katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

教室下地に四苦八苦・・・

2009-05-26 01:10:49 | 世界遺産をみんなでつくろ!
午前中はキウイのオ-ダ-コルクボ-ドの色塗り。上下の形は先日切ってあったので、
色塗りには立ち会って貰いたかったのね。

何しろクリ-ムみたいな・・・だけじゃとてもじゃないけれどムリ。何故なら・・・
こんなのが一例。

もしそれが出来るなら、口紅買って来て・・・・赤ね。有り得る?こんなの・・・
それが出来るのなら、まかり通るとは思うんだけれど・・・・

少なくとも俺はそんな繊細さの無さでの仕事はお引き受け出来ない。
俺は例え彼女だろうが奥さんだろうが、俺には判る・・・買って来るよ・・・ってのは

無責任過ぎてとてもムリ。そんな訳でキウイに生で塗って見せてオッケ-を貰う事を
選択した。しかし、おそらくこれでも違う気がする・・・・何故なら、

目地と同じで乾くと色褪せるから。塗っている現状が気に入っているのなら、後日見た
感じは変わっているはず・・・・このサジ加減は経験値のみぞ知る・・・・

まっ近い事だし、それはまた後日確認するとして、今日は組み立て・・・
それが簡単とは思っていなかったけれど・・・・いささかトラブル的話し・・・・

かぐやに画像を送ると、えっ?何か違う・・・って始まった。
北欧家具っぽく無いと言い出す。ん・・・・そこからか・・・・説明・・・

まず主旨。お母さんにも子供にも出来るように。これについてはスペ-スがコ-スタ-くらいだから、問題無い。では次。形。

常に言っているように、どこぞの大きなねずみのぬいぐるみを例にすると、本来普通なら
色がついているのが当たり前。でも形さえしっかりしていれば、セピアでも良いはず。

それなら形についても、ペンキを塗る前に見せたのだからこれについても問題は無いはず
だから間違いなく色だけの問題になる。

では色。そこで何が違うか?を聞くと、何故焼き目を入れたのか?そして白っぽく無いと
言う。ん・・・そこか・・・また説明か・・・

実はさっきのキウイの下地塗りの時もこんな疑問になった・・・それはキウイの選択した
のは、白木のままに近いクリ-ムだった。勿論焼き目無し。

それを観た時、シンプルとは?普通とは?これなのかも知れない・・・と一瞬思った・・
だから、数時間に2度否定的意見を受けたような気がした・・・けれど・・・・

焼き目を入れたのは理由がある。それはタピオカ受けしようとした為。
先日話したようにデベロッパ-受けしないと、次の人に話づらいから・・・

キウイなら焼き目は最初から入れない。この位の事なら普段の教室から好みも判る。
ただそれだけじゃない。もし形がしっかりしているのなら、何を塗っても良いはず。

それなら、カントリ-調、北欧調、和風調・・・いろいろあって良いはず。
しかし、それもまだ説明不足になる。こう言うやり方はモ-娘的やり方。

これだけありゃ何か好みあるでしょ?ってな具合。けれど更に続けると、その中に、
アンティ-ク的ものもあったのね・・・では一体それは何を意味するのか?って事。

それをかぐやが判らなかったのがイラっときた。では聞き方を変える・・・と。

今のJポップの流行を外国人に説明する設定・・・と。何て答える?と聞いた・・・・
すると何も返って来ない・・・ばかちん。何やってんだか・・・

俺ならこう答えると。男のア-チストはラップ、女はR&Bが流行かな・・・ほぼ。
勿論例外なら、お洒落にしたフォ-クって。大まかだけれどね。

多いのが普通なら・・・今俺は普通探しをしている訳で。この例が何を意味するか?
外国人とした比喩はモザイクを知らない御客さん。何も知らない人に・・・って比喩。

ラップだ、R&Bだフォ-クだなんてのは、分野の名前。つまり北欧だカントリ-だ
アンティ-クだなんてのの比喩。

それが判っているのなら、北欧1本に絞って作るって言ったも同然。そんな危険な賭け
をすっか普通・・・1回目は手さぐりじゃないの?

