前日に今期純利益が二桁減少する予想を出してきたコマツ株の
今日の市場の反応が注目されましたが、58円高の3005円で寄り
付きその後一段高となりませんでしたが、日中プラス圏でしっか
りした展開でした。4月に買収した米鉱山機械大手のジョイ・グロ
ーバルののれん関連の費用(480億円)を除けば営業利益は11%
の増益計算になるということが投資家から評価を得た形です。
もし決算発表がザラバ中だったら純利益が19%減という言葉に
シストレが反応して大きく売り込まれる場面があったかもしれま
せん。28日が落ち着いた取引になったのは数字の背景にある中
身を吟味する時間があったからではないでしょうか。
1%の小幅な増益予想出してきたファナックが寄り付き1%安で始
まった後下げ渋り、大引けは0.55%安だったのも想定為替レート
が1ドル100円、1ユーロ110円と足元の水準よりもかなり円高に設
定したことからいずれ上方修正が期待できるといった予想もあった
のでしょう。
2営業日続落で今週の取引を終わりましたが、1万9196円は週初
のテレビの経済番組での専門家インタビューで誰一人予想しなか
った高い水準でした。4月第3週の海外投資家は2770億円現物株
を買い越しました。第2週の買い越しが1027億円でしたから2.7倍
になった計算です。日経平均が285円上昇したのもやはり海外投
資家の存在を抜きに語れません。
今週は先週の2倍の576円上昇しました。おそらく海外投資家の
買い越し額は一段と膨らんだことが予想されます。4月は海外投
資家が買ってくるといった説はどうやら今年も正しかったようです。
一旦買い越しに転じるとしばらく続くといったこれまでのケースを
考えると海外投資家の買いに支えられてしばらくは日本株も上昇
が続くというロジックになりそうです。
筋書き通りにいくかどうかは、まずは月末月初に発表される海外
の経済指標が鍵を握ることになります。4月に安値をつけて5月に
高値をつけにいけるのかはやはり為替も含めた海外からの材料
次第です。
29日30日の更新はお休みします。
今日の市場の反応が注目されましたが、58円高の3005円で寄り
付きその後一段高となりませんでしたが、日中プラス圏でしっか
りした展開でした。4月に買収した米鉱山機械大手のジョイ・グロ
ーバルののれん関連の費用(480億円)を除けば営業利益は11%
の増益計算になるということが投資家から評価を得た形です。
もし決算発表がザラバ中だったら純利益が19%減という言葉に
シストレが反応して大きく売り込まれる場面があったかもしれま
せん。28日が落ち着いた取引になったのは数字の背景にある中
身を吟味する時間があったからではないでしょうか。
1%の小幅な増益予想出してきたファナックが寄り付き1%安で始
まった後下げ渋り、大引けは0.55%安だったのも想定為替レート
が1ドル100円、1ユーロ110円と足元の水準よりもかなり円高に設
定したことからいずれ上方修正が期待できるといった予想もあった
のでしょう。
2営業日続落で今週の取引を終わりましたが、1万9196円は週初
のテレビの経済番組での専門家インタビューで誰一人予想しなか
った高い水準でした。4月第3週の海外投資家は2770億円現物株
を買い越しました。第2週の買い越しが1027億円でしたから2.7倍
になった計算です。日経平均が285円上昇したのもやはり海外投
資家の存在を抜きに語れません。
今週は先週の2倍の576円上昇しました。おそらく海外投資家の
買い越し額は一段と膨らんだことが予想されます。4月は海外投
資家が買ってくるといった説はどうやら今年も正しかったようです。
一旦買い越しに転じるとしばらく続くといったこれまでのケースを
考えると海外投資家の買いに支えられてしばらくは日本株も上昇
が続くというロジックになりそうです。
筋書き通りにいくかどうかは、まずは月末月初に発表される海外
の経済指標が鍵を握ることになります。4月に安値をつけて5月に
高値をつけにいけるのかはやはり為替も含めた海外からの材料
次第です。
29日30日の更新はお休みします。