ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

たまや @岐阜県海津市

2022年07月13日 | 岐阜県(西濃)

コロナ前には人でごった返していた岐阜県海津市平田町のおちょぼさん(千代保稲荷神社)参道。だんだん人が戻ってきたようなので日曜とかには立ち寄らないが、天気の悪い日に近くに居て、雨なら空いているだろうと昼食を摂るべく参道に向かう。人は出ているが思った通り多くはなく、有料の私設駐車場群の中にある唯一の無料駐車場にも数台分空きがある程度。傘を差して通りをひやかす。昨年7月に閉店したはずの「山川屋」が店を開けていた。経営者が変わったのかな(未確認)。最近出来たような店は別として、ここの通りにある川魚を扱う食堂はどこも創業は古いんだろう。どこも儲かっているようで建物は大きく新しく変わっているが、中でひときわ風情ある佇まいの「たまや」に入ってみることに(※有名な串カツの店とは別)。この店も給仕はアルバイトの若い子だが先客は1人のみ。やはり雨の日は客が少ないようだ。案内されたのは庭を眺めることが出来る座敷席。左膝の調子がずっと悪く、胡坐をかくのが苦痛なので少しお尻の浮く座椅子があるのが有難い。「おでん定食」っていうのがあって迷ったのだが、やはり川魚をと「うなぎ丼(吸物付)」をお願いした。

ぼんやりとテレビののど自慢番組を眺めながら、アルミのやかんのお茶を啜って待っていると「うなぎ丼」が登場。蓋付きのプラスチック製丼で提供された。吸物は麩と三つ葉。蓋を開けると鰻はやや小さめなのが4切れ程。値付けは安いのでこのくらいの量で充分。身は少し甘めの濃いたれでふっくらと焼かれている。もちろんこの地方は地焼き。旨いのだが、ちょっとたれが多過ぎてほとんどご飯の白いところが無いくらいなのが残念。自分はどんな丼物でもご飯の白いところが残っているのが好き。でも最近どこもタレやつゆが多過ぎるんだよなァ…。必ず使う好物の山椒はS&Bの「さんしょうの粉」。別に悪い訳ではないがせめて容器を替えて欲しい(笑)。お腹を満たして勘定してもらった。(勘定は¥1,550)

 

川魚の店 たまや

岐阜県海津市平田町三郷2011

 

( おちょぼ稲荷 お千代保稲荷 おちょぼさん 玉屋 たまや 鰻 うなぎ 鰻丼 うなぎどんぶり おでん 和食 )

コメント
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