kabu達人への道

マスコミで深く触れられることのない投資の裏側や
投資にあたっての疑問など赴くままに綴っていきます。

押し目買いに押し目なし

2010-03-31 15:22:24 | 日記
相場の格言で「押し目買いに押し目なし」と言う格言があります。
上げ相場の時に押し目買いをしようとしても一時的に相場が下がった時には
売り物が少なく、結局押し目買いは難しいということです。
あるいは今回の上昇局面は「もうはまだなり」でそろそろ天井が近いのでしょうか。
答えは神ぞのみ知るで誰にも分からないのでしょうが。

テクニカル指標は騰落レシオのように買われ過ぎの目安である
120%を8日も続けています。
しかし売買高、売買金額、サイコロジカルライン、乖離率などは
などは過去に比べるとまだそれほど過熱しているようには思えません。

ただこのまま一気に11500まで駆け上がる可能性は低いと思っています。
案外第一生命が上場する時には目先のピークをつけて調整する
かもしれないし、或いは本当に押し目買いに押し目なしでそのまま
調整をいれずに高値追いもあるかもしれません。
「利食い千人力」という格言もあるし、う~ん迷うとこです。

今日は小幅安で少し安心しました。
余り過熱しすぎて反動安を少し心配してました。
先週末の信用残が減少しているということは個人は意外と冷静で
利益を確定していて次の下げ局面を待っているのでしょうか。
いよいよ明日から4月相場大いに期待しているのですが
第一生命に商いが集まって他の銘柄が閑散では困ります。








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自動車株本格上昇はきっかけ待ち

2010-03-30 09:51:38 | 日記
どう見ても自動車株は安すぎます。
輸出主導で日本の景気は回復基調にあるわけですが、その牽引役は
完成車メーカーを頂点とした自動車業界である訳です。
国際競争力をとっても電機や精密よりも上だと思うのですが
今は好材料が出ても反応は限定的です。
昨日もホンダや富士重工の2月の生産、販売動向が発表になり
かなりインパクトのある数字だったにもかかわらず株価への反応は
肩透かしの状況です。

株価はよく美人投票にたとえられますが、自分だけいいと思っても
沢山の人に支持されないと話になりません。
ここは期が熟すのをじっと我慢するしかないのかもしれません。
どちらかというと最近は完成車メーカーよりも部品株のほうが
はるかに値動きは軽快です。

ホンダ、日産の高値更新と富士重工の500、円トヨタの4000円乗せが
ひとつの目標です。


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我慢比べ

2010-03-29 09:33:05 | 日記
マーケットはGWにかけて堅調な展開になるとの見通しが多いようです。
私も多分季節要因から考えてもその確率が高いように感じます。
企業業績も当初の見通しより上ぶれしそうですしギリシャ問題やトヨタの
リコールそれに日本のデフレ問題、これらの問題も根本解決はまだ先ですが
市場が想定している範囲のリスクなら相場が崩れるような心配は少なくなりました。
市場が怖いのは想定していないリスクが浮上したときです。

今回の日経平均の高値更新の立役者は市場を代表するトップ銘柄ではなく
いわば脇役の活躍が目立ちました。
化学株や機械株、繊維株などの低位株が幅広く物色され高値更新に繋がりました。
いつものパターンでいえばまず業界を代表するトップ銘柄が買われて
だんだん出遅れの二番手三番手銘柄が買われることが多かったのですが
今回は全般底上げ相場でここまできました。

今日の私の注目銘柄は日本製鋼所です。
原子力関連の本命株のひとつです。
原発に欠かせない原子力圧力容器では世界シェア8割の圧倒的な競争力を持っています。
償却負担が重く今期の業績が小幅減益なので今ひとつ市場の流れに乗れませんが
今後確実に業績は上向きです。
まあ1年持つつもりであればかなりの値幅は取れると思いますが。

