ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

平和園 (4) @名古屋市昭和区・川名

2022年07月10日 | 名古屋(昭和区・瑞穂区)

店主夫婦がご高齢なので7月から10月まで長い夏休みをとるのでも有名な昭和警察署近くの中華料理「平和園」。時の経つのは早いもので、ふと気が付いたらもう7月までに時間が無いと、今年も慌てて店に向かった(訪問6月)。入口は開け放してあり、白い暖簾が揺れている。自転車を店先に停めて中へ。開店してすぐの時間にも関わらず先客は2組5名。カウンター席に腰掛けて女将さんに「排骨飯」(※店では”パイコツ”と呼んでいた)と「餃子」をお願いした。開店したばかりで注文が集中しているらしく、主人は「もう1回言って!」と女将さんに復唱を促している。先客はどちらもビールを頼んでいるので、おまけに供される串カツから調理している(う、羨ましい…)。自分もこの後に車の運転が無かったら…(涙)。女将さんが餃子を包み始めた。こちらの餃子は皮を隙間なくくっつけず、軽く包むやり方。主人は後客の注文が重なった品も一緒に調理しようとするので、途中で「また分からんようになってまった…。」と。女将さんが丁寧語で優しく復唱して調理が続く。

そんな調理の順番なので、後から来た客の分がずいぶんスムーズに提供されたりして、他に誰も注文していない自分の「排骨飯」がどうなるかとやきもきしていた頃、まずは「餃子」が登場。銘が薄くなった楕円の平皿の上にやや小さめの餃子が7つ程。野菜が多めの餡であっさりとして旨い。自分の注文はどんどん後回しになっているんだろうなァなんて考えながらそれらをいただいていると、いつの間に調理を進めていたのか「排骨飯」が完成していた。何やかんやいって自分の後客も含めて席に着いた全員が同時になにがしかの皿にありついているのはさすが大ベテラン。「排骨飯」は揚げた豚肉(骨は付いていない)と炒めた五目野菜を餡に絡めてご飯にのせた一品。脇にたくあんが添えてある。ふんわり玉子のスープ付き。レンゲでいただいていく。餡は意外にもほんのりカレー味。うん、旨い。野菜は、人参、玉ねぎ、白菜、ピーマン、もやしなど豊富。あっという間に平らげた。何か追加しようと思ったが、電話注文も入っているようで忙しそうなのでまた10月過ぎまでおあずけ。ご夫婦そろってお元気で。(勘定は¥850)

※7月より10月初旬頃まで夏季休暇を取られますので現在は休業しています。

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中華料理 平和園

愛知県名古屋市昭和区広路通6-1

 

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コメント (2)
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