週明けの東京市場は大きく下げて始まりそうです。27日の米国市場はダウは137ドル上昇して
過去最高値を更新しました。しかしザラ場高値から300ドル近くも上げ幅を縮めて取引を終了
しました。米経済がソフトランディングできるとの見方で消費関連や景気敏感株を中心に買い
が優勢になりました。ナスダック、SOX指数とも下落したことで東京市場にとっては逆風と
なります。
そもそも26、27日の2営業日で日経平均は配当落ち分を含めなくても2000円近く上昇しました。
配当分を加味したら2200円の大幅上昇です。しかも27日の上昇は金融緩和、積極財政に前向き
な高市早苗氏が優勢だということで円安株高トレードで後場から急上昇しました。大引け後に
石破氏の当選がハッキリし146円台まで進んだ円相場は一気に142円台まで円が急騰しました。
この流れを受け日経平均先物は2410円安の3万7440円で引けました。
イベントドリブンで円安、株高に傾いたポジションが一気にしぼんだ形です。30日月曜日は
期末になることも株安が増幅するかもしれません。日本株が出遅れていたと言われていても
流石に2営業日の上昇は行き過ぎです。スピード調整はもともとあっても不思議ではない状況
で週明けはSOX指数安、円高、期末という条件が揃ったことも下落幅が大きくなることもあり
得ます。
もっとも石破新総裁も元で早期解散が優勢になってきました。10月中旬にも解散、総選挙に
進みそうです。自民党が大敗すれば話は別ですが、多少議席数を減らしたとしても現在の自公
政権が続くのであれば、やはり選挙は買いというアノマリーは当てはまりそうです。米国でも
11月初旬には新大統領が決まります。まだ接戦が続いていることからトランプ、ハリスどちら
が勝利するかは不明ですが、イベント通過で不透明要因が後退して株式市場に追い風が吹くと
いう道筋の確率も高いと言いうのが過去のケースです。
相場のリード役が再び成長期待が高まってきた半導体セクターになるのか、それともダウの高
値更新に表れているように景気敏感、消費関連主導になるのかで日経平均の高値予想もまた違
った姿になりそうです。物色の流れは流れはやはり米国市場次第でしょうか。
次回更新は10月1日を予定しています。
過去最高値を更新しました。しかしザラ場高値から300ドル近くも上げ幅を縮めて取引を終了
しました。米経済がソフトランディングできるとの見方で消費関連や景気敏感株を中心に買い
が優勢になりました。ナスダック、SOX指数とも下落したことで東京市場にとっては逆風と
なります。
そもそも26、27日の2営業日で日経平均は配当落ち分を含めなくても2000円近く上昇しました。
配当分を加味したら2200円の大幅上昇です。しかも27日の上昇は金融緩和、積極財政に前向き
な高市早苗氏が優勢だということで円安株高トレードで後場から急上昇しました。大引け後に
石破氏の当選がハッキリし146円台まで進んだ円相場は一気に142円台まで円が急騰しました。
この流れを受け日経平均先物は2410円安の3万7440円で引けました。
イベントドリブンで円安、株高に傾いたポジションが一気にしぼんだ形です。30日月曜日は
期末になることも株安が増幅するかもしれません。日本株が出遅れていたと言われていても
流石に2営業日の上昇は行き過ぎです。スピード調整はもともとあっても不思議ではない状況
で週明けはSOX指数安、円高、期末という条件が揃ったことも下落幅が大きくなることもあり
得ます。
もっとも石破新総裁も元で早期解散が優勢になってきました。10月中旬にも解散、総選挙に
進みそうです。自民党が大敗すれば話は別ですが、多少議席数を減らしたとしても現在の自公
政権が続くのであれば、やはり選挙は買いというアノマリーは当てはまりそうです。米国でも
11月初旬には新大統領が決まります。まだ接戦が続いていることからトランプ、ハリスどちら
が勝利するかは不明ですが、イベント通過で不透明要因が後退して株式市場に追い風が吹くと
いう道筋の確率も高いと言いうのが過去のケースです。
相場のリード役が再び成長期待が高まってきた半導体セクターになるのか、それともダウの高
値更新に表れているように景気敏感、消費関連主導になるのかで日経平均の高値予想もまた違
った姿になりそうです。物色の流れは流れはやはり米国市場次第でしょうか。
次回更新は10月1日を予定しています。