年初好調だった半導体関連やFA・ロボット関連銘柄が調整色を強め
ました。勿論日経平均が高値から3000円近く下落している状況です
から多くの業種で値下がりしています。一方相変わらず上昇トレン
ドが続いているセクターが化学業種に分類されている化粧品銘柄です。
29日も資生堂やコーセーは過去最高値を更新しました。また業務用
ヘアケア製品を手がけるミルボンも10年来高値を更新しました。
資生堂やコーセー2013年から既に5年を越えて上昇しています。こ
の期間に資生堂は6倍強、コーセーは10倍弱、ミルボンも4倍強ま
で大きく上昇しています。PERは40倍から50倍という高水準ですか
ら高値警戒感は強いと感じている投資家は多いのでしょう。
信用倍率は資生堂やコーセーが1倍を大きく下回っています。ミル
ボンも1.39倍となっています。一方大手自動車3社は(トヨタ、日
産、ホンダ)は10倍に遥かに届かない6倍から8倍です。割安感が強
いために信用買い残高は昨年末から1.5倍から3倍と大きく増加して
います。
結果から言えば割高に売り無し、割安に買い無しということになっ
ています。相場環境が大きく変化すれば別ですが、現状のような円
相場が続けば割安感から信用残が大きく増加した銘柄の上値は当面
は重い状態が続く可能性も高くなりそうです。外部環境が不透明な
ら目先は需給面での妙味のある銘柄にスポットライトが当たります。
2、3年先まで考えれば割安感の強い銘柄は絶好の買場と言う見方も
あるでしょう。業績面での不安が本格的に出てこなければ株課の反
発も期待できるでしょう。しかし相場環境次第では割安に放置され
る期間が案外長く続く可能性もあります。数ヶ月単位では無く数年
単位が本格回復まで必要な場面もあるかもしれません。
信用取引では通常6ヶ月以内に反対売買しなければなりません。一旦
大きく膨らんだ信用買い残を解消するには大きな買いエネルギーが
必要です。需給面でのシコリが解消されない限り割安感だけでは上昇
は続きません。
31日1日の更新はお休みします。
ました。勿論日経平均が高値から3000円近く下落している状況です
から多くの業種で値下がりしています。一方相変わらず上昇トレン
ドが続いているセクターが化学業種に分類されている化粧品銘柄です。
29日も資生堂やコーセーは過去最高値を更新しました。また業務用
ヘアケア製品を手がけるミルボンも10年来高値を更新しました。
資生堂やコーセー2013年から既に5年を越えて上昇しています。こ
の期間に資生堂は6倍強、コーセーは10倍弱、ミルボンも4倍強ま
で大きく上昇しています。PERは40倍から50倍という高水準ですか
ら高値警戒感は強いと感じている投資家は多いのでしょう。
信用倍率は資生堂やコーセーが1倍を大きく下回っています。ミル
ボンも1.39倍となっています。一方大手自動車3社は(トヨタ、日
産、ホンダ)は10倍に遥かに届かない6倍から8倍です。割安感が強
いために信用買い残高は昨年末から1.5倍から3倍と大きく増加して
います。
結果から言えば割高に売り無し、割安に買い無しということになっ
ています。相場環境が大きく変化すれば別ですが、現状のような円
相場が続けば割安感から信用残が大きく増加した銘柄の上値は当面
は重い状態が続く可能性も高くなりそうです。外部環境が不透明な
ら目先は需給面での妙味のある銘柄にスポットライトが当たります。
2、3年先まで考えれば割安感の強い銘柄は絶好の買場と言う見方も
あるでしょう。業績面での不安が本格的に出てこなければ株課の反
発も期待できるでしょう。しかし相場環境次第では割安に放置され
る期間が案外長く続く可能性もあります。数ヶ月単位では無く数年
単位が本格回復まで必要な場面もあるかもしれません。
信用取引では通常6ヶ月以内に反対売買しなければなりません。一旦
大きく膨らんだ信用買い残を解消するには大きな買いエネルギーが
必要です。需給面でのシコリが解消されない限り割安感だけでは上昇
は続きません。
31日1日の更新はお休みします。