8月相場も後1日を残すのみとなりましたが、30日現在では7月末時点に
比べて2%弱の下落になっています。今日一日でどこまで挽回出来るの
か、幸いNY市場は小幅ですが、プラスで終わりました。円相場が110円
を回復したことの方が日本株に取っては追い風になりそうです。依然は
月末に機関投資家によるお化粧買いが市場で噂されましたがここ数年
そんな記事は見かけません。
まあ今日どんなに頑張っても月間でプラスまでは戻せないでしょう。戦後
の取引所再開以来8月は下がりやすい傾向があるようですが、今年もジ
ンクス通りだったのかもしれません。また9月も2000年以降の統計では値
上がりが6回、値下がりが11回と勝率は35%と低調です。9月相場への警
戒心からなかなか強気に転じるキッカケが掴めません。例えば8月まで第
一営業日は14ヶ月連続で値上がりしていますが9月も1日に値上がりした
としても霧が晴れるのは10月以降に持越しかもしれません。
30日付の経済紙には6月の都内のホテルの平均稼働率が予約の取り辛
い水準の80%を2ヶ月連続で割り込んだと伝えています。6月の訪日観光
客は18.2%増と6月としては過去最高を記録しました。5月も21.2%と過去
最高を記録していました。5、6月とも2割程度訪日観光客が増えているに
も拘わらず都内のホテルの稼働率が低下したというのはどういうことでし
ょうか。
稼働率が低下したのは国内の宿泊客の減少の影響があったのかもしれ
ません。しかしそれだけではなく訪日観光客の宿泊先がホテルから民泊
施設などに流れているのかもしれません。また記事には出ていませんが
訪日観光客のリピーターが増え東京と京都を周遊する定番コースから他
の観光地に広がっているのかもしれません。訪日観光客が5月、6月過去
最高を記録しているにも拘わらず都内のホテルの稼働率が低下している
のはインバウンドにも変化の芽が出てきている兆しなのかもしれません。
もし地方へとインバウンド需要が移っているとしたら日本に取っても願った
ら叶ったりです。都市部に比べ地方の旅館やホテルの稼働率にはまだ余
裕があります。2015年には都市部ではホテルが足りない。一方地方には
あまり訪日観光客の少なく稼働率は低いままと言うミスマッチが問題視さ
れていました。訪日観光客が地方に分散する傾向は理想の姿です。
爆買いと言われたブームが去ったと言われています。確かに家電や高級
腕時計などの売り上げは落ちているようです。一方化粧品などの日用品
や食品は相変わらず好調のようです。インバウンド消費も姿を変えながら
定着し日本経済を支える柱へと育っていきそうです。
比べて2%弱の下落になっています。今日一日でどこまで挽回出来るの
か、幸いNY市場は小幅ですが、プラスで終わりました。円相場が110円
を回復したことの方が日本株に取っては追い風になりそうです。依然は
月末に機関投資家によるお化粧買いが市場で噂されましたがここ数年
そんな記事は見かけません。
まあ今日どんなに頑張っても月間でプラスまでは戻せないでしょう。戦後
の取引所再開以来8月は下がりやすい傾向があるようですが、今年もジ
ンクス通りだったのかもしれません。また9月も2000年以降の統計では値
上がりが6回、値下がりが11回と勝率は35%と低調です。9月相場への警
戒心からなかなか強気に転じるキッカケが掴めません。例えば8月まで第
一営業日は14ヶ月連続で値上がりしていますが9月も1日に値上がりした
としても霧が晴れるのは10月以降に持越しかもしれません。
30日付の経済紙には6月の都内のホテルの平均稼働率が予約の取り辛
い水準の80%を2ヶ月連続で割り込んだと伝えています。6月の訪日観光
客は18.2%増と6月としては過去最高を記録しました。5月も21.2%と過去
最高を記録していました。5、6月とも2割程度訪日観光客が増えているに
も拘わらず都内のホテルの稼働率が低下したというのはどういうことでし
ょうか。
稼働率が低下したのは国内の宿泊客の減少の影響があったのかもしれ
ません。しかしそれだけではなく訪日観光客の宿泊先がホテルから民泊
施設などに流れているのかもしれません。また記事には出ていませんが
訪日観光客のリピーターが増え東京と京都を周遊する定番コースから他
の観光地に広がっているのかもしれません。訪日観光客が5月、6月過去
最高を記録しているにも拘わらず都内のホテルの稼働率が低下している
のはインバウンドにも変化の芽が出てきている兆しなのかもしれません。
もし地方へとインバウンド需要が移っているとしたら日本に取っても願った
ら叶ったりです。都市部に比べ地方の旅館やホテルの稼働率にはまだ余
裕があります。2015年には都市部ではホテルが足りない。一方地方には
あまり訪日観光客の少なく稼働率は低いままと言うミスマッチが問題視さ
れていました。訪日観光客が地方に分散する傾向は理想の姿です。
爆買いと言われたブームが去ったと言われています。確かに家電や高級
腕時計などの売り上げは落ちているようです。一方化粧品などの日用品
や食品は相変わらず好調のようです。インバウンド消費も姿を変えながら
定着し日本経済を支える柱へと育っていきそうです。