海辺のラッパ吹き

2013-03-23 18:18:20 | 塾あれこれ
急に暖かくなってきました。

『咲く時期を戸惑ひつつも桜咲く』

水面の鴨は激減し、替わってチドリの類、シジュウカラも
見かけます。
先日はツバメがいました。渡りの途中でしょうね。

明るい土曜日、水鳥の浜公園は人が一杯です。
堤防では海に向かってトランペットを吹く人もいます。

気持ちが良いでしょうね。
ただし、音が大きいだけで、ひどく下手。

ある程度上手でなければそういうことをしてはいけない
とは、つゆ思わないのでしょう。

近年のプラス志向の教育の成果(所為か・・?)

何しろ4音か5音で、ヘロヘロと音が外れます。
暫く間をおいて繰り返すも、また同じように外れ、
繰り返しては外れ。
いらっとさせられます。

この人には「人に迷惑」という頭はないようです。

楽器をする連中にはジコチュウが多いからね。

そちらがその気で「我が道を行く」のならばこちらだって
「おめえ下手糞だな」とか「止めろ」と言う権利もある筈です。

とはいえトラブルにならないように。
でもケーサツを呼ぶほどでもないし、なあ。

昔からこういう無神経な連中はおり、それに「人さまの迷惑」を
言い聞かせても来たのでしょうが、彼らには聞こえていません。

付けるクスリがないようで。


私?この場合どうしたかって?

よほど「へた」と言おうかと思いましたが
逆ギレってやつで殴られたら、かないません。
「見逃してやりました・・」

何しろ今の日本の警察や司法では圧倒的に(殴られ損)です。
同様に殴り返せば、つーぺーでしょうが、殴る手も痛い。

おおむね更に殴られるだけでしょう、タイヘンです。
万一、相手が弱く過剰防衛にでもなったら私が罰せられます。

同じ肉体ダメージでアイコになっても、
相手はそのあと何も思わないタイプで
こちらだけがいつまでも「悪かったなあ」と引きずる
なんてことになりかねません。
損だなあ。

君子、危ふきに近寄らず、ですね。


それにしても大勢が昼下がりを楽しんでいるのに
あのバカ

『夜行観覧車』

2013-03-23 10:26:15 | 見る
一応最後まで見てしまった。
最終回もテキトウになってしまいましたね。

そのうえでよく分からないところが残りました。
ほんとはマジメに見てからの話ですが。


なぜあの程度で夫を殺すのだろう、
激昂などに思えないけれど。

なぜ殺した後にすぐ自分だと言えなかったのだろう
「そんなもんだから黙って見てろ」かな。

なぜ凶器を隠すように頼み、また引き受けたのだろう
一応冷静になったあとまで。
犯罪なのにあの終わり方で良いのか。

ほかにも今の日本の司法ではありえないことが・・

そもそも、なぜ「夜行」観覧車なのだろう。

借りたお金はなぜ定期預金にしなかったのだろう。
何に使っちゃった?

なぜストーブの燃え方(薪の状態)が急に派手になった?
(・・こんな細かいことはいいか)


まだ沢山ありそうですが、ホジクルのに時間を使うのも
生産的じゃありません。

とか言いながら最後まで見るとは、ヒマなおっさんじゃ。

『最高の離婚』

2013-03-22 14:06:52 | 見る
終わっちゃいましたね。

案の定、最終回は平凡でした。
ほぼ予想通りでしたから。
(予告は見ません)

それでも来週以降の楽しみがなくなるのが残念です。
やはり抜群に面白かったから。

シリーズ2もありうるぞ、という雰囲気でしたが
できれば「これは続かないでしょ」という最終回を
やってほしかったな。

その上での、続シリーズだと、どうなるか?の思いが
強くなり、引き付けられますからね。

ほぼ「初めに戻る」というのは平凡でした。
(あえて言えばチョっち想定内、という程度ですが)

とはいえ印象に残る場面もありました。
「ひがしふじのみや」駅でホームの二人を正面から
映したシーンなど心に沁みます。

演出は少し弱かったかな?
同じ並木さんが演出した第8話は早朝のシーンでも
空気感がよく出ていたのですが。

役者では瑛太が素晴らしく良く、NHKでのお医者さんより
ずいぶんと引きつけられました。
あちらは脚本が(原作も?)まずく、演出は朝ドラ並み。
俳優が可哀そうになるドラマです。


脚本はやはり名人芸ですが、名人が小手先でまとめた、という
感じが残りました。
CMでずたずたに切られたのもいけなかったかなあ。

(あれではみんながビデオに撮るようになり、視聴率が
 下がります。自分の首を絞めているのに)

もちろん、今までの出来が好すぎた故の希望です。
とても良い作品には違いありません。

1回2回の話をもとに円を描くような脚本は見事です。
(結婚生活ということ)を細かく描くのもすごいですね。

次はどんなドラマを書かれるか、期待しましょう。


当ブログにデモの告知の「コメント」を頂きました。
誠に恐縮ながら削除させていただきます。

呼びかけ内容自体への異見を持つということではありませんが
よそさまの告知は私が確認できないので、悪しからず。

永さん、私もパーキンソン病。

2013-03-21 19:15:09 | 塾あれこれ
永六輔さんが「徹子の部屋」に出ておられました。

歳をとられても、体調が悪くても、いつまでも御話は
興味深いものばかり、幅が広くて、面白い。

パーキンソン病を患っておられるとか。
闘病をきちんとすれば大丈夫というメッセージを
発しておられましたね。


ボクシングのモハメド・アリ(旧名カシアス・クレイ)が
パーキンソンでした。

石牟礼道子さんもパーキンソン。

私にとって興味深い方たちにパーキンソン病が多い
っていうのはどういうことなのでしょうか。

山中先生のiPS細胞を活用した治療も研究されている
そうですが、早く成果が出るとありがたいですね。


それにしても一昨年秋に塾の新規募集を止めると決め
半年後の昨春、手が震え始めたのには関連があるか
という気がしてなりません。

体力に無意識ではあれ、気になる処があったのか
ああ辞めるのか、と思ったから力が抜けたのか。

さすがに最初は病名に圧倒されましたが
「まあ、老化の一種だ」といささか乱暴に考えることに
しています。
まだ初期だからね。


永さんから葉書を頂いたことがあります。

番組に出した葉書への「ご返事」です。
それを要求するようなモノを出していませんから
とある日の郵便受けには驚きましたね。

「え? なんで? ホンモノ?
 まさか我が家にまで・・・」

物すごい数の葉書を出されるとは聞いていましたが
単なるリスナーにまで下さるとは・・・

住所と名前を控えておいて旅先で投函されるのでしょう。
たいへんなことですね。

卒塾

2013-03-21 10:47:08 | 塾あれこれ
卒塾って言葉は気にいらないのですが
他に好い言葉はないのかしらん。


大学受験の結果を報告にわざわざ塾へ来てくれた人が
おられます。
有り難いことですね。

わずか3年間で見違えるような成長ぶりです。
高校生の3年間ですから、変わっていて当然ですが
もう立派な成人。
やはり「驚く」

大学受験に3年前の当塾が何の関係がないのもこれまた
自明のことながら、「顔を見に来てくれる」そのことが
なにより成長の証です。

中学の勉強が基礎となっていたから、とは「泣かせ」
ますねえ。
こちらも明るい気分を十分に頂きました。

先輩風を吹かせ、「ベストセラーもそれなりに大切ですよ。
今ならジャレド・ダイヤモンドの本がお勧めかなあ」などと
しゃべってしまいました。
はは、悪い癖です。職業病かね。


いろいろと話してもらいましたが、今次の受験に関しては
センター試験での国語、小林秀雄には、やはりさすがに
驚いたそうです。

そりゃそうです。
私だってあんなバカ親爺の書いたもの、読みやしません。
難しそうなフリをして人をケムにまくタイプです。

文章とは人に伝えることを旨とします。

実は非論理的なことを小難しく書く、など
エセ・インテリが喜ぶだけの所業です。


若者には文武両道、充実してほしいものです。

さてこれは。

2013-03-20 13:51:05 | 塾あれこれ
五日市の洋菓子屋さんの話です。
洋菓子屋さんといってもたくさんありますがその一つ。
支店?も何軒かあるようですね。


