kabu達人への道

マスコミで深く触れられることのない投資の裏側や
投資にあたっての疑問など赴くままに綴っていきます。

今頃は

2010-04-30 08:08:54 | 日記
ギリシャ支援で週末にも合意ということが伝わりニューヨーク市場は
122ドル高と二日続伸してギリシャの格下げショックで下げた分の
8割弱戻しました。
海外市場では円相場もドルは94円台とユーロは124円台と円安水準で推移しました。
東京市場も自分の昨日の予想より上げ幅を拡大しそうです。

日本株は本来なら今頃は11500円前後にあっても不思議でないくらい
企業業績はいいはずなのですが、悲しいかな海外要因で一瞬にして
大幅に下げてしまう市場です。
値幅も先物に振り回されて乱高下してしまいます。

今日も全面高に近い状態だと思いますが、リード格の銘柄がありません。
日立も東芝もがんばっていますが、本来ならソニーやパナソニックの電機
キャノンやホンダが商いを伴って上がっておくようでなければ
11300円の壁は越えられないでしょう。

ひょっとしたらここは一部の銘柄を除いて逆張りで対処しなければ
いけない局面なのでしょうか。
しばらく10900円前後から11200円前後までのボックス相場になって
しまうかもしれません。
今日のところは余り欲をかかず少し持ち株を減らしたいと思います。



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円高の定義

2010-04-29 10:01:40 | 日記
28日の東京市場はギリシャ国債の3段階の格下げでネガティブサプライズから
欧州株安、円高ユーロ安、、ニューヨーク市場の急落と重なり東京市場も
大きく下落しました。
ニューヨーク市場が213ドル安(1.9%)東京市場が287円安(2.57%)と
相変わらずニューヨーク市場より下げのきつい東京市場です。

ところで円相場のどの水準を円高というのでしょうか。
確かに今週は一時94円台をつけましたのでそれに比べれば1円弱円高ですが
今月94円台をつけた期間は二日しかありません。
あとは93円を挟んだ展開です。
この水準であれば今期の輸出企業の想定為替レートの91円からは糊代がありますし
たとえユーロが一段安になってもそれほど大きな影響はないと思われますが
楽観的でしょうか。

外国人投資家の買い越し基調は続いていますが、一時に比べて細って います。
わずかな外部環境の変化で先物中心に日経平均は乱高下しています。
日経平均は今月に入って20営業日のうち8営業日で100円以上変動しています。
それだけ今は長期の資金よりも短期資金中心の相場展開になっていると
いうことでしょうか。

輸出企業中心に業績の上方修正が続いていますが、それだけに為替変動で
相場が上下に振れやすくなっています。
国内投資家不在の中これからも上げ下げの大きな展開が予想されます。
くれぐれも相場に振り回されないようにしないといけません。
繰り返しますが今の為替は決して企業にとって厳しい水準ではありません。
今の日本企業なら十分業績を伸ばせる水準なのです。

昨日の海外市場ではギリシャ問題でドイツの首相の一歩踏み込んだ発言が
あったことからニューヨーク株式市場は反発して終わりました。
為替もユーロ、ドルとも円安水準に戻りました。
今晩の海外市場の動向によりますが、明日の東京市場は100円前後の上昇でしょうか。
11000円の攻防でしょう。
いくら企業業績が予想以上だったとしてもこうも海外市場が下落していると
積極的にはなれないものです。
連休を控えて何が飛び出してくるか分からないことから積極的には上値は
取りにいけないと思いますが。


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予想外の展開に

2010-04-28 10:30:47 | 日記
ギリシャの国債格付け3段階引き下げは市場にとって
予想外だったのでしょう。
ヨーロッパの株式市場が急落してニューヨークが213ドル安
東京市場は寄り付き後その1.5倍の300円超安くなっています。

ニューヨークは7連騰高値を更新してしたので何かきっかけが
あれば利益確定売りが出やすかった状況でありFOMC待ちの
ところに思わぬ悪材料が飛び出し大幅下落となりました。
東京市場もギリシャ問題の落ち着きから二日間で300円近く
上昇していましたのである程度の売りは覚悟していたのですが
やはり国内にリード役の投資家が不在の市場の悲しさですかねえ。
相場のもろさが際立ちます。

今日のところは明日からのGW突入を控え引けにかけても
買い戻し以外は新規の買いは余り期待できないでしょう。
今晩のニューヨーク市場の動向とギリシャ問題の推移を
見ながらでしょう。

