※臨時更新
投資家心理が強気に傾き世界の主要な投資家の現金比率は4%弱と8年
ぶりの低さになりました。国内でも個人投資家の信用買い残高は2兆
8183億円(2月19日現在)と2018年12月以来の高水準です。当時は2万
4000円台でした。投資家の懐具合も潤っているので単純には比較でき
ませんが、相場が下落し含み損が膨らめば信用取引を利用している個人
投資家は動きにくい状況にはなります。
先週の世界的な株安は米国の長期金利が急上昇したことが背景にあり
ます。多くの投資家は超低金利が続く上に米国の巨額な財政出動とワ
クチン接種の進展で景気回復が加速する良いとこ取りの相場環境が続
くと安心しきっていました。強気のポジションに偏っていたこともパ
ニック的な売りに繋がったようです。
思い返して盛れば昨年も2月後半から世界の市場は大きく崩れました。
昨年はコロナウィルスの世界的なパンデミックでした。今年は長期金
利の急上昇と材料は違っていても急落前は強気ムードで高値追いを続
けていたという共通点もあります。やはり調整は避けられなかったの
ではないでしょうか。
先週の予想外の急落でしばらくはボラティリティの高い相場が続きそ
うです。一日で600円上昇することもあれば反対の500円下げることも
あるでしょう。過去の急落はVIX指数が一度上昇すると値動きが上下激
しくなり相場の落ち着きどころが見えてくるまで続きます。
また激しい値動きを好む投資主体もいます。彼らの動きが一段と振れ
幅を拡大させます。特にこれまで成長期待の高さで物色された銘柄は
強弱感が入り交じり急騰急落する銘柄が続出する恐れがあります。
いずれ相場環境が落ち着けば上昇トレンドを取り戻す銘柄もあるでし
ょうが、余り戻らない銘柄もあるかもしれません。最終的には業績に
よる選別は出てくるでしょう。
投資家心理が強気に傾き世界の主要な投資家の現金比率は4%弱と8年
ぶりの低さになりました。国内でも個人投資家の信用買い残高は2兆
8183億円(2月19日現在)と2018年12月以来の高水準です。当時は2万
4000円台でした。投資家の懐具合も潤っているので単純には比較でき
ませんが、相場が下落し含み損が膨らめば信用取引を利用している個人
投資家は動きにくい状況にはなります。
先週の世界的な株安は米国の長期金利が急上昇したことが背景にあり
ます。多くの投資家は超低金利が続く上に米国の巨額な財政出動とワ
クチン接種の進展で景気回復が加速する良いとこ取りの相場環境が続
くと安心しきっていました。強気のポジションに偏っていたこともパ
ニック的な売りに繋がったようです。
思い返して盛れば昨年も2月後半から世界の市場は大きく崩れました。
昨年はコロナウィルスの世界的なパンデミックでした。今年は長期金
利の急上昇と材料は違っていても急落前は強気ムードで高値追いを続
けていたという共通点もあります。やはり調整は避けられなかったの
ではないでしょうか。
先週の予想外の急落でしばらくはボラティリティの高い相場が続きそ
うです。一日で600円上昇することもあれば反対の500円下げることも
あるでしょう。過去の急落はVIX指数が一度上昇すると値動きが上下激
しくなり相場の落ち着きどころが見えてくるまで続きます。
また激しい値動きを好む投資主体もいます。彼らの動きが一段と振れ
幅を拡大させます。特にこれまで成長期待の高さで物色された銘柄は
強弱感が入り交じり急騰急落する銘柄が続出する恐れがあります。
いずれ相場環境が落ち着けば上昇トレンドを取り戻す銘柄もあるでし
ょうが、余り戻らない銘柄もあるかもしれません。最終的には業績に
よる選別は出てくるでしょう。