29日の東京市場は二日続落しました。株高を支えていた先週までの
急ピッチな円安進行が止まり先週大きく上昇したトヨタや日産、ホンダ
の大手3社を含めた自動車や電機銘柄の一角は二日続落しました。
もっとも二日続落といってもほとんどの銘柄の下げ幅は小幅でした。
一方内需銘柄の建設や不動産などは出遅れ感から上昇する銘柄
が多く循環物色の流れはまだ続いているようです。今週はFRBが
30日にOPEC総会また12月利上げ決定材料となる11月雇用統計
発表(米国時間2日)イタリアの国民投票(4日)他にも月末・月初で
様々な経済統計の発表が予定されています。
日米とも今月大きく株価水準が切り上がっただけに結果次第では
相場全体や個別銘柄の変動が大きくなることも考えられます。騰落
レシオや移動平均線との乖離率の拡大など大きな下げはなくても
微調整程度の下げは想定しておく必要はありそうです。米国選挙後
休むことなく上昇してきただけに勢いが止まれば売りが増えることは
考えられます。
海外投資家の第3週は現物のおよそ1.5倍の先物の買い越しがあり
ました。今月の上昇は先物主導だったことがはっきりしています。現
物取引と違って比較的短期間に反対売買が出てくる先物の売りが主
導する形での三桁の下げはどこであっても不思議ではありません。
勿論日銀ETF買いが下値を支えるという期待はあるでしょう。しかし
しかし一日の購入金額は決まっています。短期筋が一斉に売りに転
じた日銀のETF買いがあっても一日の下げ幅が小幅で済むという保
障はありません。
先々ではまだ上昇余地があるとしても短期的には警戒感を持つべき
かもしれません。いよいよ明日からは名実ともに12月相場入りです。
2016年の取引も後残すところ1ヶ月を残すのみとなりました。昨年の
ように12月相場入り早々に当面の高値をつけてしまうのかそれとも
年末まで堅調地合いが続くのかやはり海外投資家次第でしょう。
短期筋が売りに転じても年金等の長期投資家の買いが見込めれば
債券から株式にといったグレートローテーションが現実のものとなり
息の永い上昇も夢ではありません。トランプ氏勝利であっという間に
期待先行で大幅な円安と株高が進み当面の相場に強弱感が出てき
ました。期待と不安が混在する師走相場がまもなく始まります。
急ピッチな円安進行が止まり先週大きく上昇したトヨタや日産、ホンダ
の大手3社を含めた自動車や電機銘柄の一角は二日続落しました。
もっとも二日続落といってもほとんどの銘柄の下げ幅は小幅でした。
一方内需銘柄の建設や不動産などは出遅れ感から上昇する銘柄
が多く循環物色の流れはまだ続いているようです。今週はFRBが
30日にOPEC総会また12月利上げ決定材料となる11月雇用統計
発表(米国時間2日)イタリアの国民投票(4日)他にも月末・月初で
様々な経済統計の発表が予定されています。
日米とも今月大きく株価水準が切り上がっただけに結果次第では
相場全体や個別銘柄の変動が大きくなることも考えられます。騰落
レシオや移動平均線との乖離率の拡大など大きな下げはなくても
微調整程度の下げは想定しておく必要はありそうです。米国選挙後
休むことなく上昇してきただけに勢いが止まれば売りが増えることは
考えられます。
海外投資家の第3週は現物のおよそ1.5倍の先物の買い越しがあり
ました。今月の上昇は先物主導だったことがはっきりしています。現
物取引と違って比較的短期間に反対売買が出てくる先物の売りが主
導する形での三桁の下げはどこであっても不思議ではありません。
勿論日銀ETF買いが下値を支えるという期待はあるでしょう。しかし
しかし一日の購入金額は決まっています。短期筋が一斉に売りに転
じた日銀のETF買いがあっても一日の下げ幅が小幅で済むという保
障はありません。
先々ではまだ上昇余地があるとしても短期的には警戒感を持つべき
かもしれません。いよいよ明日からは名実ともに12月相場入りです。
2016年の取引も後残すところ1ヶ月を残すのみとなりました。昨年の
ように12月相場入り早々に当面の高値をつけてしまうのかそれとも
年末まで堅調地合いが続くのかやはり海外投資家次第でしょう。
短期筋が売りに転じても年金等の長期投資家の買いが見込めれば
債券から株式にといったグレートローテーションが現実のものとなり
息の永い上昇も夢ではありません。トランプ氏勝利であっという間に
期待先行で大幅な円安と株高が進み当面の相場に強弱感が出てき
ました。期待と不安が混在する師走相場がまもなく始まります。