日産の役員が決算発表で中国市場について次のように語っています。「4月
から6月にかけて新車販売はどんどん悪くなっている。7月はさらに悪い。株
安の影響を受けているのは間違いない。ただ政府が介を宣言しているので
落ち込みはそんなに長くは続かないだろう。新車投入を機に7~12月は1~6月
に比べて大幅販を狙う。だが足元は本当に厳しいので楽観はできない。そんな
に余裕はなが130万台の販売目標をギリギリなんとか守っていきたい」
日産自動車は日本メーカーで中国市場のシェアが首位です。その日産の役員
のはつげんですから自動車市場の減速は今年後半も楽観できない状況のよう
です。ピジョンの決算や良品計画の中国市場での売り上げを見る限り高額商品
以外の消費は堅調のようですが自車販売の現場ではやはり株安の影響は少な
くないようです。
現在発表が進んでいる決算でもインバウンド需要は嬉しい誤算を生んで小売り
や電鉄、ホテル業界に追い風になっています。その主役は間違いなく訪日中国
人観光客です。その意味では中国本国の自動車販売の減速と爆買いという中
国人の消費動向と無関係でいられるのかどうか下半期も上半期同様に好調を
維持できるのかどうか内需銘柄の命運を握っているのは中国景気の行方にな
ってきたようです。
中国の建機市場は4~6月期は最盛期の六分の一に落ち込んだと伝えていま
す。リーマンショック後の4兆元(56兆円)の大型景気対策の反動と言えばそれ
までですがその後も7%の経済成長を続けている中国の経済規模からしていく
らなんでも落ち込み過ぎでしょう。自動車販売にしても急激に伸びた反動が今
年顕在化しています。どうも中国人のDNAの中には熱しやすく冷めやすいとい
うものが刷り込まれているのでしょうか。
そんなことを考えると訪日観光客が急減するとは考えられませんが爆買いが
いつぴたりと止まっても不思議ではないと感じるのは私だけでしょうか。中国
国内の消費が爆発的に伸びているという話は聞きません。それではなぜ訪日
観光客の消費だけが爆発的に伸びているのでしょうか。日本製の炊飯器や化
粧品の内外価格差が大きいのでしょうか。それとも現地では手に入らないので
しょうか。謎の部分です。
小売りや運輸、日用雑貨などの内需銘柄はもはやディフェンシブ銘柄では無く
なりました。業績の変動の少なさが売りだったこれらの銘柄はインバウンド需要
といった新たな要因で業績の変動は以前に増して数段大きくなりました。これか
らは訪日観光客の増減に株価も翻弄されそうです。
から6月にかけて新車販売はどんどん悪くなっている。7月はさらに悪い。株
安の影響を受けているのは間違いない。ただ政府が介を宣言しているので
落ち込みはそんなに長くは続かないだろう。新車投入を機に7~12月は1~6月
に比べて大幅販を狙う。だが足元は本当に厳しいので楽観はできない。そんな
に余裕はなが130万台の販売目標をギリギリなんとか守っていきたい」
日産自動車は日本メーカーで中国市場のシェアが首位です。その日産の役員
のはつげんですから自動車市場の減速は今年後半も楽観できない状況のよう
です。ピジョンの決算や良品計画の中国市場での売り上げを見る限り高額商品
以外の消費は堅調のようですが自車販売の現場ではやはり株安の影響は少な
くないようです。
現在発表が進んでいる決算でもインバウンド需要は嬉しい誤算を生んで小売り
や電鉄、ホテル業界に追い風になっています。その主役は間違いなく訪日中国
人観光客です。その意味では中国本国の自動車販売の減速と爆買いという中
国人の消費動向と無関係でいられるのかどうか下半期も上半期同様に好調を
維持できるのかどうか内需銘柄の命運を握っているのは中国景気の行方にな
ってきたようです。
中国の建機市場は4~6月期は最盛期の六分の一に落ち込んだと伝えていま
す。リーマンショック後の4兆元(56兆円)の大型景気対策の反動と言えばそれ
までですがその後も7%の経済成長を続けている中国の経済規模からしていく
らなんでも落ち込み過ぎでしょう。自動車販売にしても急激に伸びた反動が今
年顕在化しています。どうも中国人のDNAの中には熱しやすく冷めやすいとい
うものが刷り込まれているのでしょうか。
そんなことを考えると訪日観光客が急減するとは考えられませんが爆買いが
いつぴたりと止まっても不思議ではないと感じるのは私だけでしょうか。中国
国内の消費が爆発的に伸びているという話は聞きません。それではなぜ訪日
観光客の消費だけが爆発的に伸びているのでしょうか。日本製の炊飯器や化
粧品の内外価格差が大きいのでしょうか。それとも現地では手に入らないので
しょうか。謎の部分です。
小売りや運輸、日用雑貨などの内需銘柄はもはやディフェンシブ銘柄では無く
なりました。業績の変動の少なさが売りだったこれらの銘柄はインバウンド需要
といった新たな要因で業績の変動は以前に増して数段大きくなりました。これか
らは訪日観光客の増減に株価も翻弄されそうです。