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河村顕治研究室

健康寿命を延伸するリハビリテーション先端科学研究に取り組む研究室

レモンとアゲハ蝶

2015-05-10 | Private
庭に小さなレモンの木を植えている。
現在、樹高が70cmくらいだ。
いずれは大きく育ってたわわにレモンを実らすようになるのを心待ちにしている。

昨年のことだが、春になってこのレモンの木に新しい新芽が出てきたので楽しみにしていたら、ハッと気がつくと葉がほとんど食べ尽くされており、よく見ると大きな芋虫が一匹隠れていた。
アゲハの幼虫である。

今年はこんなことにならないように毎日レモンの葉をチェックしている。
するといたいた。
一昨日は7匹ほど小さな黒い幼虫を見つけ、昨日は2匹、今日は1匹という具合に駆除を行った。

これだけの数がいると言うことは、昨年も当初は1ダースくらい幼虫がいたのが、次第にえさとなる葉っぱを食べ尽くし、最後に一番元気な1匹だけが残ったのだろうと考えられる。

昨年は樹高は50cmくらいしかなかったので、葉の数も少なく、アゲハの幼虫にしてみれば過酷なレッドオーシャン状態だったのだろう。

アゲハ蝶もどうせ卵を生み付けるのなら1個だけにしとけば、人にも見つからずに生き延びることができたかもしれないのに。

とはいえ知恵の働く人間でも、大学を作りすぎたり歯科医院を作りすぎたりするのだから、全体を見通せないアゲハ蝶には無理だろう。