ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

Gold / James Brown

2022年07月06日 | ソウル・ファンク・R&B

Gold / James Brown (2005)

このブログではいくつも紹介している2枚組でたっぷりアーティストの代表曲を味わえる「Gold」シリーズ。今回購入したのは御大ジェームス・ブラウン(James Brown)の2枚組。もちろん音源的には全部所有しているので不要だが、コンピ好きなこともあってこのシリーズだとつい買ってしまう。初期のソウルの名曲の数々から、彼自身によって創造されたといっても過言ではない”ファンク”の名曲連発の60年代後半から70年代前半の曲群には文句のつけようがない。

ではこのCDのどこを楽しむかというと、70年代中期から80年代にかけての時期の選曲。圧倒的だった時代を過ぎ、彼の勢いが以前ほどではなくなってセールス的にも落ち込んだというこの時期は一般的なヒット曲は少ない。ただ音楽がどうだったかというと、映画(特にブラック・ムーヴィーと呼ばれた作品群)のサントラなどでは相変わらず楽曲が使われ、当時の(アメリカの)社会情勢を反映しているし、バック・バンドのJBズ(The JB's)やヴィッキー・アンダーソン(Vicki Anderson)らの女性ヴォーカリストの活躍はJBのプロデュース無しでは考えられない。この盤でいうと2-9「The Boss」辺りから、復活して大ヒットした2-18「Living In America 」までが聴きどころ。

ネットにて購入(¥680)

  • Label : ‎ POLYDOR
  • ASIN ‏ : ‎ B000ASTEG8
  • Disc ‏ : ‎ 2
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伏見珈琲館 (2) @名古屋市中区・伏見

2022年07月06日 | 名古屋(中区)

地上から地下に降りて朝の一杯に向かったのは伏見地下街(長者町地下街)の創業昭和50年(1975)の喫茶店「伏見珈琲館」。7時半頃だったが、もう明かりが点いて扉が開いていたので中に入ったら、ご夫婦の朝のコーヒータイム中。主人が「ん?」と時計を確認。自分が地下に降りた時にはまだ伏見駅のシャッターが上がっていなかったので客が来るにはちょっと早いなと思ったんだろう。「よろしいですか?」と尋ねたら「どうぞ。」と言われたので腰を下ろした。申し訳ない事しちゃったなァ。「ホット(ホット・コーヒーの意)を」と女将さんに注文すると「モーニングは?」と訊かれたので「トーストサンドをハムで」とお願いした。年季の入った湯沸器が稼働する調理スペースでコーヒーとトーストの準備が進む。洋楽ポップスと動き出した地下鉄のゴーッという音がBGM。

しばらくしてコーヒーとトーストサンドが供された。コーヒーはやや酸味強めの味わい。トーストサンドは1枚分のパンをトーストし、2分割。ハム、レタス、きゅうりを挟んでさらに半分にカットしてある。軽く食べる朝にはちょうどいい分量。自分もほぼ毎朝コーヒーを挽いて淹れているけれど、大ベテランに出してもらうコーヒーは格別に旨い。自分がコーヒーを啜っている間もご夫婦は2人でテーブルに座って新聞記事やらを話題にお喋り。仲がイイんだなァ。きっと毎日こうして仕事前のひと時を過ごしているんだろう。自分が平らげる頃には地下鉄の駅が動き出したと見えて、早速常連客が飛び込んできた。この人達も毎日のルーティーンになっているんだろうな。(勘定は¥410)

以前の記事はこちら

珈琲専門店 伏見珈琲館

愛知県名古屋市中区錦2-13-24  伏見地下街

 

( 名古屋 なごや 伏見 ふしみ 伏見駅 長者町地下街 喫茶 純喫茶 コーヒー サンドイッチ サンドウィッチ トーストサンド モーニングサービス )

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