kabu達人への道

マスコミで深く触れられることのない投資の裏側や
投資にあたっての疑問など赴くままに綴っていきます。

6ヶ月連続下げ

2010-11-30 15:47:20 | 日記
一昔前には月末のお化粧買いと言われたものですが、最近
はお化粧買いどころか調整売りが主流のようです。今日も
188円安と大幅に下落しました。これで5月から6ヶ月連続
で100円超の下げです。8月31日には325円安の8824円で引
け引け値ベースで今年の安値をつけました。

その後も9月30日が190円安10月29日が164円安と大きく売
られる傾向にあります。理由は良く分かりませんが、夏
以降先物中心の相場では目先の資金中心で一方に振れやす
い傾向がありそうです。だから下げ始めると月末要因も
重なり下げ幅が大きくなる傾向があります。

まあこのところ世界の株式市場が下落基調だったにもかか
わらず東京市場だけ円安を支えに上値追いを続けていた
東京市場、テクニカル的な過熱感と先駆した自動車株など
の上値が重くなり、人気が出遅れ株に回りやや物色銘柄の
一循環もあり下げ始めると2兆円を超えた裁定買いの解消も
出て下げ幅が大きくなりました。

明日から師走相場に突入するわけですが、東京市場も調整に
入るという見方とこの下げは過熱感を冷ますのにはちょうど
良い下げだという見方と分かれています。東京市場が円相場
との関連性が強いという見方に立てば円安トレンドから円高
に向かうということでもない限り上昇トレンドの微調整だと
いう見方でいいと思いますが。

米国の今週末の雇用統計を確認したいという投資家も多いで
しょうから今日の下げはある程度仕方ないかと思います。
しかし懸念材料があるから今日の下げなどに繋がるわけで
「麦藁帽子は冬に買え」という格言にあるように大幅安で
明日以降もまだ下げそうだという心理が働くから下げ始め
ると下げが下げを呼ぶ状態になります。もし安値を拾おう
とすればある意味こんなチャンスはないのかもしれません。

ここはある程度のリスクを取らないと収益を上げることは
困難です。この銘柄で損したら仕方ないと割り切れる銘柄
だったら果敢に買い向かうべきだと思います。私の納得
銘柄はパナソニックです。大坪社長の経営改革に賭ける
つもりで投資します。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

期日圧迫はほぼ解消

2010-11-30 08:39:28 | 日記
どこまでリスクをとって投資が出来るか、それが今後の投資
収益を左右しそうです。日経平均が終値ベースで1万円台に
乗せた18日からの値動きを見ると下が1万円飛び台、上が
10100円台と値幅ではわずか100円の範囲で動いています。

騰落レシオや乖離率それに今月は1ヶ月で1000円上昇した
ことなど短期的な高値警戒感が根強いことがあげられます。
先週末の信用買い残高がどうなっているか明日発表の数字が
気になります。私の予想は300億円くらいの減少と考えて
います。

最も信用買い残高の減少傾向はそろそろ終止符を打ちそう
です。理由は1万円台の終値が5月20日を最後に9000円
台に半ばから後半のボックス相場に代わり上値のしこりが
ほぼ無くなる事などから期日による圧迫要因は減少すること。
それに内外の情勢が不透明なために新規の買いは限られる
ことがあります。

裁定買い残高が増えていることは少し気になりますが、需給
面からの大きく下げる懸念は少なくなりました。ただしこの
とこと円安もあり先進国では日本だけが独歩高の展開です。
そろそろ日本市場も一服の可能性もあります。やはりここは
下げを待つ方法が有効かと思います。

注目業種は引き続いて電機、自動車など輸出関連銘柄と商社
などの。商社の中では三菱商事や伊藤忠、丸紅などでしょうか。
後は目標の株価に下がるまで待ちます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

静かに株価の水準訂正は続く

2010-11-29 14:38:52 | 日記
東京エレク、三菱電機、川崎汽船、商船三井、日産自動車
これすべて私が10月末まで保有していた銘柄です。今は
そのすべての銘柄を上がりはじめに売却して手元に残って
いませんが、改めて株価をチェックしてみると平均売値よ
りも10%近く上昇しています。