他所様に伺うときはアポをとるのが当然ですが
場合によれば、とらないほうが良さそうと思える
こともありますね。

こんにちは、○○先生いらっしゃいますか?
あ、お忙しいところ失礼します。

そこまで用があって来たのでついでと言っちゃナニですが
・・ええ、御顔だけ覗いに。

中へ?いえそれだけですから、はいここで。すぐ帰ります。

お元気そうで何よりです。

私ですか?はあ、相変わらず何とか。
景気は悪いです。

そう言えばハマサキ先生が心配しておられましたよ。
お誘いするのに出てこられないって。
ははは、彼も優しいですね。

・・・

え。それじゃ、帰って仕事がありますんで。
ばたばたとすいません。
いつか、また、はい、それでは失礼します。


こんな数分の訪問はアポも変ですし、しかし突然の訪問は
申し訳ありません。
だから、という訳でもないのですが
ごく簡単な手土産をと考えるのが我々の世代ですかね。

こちらの地元で求めて、お持ちするのが普通です。

今回は洋菓子にしました。
頻繁に行く店ではないのですが20年くらい前から
ここなら良いのではと思っていた店があります。
比較的近いですしね。
焼き菓子も充実してるので手土産にはよいのです。

店には先客の御婦人(高齢そう)がおられました。

対応しているお店の人がこちらを見て「お決まりですか?」
うん、というと店の奥に「お願いします」

工房があってそこの職人さんが店の対応もされるのです。

少しして若い男性が注文を聞きに来たのですが
汚いエプロンのままです。

(中で取って店に来いよな、そんな具合だと後で工房に
 戻って手を洗うかどうか、客が不安に思うだろ)

注文を伝え金を払いカウンターケースの向こうに行った彼を
待つわけですが、じっと見るのもヘンですし、店の外を眺め
待つこと、しばし。

後から来た人へ別の職人さんが対応し、そちらが会計まで
済みそうになっています。
別に「包装をしてくれ」なんぞ注文はしていないし、何で
時間がかかる・・

やっと出てきて「すみません、お釣りが」
100円玉がないとて500円1個と50円8個を出します。

1時過ぎにそれじゃ、とは思いましたが仕方ない。
そこからまた中に入ってまた待たされ・・

釣りと一緒に手提げ袋を持ってくればよかっただろうに。


何か私がミスをしたのかなあ。
出かける格好で、先日散髪もしたし嫌われる要素はないけど
顔つきが悪かったのかなあ。

と電車で悩みつつ、所定の駅でおりて少し坂を上り
目指す塾にたどりついたら、鍵がかかって誰もおられません。

アポなしはこれがありますね。
やむを得ないのでそのまま帰宅。


「おられなかった、カミサンへの土産になっちゃった」
と手提げを渡すと、カミサンが中を取り出し

「まあ、口が開いてる」

留めが剥がれて蓋が空いているのでした。

これを土産で差し出していたら、とぞっとしました。

ん~、この洋菓子店、次からは行きにくいねえ。

20年以上前の新聞投書

2013-03-19 10:43:56 | 塾あれこれ
茶色になった切り抜きがあります。

たぶん20年~30年前の朝日新聞への投書。
静岡県45歳とあります。

小5の息子さんが家庭科の試験に答えた内容です。
野菜の油炒めに関し、カッコに適語を入れよ、という
ものだったようです。

彼の答えは
「フライパンを火にかけ(サラダ)油を入れる。
ゆげ)が出たら野菜を入れ(はし)で(野菜を)いためる。
 味付けは(このみで)塩・こしょうで」

青字が息子さんが書かれた答えですが、すべて×だった。。。

{正解}は
「フライパンを火にかけ(あつくなったら)油を入れる。
 (うすいけむり)が出たら野菜をいれ(強火)で(てばやく)いためる。
 味付けは(あついうちに)塩・こしょうで」
だったそうです。

投書の方は「それでも息子は野菜炒めが上手」
・・うん、そうでしょうね。

学校の先生は何を試験されてるんでしょうねえ?


