kabu達人への道

マスコミで深く触れられることのない投資の裏側や
投資にあたっての疑問など赴くままに綴っていきます。

今日の相場から

2011-05-31 18:34:41 | 日記
1日には米国でISM製造業指数、中国ではPMI発表
があり、また30日まで欧米の市場が休場と材料難から
30日、31日の東京市場は様子見ムードだと言う見通
しが多かったともいます。週末には米国の雇用統計発表
もあり見送り材料には事欠きません。

むしろ31日にはMSCIリバランスの影響で急落する
懸念さえありました。ところが日本国債の格下げから円
安に振れたことを好感してほぼ全面高で結局上げ幅は1
88円高の9693円で引けました。

先物中心の買い戻しで今日は大幅高でしたが。大幅に上
昇した事実は冷静に受け止めなければなりません。やは
り当面は9500円から下を売り込むムードにはならな
いと言うことでしょう。

今夜のニューヨーク市場が高くても安くても明日の東京
市場は31日の大幅高の反動から全体の指数は若干下げ
るかもしれません。今度は相場をリードする銘柄が出て
くるか注視していきたいと思います。
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もう一度エネルギー問題を考える

2011-05-31 08:25:30 | 日記
反原発という流れは当面は変わらないでしょう。地球
環境のためには自然エネルギーで電力をまかなえれば
それは問題ありません。一番の大きなネックは発電コ
ストでしょうか。既存の火力や原子力発電に比べて格
段に高い発電コストをいかに引き下げるかです。

また太陽光は曇りや雨それに夜間は発電できません。
また風力発電は風が吹かなければもちろん発電は出来
ませんしそれに立地場所も限定されます。自然エネル
ギーの不安定な発電を補うために蓄電池に蓄えて発電
を安定させようと言う試みもあります。

しかし現状では蓄電池の価格が高価なために普及には
やはり低コスト化が必要です。結局、現状では原子力
を止めようとしたら石油や石炭それにLNGなどの化
石燃料に頼るしか方法はありません。

一方で世界中が一斉に化石燃料にシフトしたら需要増
から燃料価格は高騰するかもしれません。またCO²
削減と言う地球環境保護とは逆行することになります。
また政府の補助金なしには太陽光パネルの設置は難し
いのが現状です。

菅首相がいくら壮大な目標を語っても財源の当てのな
い数字は絵に描いた餅です。標準家庭で設置する太陽
光パネル(4KW)には国と自治体から合計で最大5
0万円ほどの援助金が支給されます。一層の普及を図
るにはどれ程補助金が要るのでしょうか。借金まみれ
の国や自治体にこれ以上の負担が可能でしょうか。

期待先行の関連銘柄も玉石混合です。買うなら最低限
業績の裏づけは必要です。現在の状況では太陽パネル
の大手のシャープや京セラよりも小型株優位の展開で
しょう。
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いよいよ正念場の夏

2011-05-30 08:35:11 | 日記
6月の会期末を控えて政局の混乱それに夏の電力不足と
米国や中国それに欧州の危機などなど一般的には投資す
る環境として不確定要素は一杯あります。それでも株価
の先見性を信じるならこれから先、余り弱気ばかり言っ
ていると投資のタイミングを失うかもしれません。

商品市場は完全に実需の裏づけのある商品(コーン、小
麦や金など)はこれからも底堅くQE2の終了後も底堅
く推移しそうです。いろんなニュースを見るとそのよう
に考えられます。ということは米国株にとってふたつの
影響があるということです。

ひとつは商品市況の堅調が続けば資源株高につながり今
後も指数に対する影響が大きい素材・エネルギーが底堅
く推移してダウの下値を支える。一方、原油などの市況
高はガソリン価格の高止まりを通じて車社会の米国民の
消費の下押し要因として働きGDPの7割を占める個人
消費の不振から景気減速をもたらし株価の下落要因にな
る。

ただし個別企業でみると悪材料が出ていくらなんでも売
られすぎじゃないかという銘柄もあります。ここは銘柄
選択に気をつけて徐々に出動します。
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そろそろ下落トレンドも最終局面へ

2011-05-29 08:57:56 | 日記
震災後の高値(5月2日10017円)からそろそろ1ヶ月
また水曜日から6月相場に突入します。相変わらず内外とも
不透明な材料には事欠きません。このまま現金100%で様
子を見る手もありますが、銘柄選別さえきちんとすればここ
からの下落はある意味最大のリスク軽減と言う論理も成り立
ちます。

今後下落する局面があれば徐々に買い増すというくらいの気
持ちで出動したいと考えています。下値の目処は一般的に言
われているのは節目の9400円どころを割り込むと900
0円くらいまでの下値はありそうだと言われています。もっ
とも多くの人がそう思うとそこまでは下げないケースもあり
ます。過度な悲観ムードに流されて買場を失うこともあり得
ますからここは買い下がるつもりで臨みましょう。

サプライチェーンが復旧に向かい生産が回復し海外の需要が
余程落ち込まなければ国際競争力の強さから自動車ならびに
部品株それに電子部品、機械株の一角は投資対象から外せな
いでしょう。それから新興国はこれからも成長を維持するた
めにはどうしても電力初めインフラ投資が必要です。インフ
ラ関連は高い成長が見込めますから重電や重機メーカーも有
望だと思います。

また商品市況に左右されますが、大手商社株もPERは一桁
です。資源価格次第で収益のぶれは否定できませんが、投資
対象から外せないと思います。月末月初で各種経済統計から
波乱含みの要素もありますが、下落局面では弱気にならず行
動したと考えています。
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企業の成長性を買う

2011-05-28 15:10:57 | 日記
PBRも大事だけどコレって親の遺産を食い潰している
放蕩息子ような感じを受けます。だって会社の資産って
設立時株主の出資金とその後の営業活動で稼いだ現金や
預貯金、株式・債券それに不動産などでしょう。

現在業績が収支トントンでも減ることはありませんね。
でもやはり企業の本質は利益を上げ従業員の雇用を守り
税金を払い株主に配当を払うのが本来の姿でしょう。
いくらPBRの低い企業でもキャッシュを生み出せない
企業の将来はあるのでしょうか。

1990年代の初頭のバブル崩壊で確かに日本経済は長
期停滞局面に陥っています。でもその後も業績を伸ばし
ている元気な会社はあります。株価は経済を映す鏡であ
るならば業績を伸ばしている会社の株価は上昇し低迷し
ている会社の株は横ばいないしは下落するのが本筋のよ
うに思います。

ただし相変わらずデフレの続く日本経済で個別企業の業
績の足を引っ張る要因は沢山あります。税制や為替それ
に世界経済の動向、資源価格の高騰、政治の混乱など。
だから1990円以前のような長期大幅な上昇トレンド
を続けられないのも事実です。

そこで今後も有望と目をつけた企業の株価動向を注意深
く観察することです。いくら有望な企業でもやはり上が
りきった局面で買いに向かえば損だってします。要する
に銘柄が絞り込まれたら買いも売りもタイミングが大事
です。

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