ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

わだ泉 @名古屋市守山区・大森

2022年07月05日 | 名古屋(千種区・守山区)

守山区の人気店「わだ泉」へ。創業は昭和32年(1957)だそう。店の前だけでなく裏手にも駐車場がいくつかあり、人気のほどが伺える。今では市内に4店舗あってそれらに行く機会が無いではなかったが、一応、本店主義(笑)なので本店に先にと思っていた。店に着くと昼には少し遅い時間だったにも関わらず満席のようで、外に待ち客も数人。でも中に入って分かったが、テーブル席1、小上がり席3、あとはカウンターと呼ばれる大きい卓だけと意外に店内が小さいので、外にまで待ちが出るのは仕方がないかな。そんな中に若い男女の店員が6人も立ち働いている。さほど待たずに呼ばれてカウンター席へ。こちら入口横に麺打ち場もある手打ちうどんの店だが、何と行っても最近の人気は「醤油カツ丼」。やはりこれを注文している人が多い。自分も特に岐阜県に点在する色々なタイプのかつ丼を勝手に”亜種”と名付けて食べ歩いているので、こちらでもやはり「醤油カツ丼」をお願いした。うどんが付くというので単品でお願いしようと訊いてもらったのだが、それは出来ないとのこと。食べ切れるかな。

しばらくして運ばれた「醤油カツ丼」にはミニうどん(←ころうどんにしてもらった)、出汁の入ったポット、ワサビ、漬物(刻みたくあん)が付く。丼には棒状のカツが2つと丸いカツが1つ。棒状のものは”三河産二元豚をミルフィーユ状に重ね合わせた”ものだそう。早速しっかりめに揚がった棒カツを取り上げていただく。カツは歯切れよく、揚がったカツを醤油たれにくぐらせているようで、ほんの少し甘味はあるが思ったよりしっかりと醤油の味。わさびをちょこんとのせてもいい感じ。丼物としての一体感には乏しいが、旨いなァ。カツ丼は半分ほど食べ進んだら少し飯碗に移し、ポットに入った出汁をかけて、鰻の「ひつまぶし」のお茶漬けのようにしてもいただける。かなり濃いめの出汁に感じたが、カツの醤油味が混じったからかな。セットのミニうどんは量が少なめでひと安心。しっかりとコシのあるタイプのうどんで、こちらも旨い。さすが手打ち。これならうどんだけ目当てにしても旨いのが出てくるんじゃないかな。全て綺麗に平らげて、まだまだ入ってくる後客に席を譲った。(勘定は¥1,050)

 

手打麺處 わだ泉

愛知県名古屋市守山区脇田町 第5サンハイツ大森 1F

 

( 名古屋 なごや わだせん わだ泉本店 わだ泉守山店 麺類食堂 食堂 カツ丼 かつ丼 亜種 しょうゆカツ丼 醤油かつ丼 カツ茶漬 )

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