katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

高洲公民館のサ-クル活動

2012-04-19 05:31:42 | モザイク教室
朝、いつものように池周りの水撒きと金魚の観察をしていると・・・・あっ産卵。
と言う事で、蝶尾って出目金みたいな金魚の卵をゲット。

そんなこんな朝、定例の高洲のサ-クル活動。すっかり御馴染みのアルルの母ちゃんが、
今日終わらせたい・・・って言うのね・・・。

実はプレゼントだったのだけれど、期日が過ぎてしまって・・・ここなのね。
本来、モチベ-ションとして自分の為である・・・って言うと、まっ良いかっ・・・と

いつまでも時間が掛かってしまう・・・なんて事もある。それが例えば季節モノだと、
クリスマスまで・・・とか、展覧会への参加とか・・・そして誕生日のプレゼントとか、

そうした期日が決められているような場合、何とか時間を捻出して・・・と目標みたいな
ものを作ったりして進めようとしたりする。だから今回のアルルの母ちゃんも、

本来ならそうなるはずだったが、観ての通りの細かさ。これではもはや時間は読めない。
しかもどうしてこうなるか?をいよいよ伝えないとならなくなった・・・・そんな始まり

そして結果として終わらなかった・・・それを踏まえて・・・・のお話。
正直、上手くなる過程で良くある話なので、当てはまる人もいるから。

まず、今日終わらせようとして自宅でここまでやれば終わる・・・と判断した所まで
やったのは姿勢としては正しい。しかも、終わらせようとする意気込みも判った。が、

残りはクラッシュで良いですよね?・・・と言った中に、明らかに花があった・・・
だからそれは駄目と止めた。実は本音を言えば、もうこの時点で終わらないかも・・・の

方向だった。今までこんなに細かくやって来て、最後の最後の小さい花をクラッシュって
楽して終わる・・・そんな事をするのなら、しっかり期限に終わらせれば良かったはず。

ここで一番大事なのは、期限を過ぎてしまったのなら、グレ-ドはせめて絶対に下げない
・・・ここ。だから、最後の花は徹底的にこだわって、バックをクラッシュにするべき。

その時に、最初の1時間に花をこだわり、残りの時間をバックに・・・と配分する事。と
言って置いたのね・・・でも終わらなかった・・・では何故?

実はタイルを切る。この技術点だけ観て・・・みんなはこの作品どう思う?
俺は実に丁寧に切ってあって申し分無いと思うのね。

では色合いは?って同じように聞くと、それは好みで変わって来るのね。だからさっきの
質問とは違って満点は無くなるかも知れないのね・・・。

では何が遅らせてしまう原因なのか?とても簡単な事なのね。今の理屈を理解出来れば、
どんな色でも決まってしまえばねこのグレ-ドで切れる人なのだから、色選びに

時間が掛かる事になる。では何故そうなるか?それは今から作る場所のみを見て作ろうと
するから・・・なのね。まず基本はそこに座って向き合う前に現場検証。

この完成を観る人の距離に離れる。この場合ならその場で立てば良い。
すると全体が見える。そしてその隣に最初は見えない幼い子を横に立たせる・・・・

あくまでここからは想像です。その子にこの作品何色に見える?って質問をするのね。
その子は幼いから難しい色は言えないはず・・・つまり1番多く使ってあるような色や

インパクトのある色を言うはずなのね・・・例えばこの場合なら・・・薄いぃぃとかね。
黄色ぉぉとか、紫ぃぃぃとか・・・ね。じゃ自分はどうしたいの?って聞くのね・・・

自分に・・・。そうすればきっと最低でも濃い色を使わなければ、今まで通りに終れる
とか、今まで使った色を使って置けば、安定感もあるし、無難にもなる・・・

この位の普通って事は探せるはず。この練習をすれば、色選びに大きく時間は掛からない
けれど、感ばかりに頼るから・・・えっと・・・じゃひとまず思いつきで・・・と

何と無くそれっぽい・・・と暫定で切り始めるから、あっやっぱり違う・・・となる。
そのパ-ツを置くだけだから、いくらでも変更出来るから、何度も同じ事を繰り返せば

切る行為だけは作品は進まずとも、相当な数を切っている・・・・この作品はそれの上に
成り立っているのだから、大袈裟に言えばこの作品は見えないけれど、2つくらいある。