国語のテストに多いのですが、「問題のためのテスト」
あるいは「先生のためのテスト」

ある意味で国語の筆記試験とはすべてがそれなのです。
じつに下らない!
というと叱られますかね。

しかし少なくとも独断に陥り易いことは事実です。
上記は家庭科ですけれど。

少人数で問題を作ればその危険を免れません。
それどころか、定評ある塾向け問題集にも時おり
見かけることがあります。
国語だけではありません。
算数、理科、社会・・・

問題に向かう生徒が出題の意図把握で間違えるのです。

われわれは、頭が固くなっていますから少ないのですが
生徒の悩みを聞くと「なるほど、なやむねえ」も
結構あります。
あまり固定した反応をすると可哀そうですね。

「これは~を聞いている問題だ」と言えば
それで済むのですが、子供の柔らかさを削いでません?

どうすれば「こういう問題は出題意図は普通こうなる」と
教えるかも難しい話です。
判断力を養うことも、教育ですから。

しかし、それよりまず子供の悩みを救うことが先決です。

なぜだ?客が来ない・・辞め塾通信②

2013-03-18 14:09:33 | 辞め塾通信
私の塾は新規募集をしていませんから
お問い合わせがなくて当然です。
いや、募集していてもお問い合わせがあるかどうか
かなりアヤシイ。

小中学生の頃、ご年配の先生を見るにつけ
それだけで敬遠してしまいました。
今の私は、それ以上の、へろへろ
これじゃ頼んでもお出でいただけません。


受験期が過ぎ、業界の人とお話をすることがあります。

立ち話程度ですから、信ぴょう性にいささかの疑問符は
つきますが、異口同音に
「景気が悪い」

アベノミクスなんて浮かれているのはどこの国?

かなり前から
社会全体の景気の悪さ
家計から塾業界へ向ける出費減
業界の競争激化と大手の比重増大

などが言われてきました。

私のように、個人塾の高齢化もあるのではないでしょうか。

末端にまで景気の好転が影響してくるには時間がかかる
ということもあるでしょう。
(果して、回ってくるか?)

私にお話しをして下さるご同業は似た境遇の方が多いので
内容も似通ってくるのですね。

「ぜんぜんお問い合わせが来ませんねえ。
 今年は昨春に増して厳しい。」


5年か、いやもっと前だったでしょうか、築地の卸問屋さんが
メルマガをしておられる中で、近年、食べ物屋さんで異変が
起きている、と書かれていました。

町の、小規模で良心的な食べ物屋さん、たちが口々に
「おかしい、お客さんが来ない」
問屋にもらす言葉ですからかなり正しい筈です。

味を変えたわけでも、何を変えたわけでもなく
昔どおりに、きちんとした仕事を続けている筈なのに
何が原因か、客足が遠のく、のだそうです。

それどころか出血気味にサービスを増やしても、来ない。

ここでも、不景気、外食への出費減、大手の伸長などが
あるのでしょうか。

それと似たことが個人塾の世界に起きているのでしょう。


大人が、選択先を絞っているのか、とも思います。

何だか頼りない近所の塾より、TVで宣伝してる塾や
全国展開をしている教室が安心なのです。
とりあえず行かせるには。

経営がうまく行ってるのは、少なくとも悪いことは
ないのだろう、と思われるようです。
自分の判断より(他人の行列)を信じるのですね。

以前も状況は似ていました。
やはり大手は強い。
ただ、そこだけではない、とお考えの保護者が
一定数はおられたように思います。

ご自分の目で塾を選ばれるのです。

いまはその割合が激減しているのでは?


各地の駅前商店街がシャッター通りになっているのも
似た理由からです。

ちょっとこのお店を覗いてみよう、がなくなっています。
大型店が安心。

けれど、地域経済を潰して大丈夫なんでしょうかねえ。

もちろん、お店の責任もあります。
同様にお客さまがへった塾も反省点が多いのでは?

あ~、冴えない

2013-03-17 16:42:16 | 塾あれこれ
『歌の日曜散歩』がいよいよ終わるか、最後は聞くぞ、
と思っていたら塾部分の照明器具が壊れ
ばたばたとして、ほぼ聞けずに終わってしまいました。

いずれLEDに、とは思っていたのですが
唐突に「ぷっつんされて」しまい慌てました。

安物を買っていたハズはないのですがねえ、
弱り目になんとやら、でしょうか。

手配を済ませたので明日の仕事には支障はありませんが
出費も痛い。

番組が聞けなかったのもイタイ。

一曲リクエストをしたかったものがあるのですが
それもありえない事態になって、残念ですね。