katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

中学生教室とアオリイカのモザイク

2021-08-22 08:09:00 | モザイク教室

今日は午後から中学生教室。本日は額縁を取り付けてバックへ・・・って感じなんで、四隅の角を留めって斜めに切り込んだり、寸法を整えてあるもの木を微調整して取り付ける準備をして待つ事になるのね。

そんなこんなでスタートとなるが、何しろ1200x1100mmなんて大きさなんで、二階のアトリエに運ぶのも一苦労なのね。その額縁となると、流石にアトリエ内では無理なんで、外で加工やら取り付け。自分で出来る事はやって貰って、何とか終了。

それをまた二階に運んで・・・ここからバックに。ただ画像の撮り忘れ・・・とは言っても、労作展は一部だけなんで、あっても無くても・・・そんな中、バックをぺきぺきにしたんだけれど、ここまで初心者なのに、リップル、1cmタイルと来て、

最後がぺきぺき・・・経験者なら判るだろうが、ぺきぺきが一番柔らかいのね。だから、切れない・・・なんて事は無いのね。でも、でもなのね。彼が発した言葉が、あっ・・・。今までの、あっ・・・は、どちらかと言うと、あっ切れた・・・

こんな感じね。つまり切れないかも・・・って不安が解消したって感じで、俺にも切れるじゃん・・・的な、あっなのね。所が今日の、あっ・・・は、どちらかと言うと、あっ・・・では無くて、えっ・・・に近いのね。

つまり今までの硬さのつもりでいたのに、拍子抜けとか、戸惑いみたいな、予期しなかった事が起こった感じなのね。そして決定的に違うのは、硬いタイルの時は、狙って切るって言うよりも、割ったって感じ・・・つまり偶然と必然の違いなのね。

割ったって表現は、1回カチンって感じでしょ?これは偶然のパーツなのね。それを組み合わせる、いわゆるクラッシュってパーツでのモザイク。つまりこの場合は、色が大事って感じで、切る技術はほとんどいらない。

逆に狙って切るって言うのは、丸くするとか、ピッタリ合わせるみたいな感じ。つまり偶然では無く必然のパーツなのね。そもそもが初めてなのに硬いタイルから・・・それなのに狙って切るなんて、難易度がどんどん上がるでしょ?

だから、硬くて大変な分、切るでは無く割るって方向にしたのね。でも今度はぺきぺき・・・柔らかいんだから、狙って切る事も出来るでしょ?もうタイルを割るって事は慣れたんだし・・・ってね。

この時に、どんな心理が働くか?が大事なのね。最初は出来ないかも・・・って思ったからこその、あっ・・・って出来るを確信して行く。しかもそれを使ったものを1つ完成している。そんな事で自信が付いたし、慣れても来たのね。

でもその慣れは、硬いタイルを割る事なのね。柔らかいタイルを切る事じゃ無いのね。全く違う難易度なのね。でも、人の心理はそうは思わないものなのね。出来ると判断してしまうのね。そうなると、えっ・・・になる。

本来、初めてのタイルは初めてであって、そこが初心を忘れちゃったからなのね。そこを警戒するくらいが丁度良いのね。そんな説明をして、バックもただクラッシュ入れて来て・・・では無いから、一通りやって貰って、これがサンプルね。

困ったらそこを見て、広げて行ってね・・・と宿題にしたんだけれど、最初はその柔らかさに戸惑うだろうし、割ると切るでは大違いな事を感じるだろうな・・・何しろ初めての事って言うのは、心持ち1つで大きく変わるからね・・・。

軽く大丈夫って感じな場合、その言葉通りに軽く終わらせて来る事もある。こんな場合は、それはそれで問題は無いが、もし美しさやさっきのサンプルの場所を一度も見なかったとすると・・・恐らくただ進めただけになる。

つまり言葉にすると、終わりました・・・って感じね。それが、サンプルを何度も見返したような人の場合、柔らかい事、狙って切る難しさを知る事になり、そんな人の言葉は、難しかったです・・・になるのね。

つまりやっとやっと終わった感じね。これは簡単な話で、良い事と悪い事は背中合わせで、柔らかいって言うのは、もろいって言う事なのね。そして柔らかいが、もろいに変わった人は、自分に不都合になっているのね。

何で?だって硬いタイルから柔らかくなったんだから、簡単に思えるでしょ?その時に、軽く終わった人は狙いを甘くしているとしたら、軽く進む事になるし、狙いを厳しくした人は、後少し直そうとして、欠けてしまう・・・これがもろいの正体。

つまりもろいと表現した人は、自分に不都合になるくらい、こだわりのパーツを切っていた事になる。逆に柔らかい事を自分に有利に進んだ人は、簡単だった事になるのね。だから、見なくてもどんな表現をするか?で想像出来たりするのね。

勿論例外は何にでもあって、それを超越する上手い人はいたりもするから、思い込む事無く、見ての判断になるけれど、一般的に言えば、こんな事は起こりやすいのね。ただね、八月も後半になるから、あんまり気取った事も言ってられない・・・

って言うのも本音なんだけれどね。そんなこんな後は、アオリイカのモザイク。地味には進んでいるが、趣旨から大きく外れた分、気持ちとして進まないなぁ・・・って言うのがあって、まぁ何とか逃げ切らないとって感じなのね。

ただ以前のように、穂竜の巨大なのとか、ウミウシとか、お客さんの付いて無い作品作りの時に、趣旨が無かった穂竜は眠っていて、ウミウシは鹿児島の水族館にいたりする・・・じゃアオリイカは?となると、以前のような1か月以上掛かるような、

そんな時間は掛けていないし、大きさとしても売りやすいサイズでもあるし、あんまり馬鹿げてはいない作品だったりする。それを無難と呼ぶか?嫌、そもそもアオリイカってモチーフが攻めてるでしょ?って取るかは、見た人の問題だから・・・

とは言え、穂竜よりはニーズがある気もするんだけれど・・・。

 


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