河村顕治研究室

健康寿命を延伸するリハビリテーション先端科学研究に取り組む研究室

第43回岡山県整形外科勤務医会教育研修会

2010-09-04 | 研究・講演
岡山プラザホテルで第43回岡山県整形外科勤務医会教育研修会が行われた。

「股関節手術後のVTE対策 update」
川崎医科大学整形外科学 教授 三谷 茂 先生

深部静脈血栓症は以前は日本人には少ないと思われていたが、実際は診断ができていなかっただけで決して少ないものではない。
最近は人工関節の手術がどんどん行われるようになってきているが、2000人に1人くらいの割合で深部静脈血栓症から肺塞栓を起こして死亡する人が出る。
その予防には術後の早期離床を含む理学療法と薬剤による血栓の予防が重要である。
特に理学療法関係では他動的な運動でなく、随意収縮による自動運動が最も有効である。
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