勿論、そう言った事もかぐやには言った事は言った・・・が毎日変化するから着いて来いと言ってある。なのに何故質問しないのか?何故そうなったのか?と。

否定するのは構わない。それはそれで参考にしているから。しかし否定だけでは、
どこかの政治家と一緒。マニフェスト出してくれ・・・一緒にやる気なら・・・・

想像力の未熟な奴と伝達能力の未熟な奴が電話1本でやり取りをして、1つのモノを
やろうとしているのだ。これからもずっと・・・後出しジャンケンばっかやっていていては、何の役にも立たない。

しかもこうやる事が多いわ、奴も家庭の事情で話す機会が少なくなっているのだから、
なお更、短時間で理解してくれないと、説明に時間を取られると本題に行く前に

終わってしまう・・・それならかぐやの想像力はいらなくなる。一緒に・・・なら、
もっと付いて来てくれなくては俺も困るが、かぐやも参加したいと思っているのだから

もう一皮剥けてもらわないと・・・。ここは2人共成長して行かねばならぬ所。
こんな話をここに書いて置けば、次の話から始められる。

さて、こんなのを踏まえると、とって付けた様にアンティ-クって言葉を出した意味。
そもそも今流行っていると思われるさっき挙げたモノをすべてひっくるめると、

大ざっぱに言えば、外国田舎家具。ではそれらはどう作られているか?
こんな簡単な事を説明しなければならなかったのがもどかしい。

多分新品の木は使っていないと思われる。ここが俺にはネックになる。
防腐材なんかを塗ってあったり、風化した木を重ね塗りしたり、手垢がくっついていたり

すべてが古臭いと言っても良いだろう・・・言葉は悪いけれど。しかしそれがお洒落に
見える訳だ。しかしその木は俺には買えない・・・ではどうするか?

そこで考える。今挙げた外国田舎家具の中で一番値段が高いのはどれ?間違っているかも
知れないが、アンティ-クではあるまいか?

もしこの話が通るのなら、それが一番良いのではあるまいか?そこで良く使う例は
ブランド。牛でも、衣服、装飾品・・・何でも一流ってのは人気がある。

勿論素材も優れているだろうが、本当に目利きありきで購入されている人が何人いるだろうか?ロゴに騙される人も多いだろうし、最初から偽物と思っても買ってしまう人もいる

ここが俺の考えた所。偽物でも買う・・・・そもそも一応一番安い木を買ったんだけれど
ここから外国田舎家具に変化させるのはあまりに無謀・・・古さが出ずらい。

そう古さ・・・そこで焼いた訳だ。本来ならもっと焼いて崩れた感じも出したかったが、
俺はやり過ぎ感がある。当たり前の事だが、個性的が売りなのだから、黙っていたら

より本物を目指そうとする。しかし本物に近いモノが出来たとしても、所詮バッタ。
しかしバッタはバッタの意地もある。ならばたたのバッタにはしたくない。

そんな事を考慮に入れると、もしアンティ-クっぽい感じが出来たら・・・・高級感って
出ないものか?と考えた。

もし高級だから手が出ないのなら・・・と。これを始める前に資料として、私のカントリ-なんて雑誌なんてのも買って見た。久しぶりに。

昔、まだブリックなんて外壁材が流行っていない頃から、この雑誌ではいつかはテラコッタ・・・なんてフレ-ズが載っていた本。

そこには勿論カントリ-なんて名前なのだから、アメリカン調の家具が満載だった。
けれど、良く観ると至る所にアンティ-ク小物も取り入れてある。

それがメチャ高いのは知っている。しかも気になるのは、カントリ-と言っているのに
アンティ-クあり・・・混ぜても違和感が無い・・・って事。

ひょとして他の種類の雰囲気にも合うのでは無いか?と考えた訳だ。

更に続く。さっき俺は個性的と言ったけれど、ただ綺麗にペンキを塗りました・・・では
ペンキ屋さんに真似をされてもおかしく無い。さすればペンキ屋さんのが上手い。

出来ないようにしなければならない・・・真似しづらく・・・それが個性の初歩。

傾向と対策で考えれば、これが一番難しい所。今の普通ってのは、人と違うモノが欲しい
けれど、ちょっと違うモノ・・・ちょっと・・・このサジ加減ってのが難しい。

そもそもみんながそうなのだから、みんながちょっと個性的ってやればそれがみんな普通になってしまう・・・・どのサジ加減で辞めるか・・・それがお洒落に繋がって来る。

そのサジ加減の限界ギリギリの線と俺の個性のギリギリ重なる所が到達点・・・・
この下地はそれを探していた訳なのだけれど・・・・

これを踏まえて、かぐやには時間がある時にそれを聞いてみたい・・・んでどう思う?と

この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« カッポさん教室と江戸川FM... | トップ | 今日は教室下地の解説 »
最新の画像もっと見る