6月第3週に個人投資家は現物で3040億円売り越しました。第2週が1962億円
でしたから売り越し額は1000億円弱増加した計算になります。この中には公募
増資の売りも含まれていますから純粋に相場観からの売りが一概に拡大したと
判断することは無理があるでしょうが、それでも個人投資家は日経平均が下げ
幅の三分の二の水準である1万5300円前後は当面の売りゾーンと考えているの
かもしれません。
一般的な投資家は基本的に逆張り投資です。下落局面で買いが増えるます。
そして上昇局面では戻り売りを出す投資手法です。1ヶ月前には1万4000円そこ
そこの水準だった訳です。いくら日本株が株価指標面で割安だといっても円安も
ほとんど進まず業績の上方修正を期待しにくい状況です。戻り局面では売りが
増える状況は変わらないのでしょう。上値を買い上がって結果的に梯子を外さ
れた年明け以降の相場を考えるとこの水準から強気で買い増すという選択肢は
ないのでしょう。
まあ一口に個人投資家といっても投資額も投資手法も様々です。IPO銘柄や
新興市場銘柄の主な売買主体は4万人前後いると言われるデイトレーダー
達が主体です。彼らの売買高は個人投資家の6割を占めていると言われてい
ます。個人投資家の人数は1200万人とも言われていますからデイトレの投資
家の割合は僅か0.3%弱です。
しかし新興市場のミクシィやサイバーダインなどの暴騰を目の当たりにすると
デイトレーダー資金力恐るべしです。5月に瀕死状態だった新興市場のV字
回復でこの市場に資金を投じていた投資家は生き返りました。年初来高値
近くまで上昇した新興市場は急騰した銘柄の中には波乱模様も出てくるで
しょうが、外部環境が不透明になればこれからも第2のミクシィやサーバーダ
インが生まれる可能性も否定できません。
昨年は海外投資家の一手買いの展開で外人好みの銘柄を追いかければ
利益も得られました。しかし今年はその海外投資家の動きが鈍く年金やデイ
トレ好みの銘柄など様々な銘柄がとっかえひっかえ物色される展開です。い
ずれにしても相場の流れに沿った銘柄選びを心がけるのがこの世界で生き
抜いていく秘訣です。
でしたから売り越し額は1000億円弱増加した計算になります。この中には公募
増資の売りも含まれていますから純粋に相場観からの売りが一概に拡大したと
判断することは無理があるでしょうが、それでも個人投資家は日経平均が下げ
幅の三分の二の水準である1万5300円前後は当面の売りゾーンと考えているの
かもしれません。
一般的な投資家は基本的に逆張り投資です。下落局面で買いが増えるます。
そして上昇局面では戻り売りを出す投資手法です。1ヶ月前には1万4000円そこ
そこの水準だった訳です。いくら日本株が株価指標面で割安だといっても円安も
ほとんど進まず業績の上方修正を期待しにくい状況です。戻り局面では売りが
増える状況は変わらないのでしょう。上値を買い上がって結果的に梯子を外さ
れた年明け以降の相場を考えるとこの水準から強気で買い増すという選択肢は
ないのでしょう。
まあ一口に個人投資家といっても投資額も投資手法も様々です。IPO銘柄や
新興市場銘柄の主な売買主体は4万人前後いると言われるデイトレーダー
達が主体です。彼らの売買高は個人投資家の6割を占めていると言われてい
ます。個人投資家の人数は1200万人とも言われていますからデイトレの投資
家の割合は僅か0.3%弱です。
しかし新興市場のミクシィやサイバーダインなどの暴騰を目の当たりにすると
デイトレーダー資金力恐るべしです。5月に瀕死状態だった新興市場のV字
回復でこの市場に資金を投じていた投資家は生き返りました。年初来高値
近くまで上昇した新興市場は急騰した銘柄の中には波乱模様も出てくるで
しょうが、外部環境が不透明になればこれからも第2のミクシィやサーバーダ
インが生まれる可能性も否定できません。
昨年は海外投資家の一手買いの展開で外人好みの銘柄を追いかければ
利益も得られました。しかし今年はその海外投資家の動きが鈍く年金やデイ
トレ好みの銘柄など様々な銘柄がとっかえひっかえ物色される展開です。い
ずれにしても相場の流れに沿った銘柄選びを心がけるのがこの世界で生き
抜いていく秘訣です。