先週からは考えられないくらいこの4日間で日経平均は順調に
戻しました。1週間前の水曜日の終値は8639円でした。まさか
1週間後に9000円近くまで戻すとは予想しませんでした。
しかし問題はここから先です。外部環境は目に見えてよくなっ
ている訳でもありません。為替は相変わらず86円台後半です。
日本の産業で一番競争力の強い自動車株の戻りの鈍さを見れば
手放しで楽観できるような状況にはないのです。日産はともか
くトヨタやホンダの戻りの鈍さは気になります。
特に収益力で定評のあったホンダの低迷はここ数年ない現象で
す。今後も株価を注意深く見ておく必要はあります。株式市場
全体で見ても昨年も一昨年も9月はさえない相場つきでした。
ここはより慎重に事態の推移を見守りたいと思います。
金融緩和期待でNYが戻しているから東京市場も戻りを試して
いる訳です。NY市場が再び下落すれば東京市場ももろにその
影響を受けます。9月1日にはISM、2日には雇用統計の発表が
あります。相場が戻り歩調である程度高くなっていれば数字が
どうであれ売りの口実にされることも頭の片隅に入れておかな
ければなりません。
まして東京市場の9月はメージャーSQが11日にあります。また
法人筋は中間決算で動きが鈍ります。薄商いでの大幅な株価変動
がいつあっても不思議ではありません。ここから先は十分警戒し
ながら機敏な投資行動が必要です。
戻しました。1週間前の水曜日の終値は8639円でした。まさか
1週間後に9000円近くまで戻すとは予想しませんでした。
しかし問題はここから先です。外部環境は目に見えてよくなっ
ている訳でもありません。為替は相変わらず86円台後半です。
日本の産業で一番競争力の強い自動車株の戻りの鈍さを見れば
手放しで楽観できるような状況にはないのです。日産はともか
くトヨタやホンダの戻りの鈍さは気になります。
特に収益力で定評のあったホンダの低迷はここ数年ない現象で
す。今後も株価を注意深く見ておく必要はあります。株式市場
全体で見ても昨年も一昨年も9月はさえない相場つきでした。
ここはより慎重に事態の推移を見守りたいと思います。
金融緩和期待でNYが戻しているから東京市場も戻りを試して
いる訳です。NY市場が再び下落すれば東京市場ももろにその
影響を受けます。9月1日にはISM、2日には雇用統計の発表が
あります。相場が戻り歩調である程度高くなっていれば数字が
どうであれ売りの口実にされることも頭の片隅に入れておかな
ければなりません。
まして東京市場の9月はメージャーSQが11日にあります。また
法人筋は中間決算で動きが鈍ります。薄商いでの大幅な株価変動
がいつあっても不思議ではありません。ここから先は十分警戒し
ながら機敏な投資行動が必要です。