29日の東京市場は今月15日以来2週間ぶりにの2万2000円を割り
込んで引けました。前場は値ごろ感や日銀ETF買い期待から下げ
渋る展開でしたが、後場はずるずると下げる展開でした。
今週は月末、月初で経済統計の発表も多く一喜一憂する展開が
予想されます。ボラティリティの高い相場が続く可能性もあり
どうしても順張りの短期筋の影響を受けることは避けられません。
米国で再び感染者が急増するなど新型コロナウイルスの猛威は
続いています。感染者急増は経済再開の影響だということは間
違いないでしょうが、マスク着用やソーシャルディスタンスの
確保など3月に急増した時とは違いある程度の対策が進んでいる
筈ではなかったのでしょうか。
それでもこれだけ感染者が急増しているという現実を考えると
米国人の危機意識の低さがあるのでしょうか。少なくとも感染
者がある程度コントロールできている日本やアジアの人達から
するとそんな疑問が浮かびます。ロックダウン以外米国では感
染者数を押さえることができないのでしょうか。
一足早く経済再開したカリフォルニア州の一部ではバーなどの
営業を即時停止する命令を出したことがニュースになっていま
す。内需型経済の米国で飲食や娯楽などが再び規制されたこと
は経済回復への期待感を低下させるかもしれません。
ややフライング気味に急ピッチで回復した株式市場だっただけ
に改めて感染者の急拡大を嫌気して下げる場面も増えそうです。
一方3月のようにパニック売りで市場が大きく下げ続けるような
ことも現状では考えにくいかもしれません。
流石に売り方も大きな授業料を払いましたから一方的に売り崩
しような売りは出ないのではないでしょうか。買い方も前回は
下げが突然で急激だったのでヘッジする術もなかったでしょう。
しかし今回は実体経済に比べて株価の割高感を指摘する見方も
多くある程度備えは出てきています。
逆に多くの投資家が下値不安を持ちヘッジや空売りで売りポジ
ションが構築されていると、もし反対方向に相場が走り出した
から3月からの急反発のように一方的な上昇もあるかもしれま
せん。
特効薬の開発にはある程度の時間がかかるでしょうが、ワクチ
ンについてはすでに欧米や日本などの医薬品メーカーが開発を
急いでいます。ワクチン開発に成功するとか接種が始まるとか
のニュースで大きく上昇することもあるかもしれません。
3月から急反騰は弱気筋による買戻しによるものでした。ポジ
ションが膨らんだ方とは逆の方向に市場が振れた時にはオーバ
ーシューすることが多いことには注意が必要です。いずれにし
ても月末・月初でボラの高い展開は続きそうです。
込んで引けました。前場は値ごろ感や日銀ETF買い期待から下げ
渋る展開でしたが、後場はずるずると下げる展開でした。
今週は月末、月初で経済統計の発表も多く一喜一憂する展開が
予想されます。ボラティリティの高い相場が続く可能性もあり
どうしても順張りの短期筋の影響を受けることは避けられません。
米国で再び感染者が急増するなど新型コロナウイルスの猛威は
続いています。感染者急増は経済再開の影響だということは間
違いないでしょうが、マスク着用やソーシャルディスタンスの
確保など3月に急増した時とは違いある程度の対策が進んでいる
筈ではなかったのでしょうか。
それでもこれだけ感染者が急増しているという現実を考えると
米国人の危機意識の低さがあるのでしょうか。少なくとも感染
者がある程度コントロールできている日本やアジアの人達から
するとそんな疑問が浮かびます。ロックダウン以外米国では感
染者数を押さえることができないのでしょうか。
一足早く経済再開したカリフォルニア州の一部ではバーなどの
営業を即時停止する命令を出したことがニュースになっていま
す。内需型経済の米国で飲食や娯楽などが再び規制されたこと
は経済回復への期待感を低下させるかもしれません。
ややフライング気味に急ピッチで回復した株式市場だっただけ
に改めて感染者の急拡大を嫌気して下げる場面も増えそうです。
一方3月のようにパニック売りで市場が大きく下げ続けるような
ことも現状では考えにくいかもしれません。
流石に売り方も大きな授業料を払いましたから一方的に売り崩
しような売りは出ないのではないでしょうか。買い方も前回は
下げが突然で急激だったのでヘッジする術もなかったでしょう。
しかし今回は実体経済に比べて株価の割高感を指摘する見方も
多くある程度備えは出てきています。
逆に多くの投資家が下値不安を持ちヘッジや空売りで売りポジ
ションが構築されていると、もし反対方向に相場が走り出した
から3月からの急反発のように一方的な上昇もあるかもしれま
せん。
特効薬の開発にはある程度の時間がかかるでしょうが、ワクチ
ンについてはすでに欧米や日本などの医薬品メーカーが開発を
急いでいます。ワクチン開発に成功するとか接種が始まるとか
のニュースで大きく上昇することもあるかもしれません。
3月から急反騰は弱気筋による買戻しによるものでした。ポジ
ションが膨らんだ方とは逆の方向に市場が振れた時にはオーバ
ーシューすることが多いことには注意が必要です。いずれにし
ても月末・月初でボラの高い展開は続きそうです。