ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

Used Songs 1973-1980 / Tom Waits

2022年07月19日 | クラシック・ロック

Used Songs 1973-1980 / Tom Waits (2001)

酔いどれ詩人、トム・ウエイツ(Tom Waits)のアサイラム時代の1973年から80年の間に発売されたアルバムから選曲された編集盤。レーベルはライノなので品質(音、選曲)は間違いない(2000年以降のライノがどうだという議論はあると思うが)。自分は彼のアルバムは数枚しかもっておらず、そのどれもがこのアサイラム期の後、アイランドに移ってからの物ばかりなので、この時期のトム・ウエイツをしっかり聴くのは初めて。自分が彼を知ったのは若かりし頃に沢山著書を読んだ故・立花隆が彼のファンでエッセイを残していたから。酒場を経営していたこともある氏には彼の音楽はピッタリだったのかも、なんて想像する。

ダミ声で、キーだってリズムだって外れたりするし、どういう唱法か曲によって同一人物か疑うくらい声が違ったりするけれど、やはり彼の音世界は唯一無二。伴奏者との関係はよく知らないが、ピアノの弾き語りであったり、アコースティック・ブルースだったり、、ボードヴィル的だったり、ヴォーカル・ジャズだったり、ロック・バンドだったりと多種多様な音楽が、トム・ウエイツという個性でしっかりと統一感が出るのが不思議。こういうのはやっぱり小さいハコのクラブやバーで聴くとイイんだろうなァ。どちらかというとロック寄りだったアイランド期よりもよりトム・ウエイツらしさが味わえ、晩酌でウイスキーで口を湿らせながら聴くのはなかなかの至福。この時期のオリジナル・アルバムも買ってみようかな。

中古店にて購入(¥価格失念)

  • Label ‏ : ‎ Elektra / Wea
  • ASIN ‏ : ‎ B00005Q3AF
  • Disc ‏ : ‎ 1
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なべや (2) @岐阜県岐阜市

2022年07月19日 | 岐阜県(岐阜)

看板にあるように以前にも昼呑みで使った名鉄岐阜駅東の「ぎふ・なべや」。今回も休日の真昼間に立ち寄ってみた。店に入ると先客はなし。最初から小さいカセット・コンロが準備された席のひとつに腰掛けて、壁に貼られた品書きの短冊を眺める。鍋っていう季節でもないのでなかなか決まらない。とりあえず喉の渇きを潤したいので「サッポロラガー大瓶」と「枝豆」をお願いした。テレビを背に座ったので手持ち無沙汰だけれど、居酒屋ではたいてい厨房側に向かって座ることが多い。テレビより店の人の所作を眺めていた方が面白いしね。コンロが片付けられ、冷たいビールが届けられた。

冷たいビールを流し込み「手造りぎょうざ」を追加。枝豆を口に入れながら杯を重ねていく。枝豆はたっぷりの量。しっかりと処理がしてあるし、冷蔵していないのが嬉しい。「手造りぎょうざ」は小振りなのが6個。たれには最初からラー油が入っている。焼き目がしっかりと入っていて旨い。酒の追加を思案。魚貝類の品があまり見当たらないので日本酒は止め、「デュワーズハイボール」と「新じゃがフライ」をお願いした。「新じゃがフライ」は小粒で素揚げ。マスタードがかかっている。ホクホクではなくねっとりとした感じの口当たりでいい感じ。

この日は滞在時間中ずっと後客は無し。”昼呑み”流行りっていったってなかなか簡単に客は集まらないから大変だ。今度はもう少し涼しい時期に寄ってまた鍋を頼もうっと。(勘定は¥2,400程)

以前の記事はこちら

一人鍋 昼・呑み処 ぎふ なべや 

岐阜県岐阜市長住町2-16-6

 

( 岐阜 ぎふ 名鉄岐阜駅 なべや ぎふなべや 岐阜なべや 酒場 大衆酒場 居酒屋 昼呑み 昼飲み 赤星 )

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