その間、懸念材料はたくさんあり特に弱気派の市場関係者
第一生命研究所のT氏や三菱UFJのF氏の見解など読む
とやはり不安が先立って強気で持ち続けられませんでした。
もちろん投資は自己責任ですから一番の原因は自分にある
訳で意思の弱さに反省させられます。

多くの株式関係者にも強気派と弱気派がいるものでそれぞれ
の見方にもなるほどと納得させられるものはあります。しか
しマーケットと言うものは時として多くの人達が思っている
のとは反対に動くものです。

円相場だって今月のFOMC後に80円割れを覚悟していた
人は多かったと思います。むしろ11月中に84円まで円安が
進むと予想していた人は一握りでしょう。

新日鉄や三菱重工の最近の値動きを見ていると余り弱き筋の
意見ばかりに耳を傾けていると投資のチャンスを逃してしまう
ことになる可能性が高いように感じます。内外の情勢の不透明
感から今のところ弱気派が多数だと感じています。今回は多数
派は読みが当たるのでしょうか、それとも…
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ここからはやはり逆張り

2010-11-29 11:12:58 | 日記
東京市場はハイテク株を中心に買われ一時10149円まで
上昇しました。しかし、その後は高値警戒感もあり急速
に伸び悩み前場の引けは29円高の10069円でした。25日と
の乖離率及び騰落レシオなどテクニカル的はやや過熱感
もありここはじっくり1万円固めするほうがベストかと思
います。

半導体製造装置の東京エレクや業績下方修正で急落した
ディスコなども戻り歩調です。また海運株がバルチック
海運指標が軟調にもかかわらず、このところじり高に推移
していることもあり、ここは下落局面では余り弱気になら
ならことも必要かと思います。

ただし1万円回復で見られたように低位株の底上げがあっ
たり自動車株の急激な人気化があったりここからこれらの
銘柄の押し目を買うべきか難しいところです。基本的に循
環物色が続いているのならこのところの円安でも余り上昇
が少ないグループの押し目買いも有効かと思います。

具体的にはパナソニックや東芝などの電機のグループや
コニカミノルタなどの精密株にもいずれ人気が回ってく
るのではないかと予想しています。ただし、あくまでも
押し目買いで対処しましょう。相場は11月の初旬からは
1000円上昇した位置にあります。

値動きのよさにつられて余り高いところを買うとやはり
成果は芳しくありません。ここはじっくり下げたところ
で拾いたいものです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

年末高を期待

2010-11-28 07:00:03 | 日記
気がつけばトヨタが3305円(11/25終値)をつけました。
今月1日は2812円でした。4週間でおよそ500円上昇したこと
になります。自動車株の上昇は10月の国内販売がエコカー
減税終了で大きく落ち込んだと報道されてからです。代表的
な輸出産業である自動車と電機、円相場の反転とともに大き
く上昇した銘柄は自動車株でした。11月に今年の高値を更新
した銘柄は富士重工、いすず、ダイハツです。

キーワードは新興国などの販売が好調で業績の増額修正をし
た銘柄と言うことです。当面、欧米市場の本格回復は難しそ
うですからどうしても期待は新興国になります。中国もイン
ドも商品市場の上昇もありインフレ警戒ムードですが、来年
以降も高成長期待は変わらないでしょう。

自動車株に関してはエコカー減税の終了で販売減が懸念され
それに円高を警戒して10月まで株価低迷が続きました。し
かし11月になると円相場の反転と新興国需要と米国市場の
持ち直しで国内の販売減の悪影響はカバーできそうだという
ことで株価も持ち直しました。

やや楽観的かもしれませんが、現在の相場の重石になってい
る円高懸念や欧州の財政・金融不安も根本解決は難しそうで
すが、これから年末にかけては突発的な悪材料でも出ない限
り底堅く推移するのではないかと思っています。昨年同様
年末に向かって円安の進行次第では1万600円から700円くらい
を目指す展開を期待しています。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする