はがき随筆・鹿児島

はがき随筆ブログにようこそ!毎日新聞西部本社の各地方版に毎朝掲載される
「はがき随筆」は252文字のミニエッセイです。

私の農事歴

2017-12-30 14:31:50 | はがき随筆
 寒い冬、見守っているタマネギ2000本余り。鶴の北帰行に合わせて収穫を始める。
 春3月、夏野菜の種まきだ。カボチャ、トマト、キュウリなど。ナスは少し気温が上がってから。ショウガは日陰。植えつけ、中耕、敷わら、支柱立てと汗が出る。
 夏、追肥、消毒、台風対策、除草と更に汗が出る。ときめく収穫で喜びは倍増する。
 秋、タマネギの種まきと白菜、ブロッコリーの植えつけ、腰をさすりながら、肥え(声)を掛ける。食卓をにぎわす新鮮な野菜に感謝。今は草食動物に等しい。だから旨い。旨い。
  出水市 畠中大喜  2017/12/29 毎日新聞鹿児島版掲載

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