2万4121円だった23日(火)から翌週の火曜日の30日に日経平均
が2万3291円になっていたとは本当に相場の先行きは分からないも
のです。日経平均は24日から5営業日続落でこの間の下げ幅は830
円でした。
23日には大発会から1360円上昇していましたが、30日にはその上
げ幅は527円となり6割弱の貯金を吐き出しました。ザラバ中25日
移動平均線(2万3499円)を割り込んだことから下げに弾みがつい
たことも割り引いて考えなければなりません。
米国株の大幅安が影響したのでしょうが、30日に円高が大きく進行
した訳でもありません。前日まで4営業日続落したこともあり寄り
付き前にはここまで相場が下げると言う予想はありませんでした。
23日の大幅高も同じパターンです。相場の水準が高くなっているだ
けに当然高所恐怖症から売りが売りを呼ぶ展開もまた増えそうです。
それでも年末には1割程度日経平均が上昇しているかもしれません。
しかし2017年9月以降のように大きな下げを経験しないでの昇は今
年無いのかもしれません。ボラティリティの高い相場が続くことも
覚悟しなければなりません。
30日の日経新聞1面で伝わったiPhoneXの大幅減産も昨年からのニ
ュースでXの売れ行きが悪いことは伝わっていました。23日に電子
部品大手6社の2017年10~12月期の受注額は前年同期比15%増で
四半期ベースでは過去最高だというニュースが伝わっていただけに
幾分警戒感が後退していたということはあるかもしれません。
そこに飛び出した5割減産と言う数字にインパクトがあったようで
す。昨年よりスマホ市場の成長鈍化が指摘され部品大手も脱スマホ
で自動車関連の強化に舵を取っていました。スマホ市場を牽引して
きたアップルでしたが、既に機能的にはかなり成熟してきたことも
あり画期的な機能を搭載することにより新機種への買い替えサイク
ルは鈍化する流れは変えられないようです。
ハード的には進化の止まったスマホですが、スマホを起点にしたサ
ービスはこれからも広がりそうです。IT時代に欠かせないツールと
しての地位は揺るがないでしょう。もっとも商品が成熟すればコモ
ディティ化するのはデジタル製品の宿命です。消費者の買い替えサ
イクルは次第に永くなりスマホ関連メーカーとして難しい時代に突
入しそうです。
が2万3291円になっていたとは本当に相場の先行きは分からないも
のです。日経平均は24日から5営業日続落でこの間の下げ幅は830
円でした。
23日には大発会から1360円上昇していましたが、30日にはその上
げ幅は527円となり6割弱の貯金を吐き出しました。ザラバ中25日
移動平均線(2万3499円)を割り込んだことから下げに弾みがつい
たことも割り引いて考えなければなりません。
米国株の大幅安が影響したのでしょうが、30日に円高が大きく進行
した訳でもありません。前日まで4営業日続落したこともあり寄り
付き前にはここまで相場が下げると言う予想はありませんでした。
23日の大幅高も同じパターンです。相場の水準が高くなっているだ
けに当然高所恐怖症から売りが売りを呼ぶ展開もまた増えそうです。
それでも年末には1割程度日経平均が上昇しているかもしれません。
しかし2017年9月以降のように大きな下げを経験しないでの昇は今
年無いのかもしれません。ボラティリティの高い相場が続くことも
覚悟しなければなりません。
30日の日経新聞1面で伝わったiPhoneXの大幅減産も昨年からのニ
ュースでXの売れ行きが悪いことは伝わっていました。23日に電子
部品大手6社の2017年10~12月期の受注額は前年同期比15%増で
四半期ベースでは過去最高だというニュースが伝わっていただけに
幾分警戒感が後退していたということはあるかもしれません。
そこに飛び出した5割減産と言う数字にインパクトがあったようで
す。昨年よりスマホ市場の成長鈍化が指摘され部品大手も脱スマホ
で自動車関連の強化に舵を取っていました。スマホ市場を牽引して
きたアップルでしたが、既に機能的にはかなり成熟してきたことも
あり画期的な機能を搭載することにより新機種への買い替えサイク
ルは鈍化する流れは変えられないようです。
ハード的には進化の止まったスマホですが、スマホを起点にしたサ
ービスはこれからも広がりそうです。IT時代に欠かせないツールと
しての地位は揺るがないでしょう。もっとも商品が成熟すればコモ
ディティ化するのはデジタル製品の宿命です。消費者の買い替えサ
イクルは次第に永くなりスマホ関連メーカーとして難しい時代に突
入しそうです。