河村顕治研究室

健康寿命を延伸するリハビリテーション先端科学研究に取り組む研究室

科研費実施状況報告書

2015-05-13 | 研究・講演
雑多な公務をこなしつつも、個人的に受けている研究費の報告書は期日までに完成させなくてはならない。

今年もまた科研費実施状況報告書の提出締切が迫ってきた。
しかも今年は基盤研究Bと挑戦的萌芽研究の2つの報告書を書かなくてはならない。

気が重いのはワープロで書き上げるのではなくて、Web上で入力しなくてはならないからだ。

それでも、昨年の記憶が僅かに残っているのでまだましか。

マニュアルを読んでもよく分からないので、実際に入力しながら考えていくことにした。

基盤研究Bは補助金分と基金分に予算が分かれているのでややこしい。
昨年はわけが分からなかったが、今年は少しは分かる。

要するに基金分は予算を次年度に繰り越したり、ある程度融通が利く部分だと考えると分かりやすい。
年度をまたいで応募して発表する学会などは基金分を使うと何とかなる。

昔、年度をまたぐ国際学会の抄録集の支払いが、予算の縛りで執行できずに20万円ほど私費で支払ったことがある。
科研費に余裕があるのに年度をまたぐ支払いには使えずに、泣く泣く支払ったのを覚えている。
今は、基金という予算枠があるので非常に助かる。

挑戦的萌芽研究は全額が基金化されており、報告書もシンプルだ。

科研費も、現在過渡期でややこしいが、いずれシステムが一本化して簡潔明瞭な仕組みになっていくと思われる。

いやでも時代の流れにはついていかなくてはならない。



科研費実施状況報告書を書きつつも、他にもう1件、民間の財団に研究助成を申請した。
その財団の40周年記念事業であり、過去10年間に採択された研究者だけに案内が来たので、これはいやでも応募しなくてはならないと思った。

要求される書類を2日間でばたばたと準備して、大学の帰りに中央郵便局に持って行った。
締切は5月15日であるが、早ければ明日には届くとのことであった。
宅急便との競争が激しいためか、郵便局もだいぶ進歩している。

こういう補助金は宝くじと同じで応募しなくては絶対に当たることはないので、ちょっとした手間で応募できるのなら応募するしかない。

何事も前向きに取り組むのが私のモットーである。
コメント
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