年初から相場のリード役だった半導体関連銘柄にも買い疲れ感が
広がってきてしまったのでしょうか。今期業績の下方修正を発表
したスクリーンはストップ安でした。尚も売り物を残したようで
すから上方修正も期待されていましたから今日も下げて始まりそ
うです。
スクリーンの大口顧客は韓国サムスンです。サムスンはDRAMと
フラッシュメモリの世界シャア首位の企業です。その汎用メモリ
の市況回復は遅れています。旧東芝子会社でフラッシュメモリ2位の
のキオクシアの今期決算は最終赤字が1千億円を越えると予想さ
れています。
半導体業界の中でもロジックICは回復が鮮明ですが汎用メモリの
回復は遅れています。同業の東京エレクトロンに比べてスクリーン
の収益回復が遅れているのは顧客層の違いもあるようです。29日
の取引でもアンリツは米国の同業の大幅な減収を受け連想売りで
大幅安になりましたが、30日も下げ止まりませんでした。
半導体セクター全般に高値警戒感が広がり、しかも企業により業
績に濃淡があることが判明しました。東京エレクトロンの株価も
2017年にスーパーサイクル論という強気ムードに包まれた時の高
値を更新しています。やはり短期的には割高感や過熱感が高まっ
ていたようです。
新型ウイルスの感染者は増え続けていて中国以外の国でも人から
人に移る二次感染が確認されました。日本でも貸し切りバスの運
転手だけでなくツアーガイドも感染が確認されました。武漢から
の団体旅行者は既に帰国しており感染経路をたどることは難しそ
うです。
運転手とツアーガイドは今月12にから17日と17日から22日に武漢
からの団体ツアーを乗せました。新型ウィルスの潜伏期間は2日か
ら14日間と推測されます。武漢からのツアー客は空港での検査を
すり抜けたことになりますが、その時点では発症していなかった
のかそれとも一部に指摘されたように発症前でも感染してしまう
のか。
ツアー客が武漢に帰国後感染者が出たとも出なかったとも情報が
無いので分かりませんが、既にかなり早い段階で武漢では二次感
染者が広がっていた可能性は高そうです。潜伏期間と人口1000万
人を越える大都市武漢では潜在的な感染者はまだ多く今後も増え
続けると考えるべきです。
中国国内での感染者の増加や中国以外の国での感染者拡大の懸念
が払拭できない状況で経済にどのくらい影響するのかどうか全く
見当がつきません。様々な予想は2003年のSARSのケースを参考
にするしかありませんが、当時と中国を取り巻く環境が大きく変
化していますから正確なことは分かりません。
一つ言えることは毎日のように状況は変化し続けていて古い情報
がすぐに役に立たないことです。こんな投資環境で個人投資家が
忘れてはいけない心構えは「売るべし、買うべし、休むべし」の
格言です。機関投資家と違って運用競争を強いられる訳でも株か
ら債券へと安全資産に資金を移すこともない個人投資家は上場が
少ない分待つことが出来ます。今活発に動いてもいい投資家はデイ
トレーダーだけかもしれません。
広がってきてしまったのでしょうか。今期業績の下方修正を発表
したスクリーンはストップ安でした。尚も売り物を残したようで
すから上方修正も期待されていましたから今日も下げて始まりそ
うです。
スクリーンの大口顧客は韓国サムスンです。サムスンはDRAMと
フラッシュメモリの世界シャア首位の企業です。その汎用メモリ
の市況回復は遅れています。旧東芝子会社でフラッシュメモリ2位の
のキオクシアの今期決算は最終赤字が1千億円を越えると予想さ
れています。
半導体業界の中でもロジックICは回復が鮮明ですが汎用メモリの
回復は遅れています。同業の東京エレクトロンに比べてスクリーン
の収益回復が遅れているのは顧客層の違いもあるようです。29日
の取引でもアンリツは米国の同業の大幅な減収を受け連想売りで
大幅安になりましたが、30日も下げ止まりませんでした。
半導体セクター全般に高値警戒感が広がり、しかも企業により業
績に濃淡があることが判明しました。東京エレクトロンの株価も
2017年にスーパーサイクル論という強気ムードに包まれた時の高
値を更新しています。やはり短期的には割高感や過熱感が高まっ
ていたようです。
新型ウイルスの感染者は増え続けていて中国以外の国でも人から
人に移る二次感染が確認されました。日本でも貸し切りバスの運
転手だけでなくツアーガイドも感染が確認されました。武漢から
の団体旅行者は既に帰国しており感染経路をたどることは難しそ
うです。
運転手とツアーガイドは今月12にから17日と17日から22日に武漢
からの団体ツアーを乗せました。新型ウィルスの潜伏期間は2日か
ら14日間と推測されます。武漢からのツアー客は空港での検査を
すり抜けたことになりますが、その時点では発症していなかった
のかそれとも一部に指摘されたように発症前でも感染してしまう
のか。
ツアー客が武漢に帰国後感染者が出たとも出なかったとも情報が
無いので分かりませんが、既にかなり早い段階で武漢では二次感
染者が広がっていた可能性は高そうです。潜伏期間と人口1000万
人を越える大都市武漢では潜在的な感染者はまだ多く今後も増え
続けると考えるべきです。
中国国内での感染者の増加や中国以外の国での感染者拡大の懸念
が払拭できない状況で経済にどのくらい影響するのかどうか全く
見当がつきません。様々な予想は2003年のSARSのケースを参考
にするしかありませんが、当時と中国を取り巻く環境が大きく変
化していますから正確なことは分かりません。
一つ言えることは毎日のように状況は変化し続けていて古い情報
がすぐに役に立たないことです。こんな投資環境で個人投資家が
忘れてはいけない心構えは「売るべし、買うべし、休むべし」の
格言です。機関投資家と違って運用競争を強いられる訳でも株か
ら債券へと安全資産に資金を移すこともない個人投資家は上場が
少ない分待つことが出来ます。今活発に動いてもいい投資家はデイ
トレーダーだけかもしれません。