今日は集中してアルルの母ちゃんに付いたのは、そんな理由からなのね。
つまり暫定で時間を使わず、まずどうする・・を決めてスタ-トする事。

しかも、そのどう?の見つけ方。実はきちんと本人の中では決まっているのね。
けれどやって見ないと判らない・・・ここ。1つ先の見えない事を読む。この練習。

今日、例え話で、今晩夕飯どうしよっかなぁ?って言う時に、ひとまず大根でも切って
見るかぁ・・・って切っている途中で、あっカレ-にしよう・・・って、その大根は

どうなるのよっ?って話。まずは冷蔵庫の確認。ここ。以前の確認。検証から。
それをする癖を付ける。そうすれば、点が線になって繋がりを持つのね。

結果として終わらなかったけれど、もう自宅で悩まずグレ-ドも下げずに終れる。
変わったのは1回分。今日終わろうが、次回になろうが、くくりは間に合わなかった・・

ならばたった1回。ただこれだけ。次回目地をした時に、その意味は判るはず・・・。

さて長くなったけれど、のりちゃん親子はアトリエ教室が決まっているので、
技術解説はその時にして・・・



この2人はサ-クルの人に作品を見て貰う・・・ここが大事。そして常に1つ前の反応の
まま終わる事を目指せば、必ず結果は付いて来る。そう言った点では安定している。

そしてタピオカ。ここもアルルの母ちゃんと同じ。


今日、結果としてはペットボトルの直径のハ-トと眼・・えっ?って思う人多いだろうね
・・・こだわればこうなる・・・って典型的なのね。

ここはさっきのアルルの母ちゃんの上にいる人。つまり切るって技術は実績がある。
がしかし、失敗した経験値もその分多い。しかも新しい1枚ものの上絵の赤から

その大きさにして、ハ-トなんて言う子供でもはっきり判る形を切るとなれば、
こだわる人は角度、左右のバランス・・・そんな事を気にする。

そもそも色は赤って決まっているから、色選びの悩みは無い。正味切るこだわり。
その時に、どんなハ-トを自分は好むのか?を決めて始めれば良い事なのに、

不安を抱えつつ暫定スタ-ト・・・おぉぉぉぉぉい、ヒビリなのか?無謀なのか?どっち?
まずは必ず目指すお手本を例えハ-トでも見る。知っている、判っていると思い込まない

そして目指すものさえ、きちっと決まれば、次は最初の1手は勇気。さっ行くよっって。
後は経験値。慌てずにゆっくりね。もしそれでも不安なら線を書いて見る。

ただ経験値の無い人は余りお勧めしないのね。何故ならその通り切れる保障が無いから。
様子を見ないとどちらが向いているか?は一概には言えないのね。

ただ確実にタピオカレベルなら、ビビリなら書くのをお勧め。その位、ぺきぺきの
大きいパ-ツは勇気のいる事なのね。こんな時にさくらの作品を思い浮かべると、

あれはあれでやっぱり俺の弟子なのね・・・あはははは。頑固で意地っ張り。
ただタピオカもかなりなのね・・・時間は掛かったが着地はした。お疲れ様ぁ。

んで、キウイは横でひたすらパ-ツの仕込み。キウイは作品が大きいから、サ-クルは
仕込みのスタイルって言うのも良いね。

いずれにせよ、みんな中々ツワモノになって来たのね。完成が楽しみなのね。

さてそんな中、残念だが例の5月のゴ-ルデンウィ-ク明けにラフ画を・・・って話を
お断りする事にした・・・。とても残念だが・・ね。

しばらく悩んだが、お教室日程とモンゴルの額を考えると、いよいよ時間が無さ過ぎ。
余り多くを抱えると俺の今の実力として無理・・・と考えた。

やるからには万全で無いと、迷惑も掛かるし、自分の質も下げる事になる。
そう考えると仕方なし。まっ本当に実力があるのなら、またの機会もある。

ガツガツして失敗するよりコツコツやるのが俺らしい。
そんな中で夏の子供教室のサンプル完成。






  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする