曲追加されている。当時プログレには全く興味が無く、バンド名こそ知っていたが知っていたのは「Roundabout」とか昔の数曲のみ。このアルバムは確か長兄がレコードかカセット・テープを持っていたはず。MTV全盛の当時、自分はここからシングル・カットされた「Owner Of A Lonely Heart」のPVが大好きだったが、このアルバムがトレヴァー・ホーン(Trevor Horn)のプロデュースと知ったのはもう少し後だったと思う。当時一世を風靡していた彼の作品群は本当に刺激的だったな。

前述の曲でも使用されているサンプリング音、所謂”オーケストラ・ヒット”はありとあらゆるアーティストが使用した記憶がある(もちろん失敗作も沢山あったが)。でもこの曲はその最高峰の使用例のひとつだろう。この頃は出てくるPV全てが興味深かったし、サンプリングも何て斬新な手法だろうと驚いたものだった。

閑話休題。そしてこのアルバム。予想通りポップな曲ばかりで所謂”プログレ”らしさはほとんど感じられない。この前のアルバムとかから予兆があったのかは知らないが、70年代からのプログレ然としたイエスのファンだった人達はかなり戸惑ったろう。ただMTVの影響もあってどのバンドもポップ化、大衆化された時期ではあったが。ジョン・アンダーソン(Jon Anderson)のハイトーンなヴォーカルが、ポップな曲とも違和感なく融合している。そもそもトレヴァー・ホーンはジョンのヴォーカルの代役だったそうだが、どうしてバンドからは短期間で離れつつも、その後に活動を共にしたりしたのか興味深い。

ネット・ショップにて購入(¥588)

  • Label ‏ : ‎ Elektra / Wea
  • ASIN ‏ : ‎ B00009Z570
  • Disc ‏ : ‎ 1
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大珉軒 @名古屋市西区・中小田井

2022年12月06日 | 名古屋(中村区・西区)

西区の中小田井(なかおたい)にある中華料理屋「大珉軒」へ。以前から入ってみたいと思っていたが、なかなか機会が無く、やっと初めての訪問。店は古い長屋店舗の一角にある。駅方面から歩いていくとちょうどご高齢の主人が店を開けていたところ。でも後に続いて店に入ろうとすると、テーブルには色々物がのったままだし準備が整っていない。なんでも工事が入っていたとかで取り込み中だったようだ。出直そうと思ったが片づけ始めてくれたので、少し待って着席させてもらう。両側の壁に貼られた黄色い紙の品書きの中から「炒飯」と「雲吞」をお願いした。最初は主人が”サブちゃん”の演歌を流していたが、気を利かせてくれたのか止めてテレビを点けてくれた。

しばらくして女将さんが両方の品を運んできてくれた。「炒飯」は八角の皿に盛られ、てっぺんにグリーンピースが埋まっている。チャーシュー片と共にとても細かく刻んだ人参なんかも入っている。レンゲですくって頬張るとふわっとした口当たりで味付け加減もちょうど良く、旨い。今は何かっていうとパラパラであるかないかが評価の基準になることが多いが、中にはパサパサになってるものもあるし、こういう米粒がしっかりと油を纏いつつふわっとした口当たりのが自分の好みだ。「雲吞」はラーメン鉢に。小さめでツルンとした皮の雲吞が10個ほども入っているだろうか。餡の味付けも優しく、旨い。脂も浮いて動物系がやや強めの醤油味のスープもいい感じ。このスープで作るラーメンも間違いなく旨いだろう。次はビール有りで一品料理をいただきたいナ。(勘定は¥970)

 

 

中華料理 大珉軒

愛知県名古屋市西区中小田井5-305

 

( 名古屋 なごや 中小田井 なかおたい だいみんけん 中国料理 チャーハン ワンタン )

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更科 (2) @岐阜県岐阜市

2022年12月05日 | 岐阜県(岐阜)

京町の店と同様に昼ともなると客でごった返す県庁前の「更科」へ。覚悟はしていたがほぼ満席の盛況ぶり。男性給仕の案内でちょうど空いた小上がり席に腰掛けた。周りはやはり「冷やしたぬき(そば)」を注文する人が多い。サラリーマンの男性らは大盛で、しかも丼物を付けたりする人も多いが午後からの仕事どうするんだろう(笑)。自分はご飯の気分だったので「カツ丼(並)」をお願いした。

さほど待たずに「カツ丼」が運ばれた。蓋付きの丼で、蓋を開けるとご飯が見えないくらいびっしりとカツ煮が覆っている。上には刻み海苔がかかっていて小皿の漬物付き。昼時なのでカツは揚げ置きだろうが、玉ねぎと煮込まれて玉子でとじられている。濃いめの味付けのつゆがアタマと合わさって旨い。一気呵成に掻き込んで平らげた。次は「天とじ丼」をいただこうかな。(勘定は¥600)

以前の記事はこちら

 

そば処 更科 (更科県庁前店)

岐阜県岐阜市薮田南1-3-20

 

( 岐阜 ぎふ 岐阜県庁 県庁前 さらしな 県庁前店 県庁前支店 かつ丼 ひやしたぬき 冷したぬき 蕎麦 そばソウルフード ランチ )

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中華そば プチ @岐阜県美濃加茂市

2022年12月04日 | 岐阜県(中濃)

岐阜県美濃加茂市にある喫茶店「プチ」。店のある辺りは近年新しいチェーン系の飲食店が数多く出来た場所だ。この喫茶店の存在は知っていたが、その裏手に”中華そば”と暖簾が掛かっている別の入口があるとは最近まで知らなかった。喫茶店より先にこちらの方に入ってみることに。駐車場の看板には”中華そば”とあるものの道路からは見えづらく、建物の一番奥にひっそりと入口がある。中に入ってみるとカウンター席が6つほど、小さいテーブル席が1つ。調理場を覗くと、なるほど中で喫茶側と繋がっていて調理場は共通のようだ。壁に貼った品書きは基本的には「中華そば」と「チャーシューメン」「冷し中華」のみ。食器棚に貼った手書きの品書きには丼物との”セットメニュー”があったので、その中から高齢の主人に「中華そばとかつ丼」をお願いした。

やや小さめの鉢の「中華そば」は濃い色のスープで、チャーシュー2枚、細メンマ、かまぼこ、刻みネギがのっている。麺は細縮れ麺。さっそく麺を手繰っていく。スープは一見醤油辛そうだがそんなことはなく、するすると啜っていける。小さい鉢といい、体裁といい、まるで屋台の中華そばという感じだ。もしかしてそんな歴史があったりして。「かつ丼」は小振りな黒いプラスチックの丼で。とじ玉子が揚げたかつの上からのっているタイプで、薄めのかつはしっかりと揚がっていてやや硬めの食感。つゆの味加減はやや甘め。つゆの量が多くてごはんが泳いでしまっているのは自分の好みからはちょっと外れている。でもこの内容でこの値段なら安過ぎ。セットにはこの他に小さい冷奴とマカロニサラダ、そして漬物も付く。お腹いっぱいにしてもらった。次は「豚丼」とのセットか。それとも「チャーシューメン」か。そうだ、その前に喫茶店の方に入ってみないと。(勘定は¥800)

喫茶プチの記事はこちら

 

中華そば プチ

岐阜県美濃加茂市太田町611-4

 

( 美濃加茂 みのかも 太田 おおた 中華そばプチ 喫茶プチ PUCHI ラーメン カツ丼 )

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Sex : Too Fast to Live Too Young to Die / Various Artists

2022年12月03日 | パンク・ニューウェーヴ

Sex : Too Fast to Live Too Young to Die / Various Artists (2003)

セックス・ピストルズ(Sex Pistols)が誕生するのに欠かせない背景だったマネージャー、マルコム・マクラーレン(Malcolm McLaren)とパートナー、ヴィヴィアン・ウエストウッド(Vivienne Westwood)のファッション・ショップ「SEX」。ここでボンデージ・ファッションが誕生し、常連客だったジョニー・ロットン(Johnny Rotton)らが愛用してパンクのファッションの代名詞となった。そのショップにあったジューク・ボックスに入れられていたレコードを、同じく常連で、マルコムがマネージャーをしていたアダム・アント&ジ・アンツ(Adam Ant & The Ants)等でギタリストを務めたマルコ・ピローニ(Marco Pirroni)が編集したというコンピレーション盤。収録アーティストと曲は以下の通り。

01 Count Five – Psychotic Reaction
02 The Creation – Through My Eyes
03 Clarence "Frogman" Henry – Ain't Got No Home
04 The Flamin' Groovies – Shake Some Action
05 The Spades – You're Gonna Miss Me
06 The Castaways – Liar Liar
07 The Strangeloves – In The Nighttime
08 Vince Taylor – Brand New Cadillac
09 Arthur Alexander – You Better Move On
10 Alice Cooper – Eighteen
11 The Moontrekkers – Night Of The Vampire
12 Screaming Lord Sutch And The Savages – Monster In Black Tights
13 The Troggs – I Can't Control Myself
14 Screamin' Jay Hawkins – I Put A Spell On You
15 The Sonics – Have Love Will Travel
16 Johnny Hallyday – Joue Pas Le Rock 'N' Roll Pour Moi
17 Loretta Lynn – The Pill
18 The Spades – We Sell Soul
19 Jackie And The Starlites – Valerie
20 Jonathan Richman & The Modern Lovers – Roadrunner

全てとは言わないがメイン・ストリームから外れたアンダーグラウンドなアーティストが多く、60年代のビート・バンド、ガレージ・バンド、サイケデリック・バンド、70年代のグラム・ロッカー、パブ・ロック・バンドが選曲されている。ピストルズがカヴァーしたのは20ぐらいだが、バンドのサウンドや志向に大きな影響を与えたと考えていいだろうバンドばかり。グラムやパンクには”ロックンロール・リヴァイヴァル”という側面もあるのだが、まさにそんな内容でもある。パンク前夜のロンドンを知るなかなか内容の濃い1枚。

amazonにて購入(¥801)

  • Label ‏ : ‎ Stranger Than Paradise
  • ASIN ‏ : ‎ B08KYZWDLF
  • Disc‏ : ‎ 1
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天津楼 (2) @名古屋市東区・高岳

2022年12月03日 | 名古屋(東区・北区)

コロナ禍になってから長く休業していた鍋屋町入口の「喫茶ボンボン」が経営する中華の「天津楼」が新装開店した。共同の駐車場に車を停め店に向かうと店先には待ちが2人。ウェイティング・リストに名前を記入して外で呼ばれるのを待つ。さほど時間がかからず呼ばれ、カウンター席に腰掛けた。昭和な雰囲気だった旧店舗とは違い明るい雰囲気。店員も若いのが多い。ただ鍋振りをしている年配の方は前もいらっしゃった方じゃないかな。特徴的だったカウンター席の特注スツールはさすがに撤去されていた。注文したのは「天津飯」と「ぎょうざ」。

調理を眺めて待っていると、まず「天津飯」が登場。とろみの強い醤油餡がかかっていて紅生姜が添えてある。レンゲですくうと玉子はふわふわの仕上がり。餡の味付けはやや甘めだが、針生姜も少し効かせてあって旨い。少し酢を足したりしていただいた。後から「ぎょうざ」が登場。しっかり焼き目が付いた薄皮で小振りなものが6つ。皿は銘の入った以前の物が使われている。シンプルで野菜餡といっていいタイプ。卓上の餃子のタレを使ってパクパクッといただいた。まだ外には待ち客が数人居るのですぐに勘定してもらって店を出た。そういえば港区の港東通りの店は何度か行っても閉まっていたがどうなったのかな。(勘定は¥900程)

改装前の記事はこちら

 

中華 天津楼 (天津楼泉店)

愛知県名古屋市東区泉2-1-22

 

( 名古屋 なごや 鍋屋町 てんしんろう 中華 中国料理 中華料理 天津飯 ギョウザ ギョーザ ぎょうざ 改装 新装開店 ボンボン 喫茶ボンボン )