日経平均の現在の水準から言えばホンダやパナソニック、東芝がもっと
上の水準まで買われていいと思いますが。
だから売買高が膨らまないのに騰落レシオだけが買われ過ぎの120%を
超えてしまっているのです。
日経平均が上がっているのにこれらの主力株の戻りが鈍いのに
苛立つこともあると思いますが、ここは我慢比べです。
業績さえしっかりしていれば近い将来必ず出番は回ってきます。
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名門企業の凋落

2010-03-28 09:05:45 | 日記
土曜日の新聞記事によるとビクターの新社長に伊藤裕太氏(旧ポラロイド出身)に決まったそうです。
ビクターは生え抜きで社長だった吉田秀俊氏が過去の不適切な決算処理で
昨年退任した後は河原崎会長が社長を兼務していました。

それにつけてもかつてのビクターの隆盛を知る人には寂しいニュースが
ここ数年続いています。
ビクターといえばかつてVHS方式を開発してソニーのベータ方式と
激しく規格争いを繰り広げVHS方式を業界標準にした名門企業でした。

パイオニアもそうですが、かつて世界的なオーディオブランドだった
名門企業が不振に陥り凋落して行く姿は寂しい限りです。
ビクターは技術力もあり以前は優れた会社だったのでしょうが
どこかで経営判断を間違ってしまったのでしょう。

経営者が替わることで企業が復活した例も沢山あります。
代表的なのは日産自動車でしょう。経営不振にあえいでいた会社を
救ったのは大胆な改革を実行したカルロス・ゴーン現社長でです。
あの時にもし他の人物が社長になっていたなら今頃日産はどうなって
いたのでしょうか。
また、パソコンのマックからハンバーガーチェーンのマックの
社長になり見事に業績を立ち直らせた原田社長も外せません。

他にも信越化学を成長企業に育てた金澤社長やダイキンをエアコンでは
日本を代表する企業にした井上会長、名門パナソニックを再生させた
中村会長など大胆な発想と実行力で企業を躍進させた経営者は沢山います。
その意味から投資する会社を経営者から選ぶのもアリですね。

さてさて今週の株式市場は強い動きが予想されます。
短期的な過熱感と先高感の綱引きですか。
テーマ性のある株ですかね、スマートグリッドとか3D関連とか
値嵩株の中では日東電工は割安ですね。
アップルのIpadに関連してタッチパネルの素材も手がけているし
まだ、1月の高値を更新してないのもいいですね。
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高値更新後の風景

2010-03-27 07:06:29 | 日記
ついにというべきか、とうとうというべきか東京市場もニューヨーク市場に
続いて高値更新しました。
ただ市場は今回の円安に懐疑的なのだと思います。なぜなら円安トレンドに
基調が変わったと確認できるのならもっとも為替の影響を受けるホンダや日産
それに東芝やパナソニックがもっと上がっていいのではないかと思います。

今日の高値更新銘柄を見ても機会株や化学株などがかなり多くなっています。
これらの株今まで出遅れていてほとんど見向きもされなかった銘柄であり
しこりも少ないという需給要因も関係しています。

だから来週はこれらの銘柄の値動きがどうなるかです。
業績好調にもかかわらずあまり買われていない銘柄、1月の高値を更新して
いない銘柄が中心となり上昇をリードしていくのではないかと思います。
では懸念材料は何かというと上昇ピッチの速さによる短期的な過熱感だと思います。

主力株が相次いで1月の高値を更新するとか連日新高値銘柄が100を越えるとか
そんなシグナルがつくまで基本的には強気で対処したいと思います。
しかし指数が高値圏にあるのは事実ですからこれからは循環物色になるので
自分なりに売りの目標を決めて利益確定することもお忘れなく。

今回は株は10000万円割れが安値になり弱気筋の9000円までの下げもなく
為替も88円以上の円高にはいきませんでした。
やれレバトリだとかいろいろいわれましたが、過ぎてしまえばすべて杞憂に終わりました。
やはり今回も好業績に見込める銘柄が活躍しています。
業績のしっかりしている銘柄を安値で仕込めれば大きなリターンがあるということを
再確認したマーケットでした。
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