kabu達人への道

マスコミで深く触れられることのない投資の裏側や
投資にあたっての疑問など赴くままに綴っていきます。

4カ月連続か

2015-01-23 08:01:55 | 日記
ECBのついに国債購入に踏み切りました。内容自体は事前に報道されていた
ものとそう変わらずサプライズを伴うものではないようでしたが22日時点では
材料出尽くしにならず欧米の株式市場は大幅に上昇して終わりました。今日
の東京市場も高くなりそうです。

1月第2週の投資主体別売買動向が昨日発表になりました。外国人投資家は
第1週の4349億円に続いて4504億円という大幅な売り越しでした。それに対し
て個人投資家や信託銀行、投信など国内勢が買い向かった構図は同じでし
た。日経平均が年明け以降下落しているのは外国人投資家の売りが背景に
ありそうです。

日本株を売った外国人投資家はECBの緩和期待から上昇している欧州市場
に流入しているのかもしれません。やはり日本株が上昇するためには外国人
投資家の支援が必要です。その意味では今後彼らの買いが復活するかどうか
がポイントです。

日経平均は昨年10月以降中旬に安値を付け月末にかけて上昇しています。
10月の安値は17日の14529円(終値14532円)月末は16413円。11月も17日が
安値16907円(終値16973円)月末は17459円。12月も17日が16672円(終値16
819円)月末17450円3か月とも17日安値というのはおそらく偶然の一致でしょう
がトレンドとして中旬に安値を付けるパターンの傾向は明らかです。

そして1月はここまで16日の16864円(終値16864円)が安値になっています。
後から振り返るとスイスフランショックで東京市場が一時500円安で節目の
16500円台まで下げたことでアク抜けして相場反転の転機だったのかもしれ
ません。

22日のECBや25日のリシャ選挙といったイベントを通過して今月も月末には
戻りを試すのでしょうか。その可能性は高くなってきたようです。もちろん個別
株では四半期決算という重要なイベントもあり逆行安する銘柄や低迷する銘
柄も出るでしょう。もちろん持ち株によっては明暗が分かれそうです。

しかし現在のように外部環境が不透明な状態で売買の判断に迷ったら一つの
材料として活用するもの有りかもしれません。今年は基本辛抱そして前半は円
安といった追い風で全体が大きく上昇する希望は持たないこと。もし市場関係
者の期待する2万円が仮にあっても年後半の可能性が高いことなど。強気見
通しが増えても18000円前後の壁は意外に厚いというのを基本として考え、ケ
ースバイケースで対応することが良いのかもしれません。初めから2万円あり
きで相場を考えてしまうと臨機応変な対策が打てません。

コメント
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