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コマメヤ @岐阜県岐阜市

2022年12月02日 | 岐阜県(岐阜)

岐阜バスに乗って岐阜市黒野の黒野城跡へ。近辺には何軒か明治期の建物が残っていると知って歩いて散策してみた。昼前に軽く腹に入れようと寄ったブックマークしていた店は既に廃業している様子…。でも大丈夫。この日のメインは8月の終わりに開店したばかりの居酒屋「コマメヤ」(訪問10月初旬)。こちらの主人は玉宮町周辺で人気の居酒屋グループの出身だという。自分がこの店を知ったのはたまたま主人のブログを見た事があったから。そちらにこの店の開店準備の様子も載っていた。倉庫(かっこよく言えばロフト)をそのまま利用したような店で、開店してすぐの時間に伺ったが店内はすでに先客が3組も。自分の後にも続々と入ってくる盛況ぶり。主人と女将さん、そして娘さんがお手伝い。カウンター席の端に座らせてもらい、先客の注文が済むのを待つ。板場の主人が気を利かせて自分の注文を先に訊いてくれた。酒は「長良川・純米」を。主人が調理の手を休めて冷蔵庫から出してくれる。コップに注いで提供された。酒肴は「本マグロ・赤身」「〆サバ」「くらげポン酢」といったところを注文。

歩き回って乾いた喉に純米酒を流す。時間かからず出てきた「本マグロ」は4切れ程。値付けが安いだけあってあしらい等は無いが、ねっとりした口当たりと赤身らしい鉄っぽい味わいがしっかりとあって旨い。いいマグロだ。「〆サバ」は軽めの締め加減のものが5切れ程。「くらげポン酢」は紅葉おろしで。コリコリの歯応えがイイ感じ。飲物を担当している娘さんに和らぎ水(お冷)をお願いした。酒の追加は同じく「長良川・爽快辛口」を。忙しいのに申し訳ないが、ぬるめで燗をつけてもらう。燗酒はあまり出ないのか女将さんが電子レンジで四苦八苦。もうカウンター席以外は家族連れなどで満席で、断られている後客も居る。すごい人気だ。

「ポテトサラダ」と「どてカツ」を追加。酒は「ドライハイボール」。ポテサラはこんもりと盛られなかなかの量。頂点に半分に切ったゆで玉子がドンとのっている。「どてカツ」は細身でどて味噌に浸かっている。旨い。使っているウイスキーはホワイトホースだろうか、ジョッキで出てきた。昼食で寄る客も多いので次々とご飯ものの注文も入る。こうなるとなかなか追加注文のタイミングも難しい。ハイボールをお代わり。他の客が頼んだ「チャーシューチャーハン」がいかにも旨そうだったので心揺れたが、主人の知り合いらしい若者が5人も入って来て食事の注文をしたので、今回は諦めて勘定してもらった。これだけ混んでいるとアレだが、時間をずらしてもう少し落ち着いた雰囲気で呑めたらいいだろうな。またバスで来ようっと。(勘定は¥3,000程)。

この後の記事はこちら (2

 

 


 

↓「市原家住宅長屋門」(明治6年・1873・建造)。漆喰塗の壁で笠松陣屋にあった代官屋敷門を移築したと伝えられているそうだ。広い敷地は全て塀に囲まれているので主屋はあまり見えないが、どちらも国の登録有形文化財に指定されている。

 

 

↓ 店のすぐ前にある「K邸」(建築詳細不明)。漆喰が剥げてしまっているが立派な門と土塀が残っている。敷地内もすごそうだ。やはり黒野城に関わった人達の子孫が住んでいるのだろうか。

 

↓ 土塁と濠堀が残っている「黒野城跡」。歴史には全くもって疎いが、どうなっているのかと入ってみたら公園に公民館、グラウンドになっていた。

 


 

 

飯・酒場 コマメヤ

岐阜県岐阜市黒野431-1

 

( 岐阜 ぎふ 黒野 くろの こまめや 居酒屋 酒場 ランチ 黒野城 加藤貞泰 国登録有形文化財 )

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