今週の東京市場は472円上昇しました。しかも配当落ち分104円を埋めての上昇
でした。小売、不動産などの内需株だけでなく自動車や商社それに電機の一角
などやメガバンクや証券など幅広い銘柄が上昇しました。これらの銘柄は先週売
り込まれたグループです。反対に先週賑わったソフトバンクは25日以降4日続落
で6%近く下げました。売り叩かれた銘柄の自立反発が3連騰の中身です。
円相場が102円を挟んだ展開そしてNY市場が揉み合う状態だったことを考えれ
ば健闘したといえなくもありません。先週の引け値から考えれば配当落ちで1万
4000円近くまで下げる場面があっても不思議では無い状態でしたから。この反発
が年度末の運用成績を上げたい国内機関投資家のお化粧買いという見方も市場
ではあるようです。
東京市場は200日平均線を越えて一安心したところですが油断してはいけません。
いずれにしても来週な月初で株価に影響を与える経済指標の発表が目白押しで
す。2月3月と立て続けに月替わりの最初の営業日は大きく下落しています。今週
の上昇が先物主導だったことを考えれば下げも先物主導ということになります。
外国人投資家でも中長期の投資家は東京市場のボラティリティの高さなどもあり
完全に様子見ムードです。目先の動きは短期志向のヘッジファンドや個人投資家
のホットマネー中心の動きです。これらの資金は逃げ足の速いマネーだと言うこと
には注意が必要です。
当面は日本国内で株価を動かす材料は余りありません。来週も引き続いて外部
要因が株価材料となります。高値圏で一進一退状態のNY市場の先行きが気に
なります。チャートを見る限り上値の重い状態は明らかです。ここを抜けて年初来
高値を目指すにはかなりのエネルギーが必要です。上値を試すことになれば東京
市場にもプラスになりますし揉み合いを下に行くようであれば日本株の足を引っ
張ることになります。
例年4月のNY市場は上がりやすい傾向があるようです。しかし今年もそれが当
てはまるかどうかは分かりません。例え4月月末時点では現在の3月よりも高い
仮定しても一旦下押しした後上昇するかもしれません。昨年の市場が余りにも
ブル相場だったのでその残像がまだ残っていますが、もう一度白紙に戻して市
場をみていく必要がありそうです。
明日の更新はお休みします。
でした。小売、不動産などの内需株だけでなく自動車や商社それに電機の一角
などやメガバンクや証券など幅広い銘柄が上昇しました。これらの銘柄は先週売
り込まれたグループです。反対に先週賑わったソフトバンクは25日以降4日続落
で6%近く下げました。売り叩かれた銘柄の自立反発が3連騰の中身です。
円相場が102円を挟んだ展開そしてNY市場が揉み合う状態だったことを考えれ
ば健闘したといえなくもありません。先週の引け値から考えれば配当落ちで1万
4000円近くまで下げる場面があっても不思議では無い状態でしたから。この反発
が年度末の運用成績を上げたい国内機関投資家のお化粧買いという見方も市場
ではあるようです。
東京市場は200日平均線を越えて一安心したところですが油断してはいけません。
いずれにしても来週な月初で株価に影響を与える経済指標の発表が目白押しで
す。2月3月と立て続けに月替わりの最初の営業日は大きく下落しています。今週
の上昇が先物主導だったことを考えれば下げも先物主導ということになります。
外国人投資家でも中長期の投資家は東京市場のボラティリティの高さなどもあり
完全に様子見ムードです。目先の動きは短期志向のヘッジファンドや個人投資家
のホットマネー中心の動きです。これらの資金は逃げ足の速いマネーだと言うこと
には注意が必要です。
当面は日本国内で株価を動かす材料は余りありません。来週も引き続いて外部
要因が株価材料となります。高値圏で一進一退状態のNY市場の先行きが気に
なります。チャートを見る限り上値の重い状態は明らかです。ここを抜けて年初来
高値を目指すにはかなりのエネルギーが必要です。上値を試すことになれば東京
市場にもプラスになりますし揉み合いを下に行くようであれば日本株の足を引っ
張ることになります。
例年4月のNY市場は上がりやすい傾向があるようです。しかし今年もそれが当
てはまるかどうかは分かりません。例え4月月末時点では現在の3月よりも高い
仮定しても一旦下押しした後上昇するかもしれません。昨年の市場が余りにも
ブル相場だったのでその残像がまだ残っていますが、もう一度白紙に戻して市
場をみていく必要がありそうです。
明日の更新はお休みします。