ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

吉川屋 @愛知県津島市

2022年07月26日 | 愛知県(尾張)

愛知県津島市の津島神社近辺を散策。「オルゴール」で昼食を摂り、古い町並みを歩いた後に寄ったのが天王川公園の北にある麺類食堂「吉川屋」。以前から入ってみたいナと思っていたがなかなか機会が無く、暖簾が掛かっているのを見かけたので寄ってみることに。少し前に食べたばかりだが軽い量だったのでまだいけるだろう。白い暖簾には”手打うどん”の文字が。中に入るとテーブル席が3つ、小上がり席が2つ程。ご高齢の主人が出ていらしてテレビを点けてくれた。冷蔵庫には缶ビールも入っている。神社に詣でた人や公園に遊びに来た客向けだろう。壁に掛かった白い札の品書きには麺類、丼物、カレーなどがひと揃え。そこには書いて無かったが「ころうどん出来ますか?」と尋ねると、即「ハイッ。」と返事をいただいた。奥の調理場で主人の調理が始まる。

しばらくして「ころうどん」が登場。店によって様々だが、こちらのつゆは普通のうどんくらいの量がある。水面には揚げ、ほうれん草、カマボコ、花鰹と定番が揃っていて、刻みネギは別皿に。つゆの色は淡く、飲んでみるとやや冷えくらいの温度。丸っこい細打ちのうどんを手繰り上げいただく。するするとのどを通るうどんが気持ちいい。暑くなってくるとこればっかりだな。一般的な名古屋のうどんでは揚げは甘く味付けてあることが多いが、こちらのは味付けなし。途中から刻みネギを加えたりして美味しくいただいた。次は丼物かカツカレーをいただいてみよう。(勘定失念)

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↓ 風情ある建物が多く残る津島街道、津島下街道沿い。「左津島神社参宮道」と書かれた石柱道標の角に建つ建物は「信長ゆめ倶楽部・街づくり支援センター」(建築詳細不明)となっている。軒下に”カネ長”とあるので旧屋号がそうだったろうか。

 

↓ 同じ街道沿いにある「シーズンカフェ茶の間(旧・戎徳呉服店)」(左の門・建築詳細不明)。江戸時代から昭和初期まで栄えた呉服店を改造してカフェにしているらしい(営業日は月1週間のみとか)。その隣の明治時代の蔵(写真下右)は「蔵Galleryつづら」というレンタル・スペースだそう。

 

 

↓ 風情ある建物がそのまま現役の「桔梗屋」(建築詳細不明)。この辺りは茶道が盛んだったらしく、茶屋、茶道具店が多い。

↓ 現役かどうかは不明だが、古いままの雨戸や2階の格子が渋い「早川薬局」(建築詳細不明)

 

↓ 以前にこの辺りを散策した際にも立ち寄った「津島観光交流センター(旧・津島信用金庫本店)」(昭和4年・1929・建造)。オーダー(列柱)をデザインした外観。中は金庫もそのまま残っている(前も同じような写真を撮ってた・笑)。

 

 

 

 

 

 

 


 

吉川屋

愛知県津島市橋詰町2-25

 

( 津島 つしま 津島神社 よしかわや 麺類食堂 食堂 大衆食堂 うどん ころうどん うどんころ 登録有形文化財 近代建築 旧街道 )

コメント (2)
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