ニューヨークが落ち着けば予想以上の業績発表を支えに東京市場にも
買い物が入ると思いますが。
円高に振れたといっても輸出各社の想定レートの91円を大きく
割り込んだわけではないし、ここは各企業の業績見通しをよく
確認して対処したいと思います。

円相場にしても4月は91円台から94円台のに収まっているので
基本的にはボックス相場だと理解していればいいのでしょうか。
ユーロにしても121円から126円の値動きです。
余程のことがない限りこのボックスを下に抜けて対ドル、対ユーロ
とも円高には進まないのではないかと思っています。

企業各社の業績発表を見るとある程度の円高には対処しているようです。
むしろ東京市場が怖いのは中国の不動産融資の規制から実体経済に
悪影響が広がることです。
今期の企業収益の回復の原動力は中国をはじめとした新興国需要です。
もしこれらの前提に暗雲が広がると影響はかなり大きいと思いますので
この点は気をつけていかなければなりません。
上海市場のこのところの下げは少し不気味な雰囲気です。



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カギは!

2010-04-27 10:26:01 | 日記
やはり東京市場が上昇トレンドを取り戻せるかのカギは円相場と
外国人投資家の動向が握っているのでしょう。
支援材料は日米とも企業業績が市場の予想以上に改善していること。
背景にあるのは企業のリストラで筋肉質の体質になったところに
新興国の需要が業績を押し上げたということ。
また以前として金融緩和状態にあること。

反対に懸念材料はギリシャ問題のくすぶりと新金融規制の行方
それに中国の人民元切り上げに新興国の引き締め問題。
しかしこれらの問題は以前から市場でたびたび取り上げられた
問題で余程のことがない限り相場を大きく下落させるような
ことはないと思っています。

為替問題では今週の30日の日銀の政策決定会合でデフレ問題で
いっそうの金融緩和に動くかということが焦点です。
そうなれば円安にいっそう弾みがつき輸出関連銘柄には追い風と
なるでしょう。
またFOMCの声明も気になります。

しかし行き過ぎれば目先高値になりかねず、相場の持続性なら
為替は今の水準で落ち着いてくれたほうがいいようにも思えます。
円安は原油や資源価格の価格上昇と言う側面もあります。
現にガソリン価格はじわじわ上昇していてこれ以上あがると
いろんな業界に悪影響があります。

ニューヨークが上昇基調を維持できていれば割安感から東京市場にも
国際分散投資の観点から外国人買が期待できます。
国内の投資家はほとんど売りに回っている状態ですから今後も
引き続き外国人投資家が東京市場をリードするでしょう。
上がるも下がるもやはり外国人投資家次第です。
その意味では外国人投資家好みのキャノンやソニー、パナソニック
などの国際優良銘柄が本格的に上昇トレンドに戻るかがキーポイントです。

先週からの傾向は電機銘柄でも弱電よりも重電が主力のメーカーの
値動きが良いようです。
ソニーやパナソニックよりも日立や東芝などです。
新興国では韓国や台湾などのメーカーとまともに競争する薄型テレビなどの
商品よりも社会インフラを得意とするメーカーのほうが注目度は
高いようです。
新興国の経済発展とともにやはり社会インフラをビジネスチャンスと
捕らえる流れでしょうか。

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どこへいった強気見通し

2010-04-26 15:57:38 | 日記
3週間くらい前までは多くの関係者が5月あるいは6月には
日経平均12000円説を出していましたがその後も見通しは
変えてないのでしょうか。
そのころよりも今のほうが外部環境は好転していると思うのですが

今週の見通しは連休を控えて様子見ムードが強い展開であるとの
見通しばかりです。
誰か一人でも日経平均の新値更新をぶち上げる人がいても
いいと思うのですが。

今日は外部環境の落ち着きもあり251円高の11165円で取引を終了しました。
しかし個別銘柄を良く見るとまた違った風景が見えます。
外部環境の落ち着きのわりには主力株の値動きが余り良くないのです。
ソニーやパナソニック、三菱電機や商社株全般。

ほとんどの銘柄は午前中の高値圏で揉み合いになっています。
マイナスになる銘柄がほとんどないので結果として日経平均は2.3%
上昇していますが、主力株の上値が重いとなると明日以降
大きな上昇は望めないと思います。

ほとんどの投資家が決算の内容を見てからということなのでしょう。
09年の決算内容もさることながら今期の見通しがこれからは重要になります。
主力株の出直りなくして高値更新はありません。
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