雨水とウチの水

2011-03-28 21:16:25 | 塾あれこれ
室町時代以前だったか、現在と違い
犬が放し飼いで、ネコが繋がれていました。
ネコは役に立つ家畜でしたから。
泥棒よけならば犬は庭先で放し飼いですよね。

そのうちにネコは家につく、つないでおかなくても
大丈夫となって放し飼いが広まったのでしょう。

しかし再び現代、ネコはつないでおかずとも家からは
出さない、という流れができつつあるようです。

気ままなのがネコの良い所だから、家から出さないのは
可哀そうだ、と私も思っていました。
出歩くネコを閉じ込めておけば大暴れするし、
ネコが精神的に参るのは経験的に知っていますから。

だから、家から出さないのが可能かどうか?
出す出さないでは、どちらがネコにとって幸せか?

十数年前思い切って生まれたばかりの仔猫を家から出さない
ことにしてみました。

人間の側の都合として、ご近所に迷惑をかけない
ネコのためとしては事故や汚染から守る

もちろん猫同士の喧嘩や伝染病なども気になります。

何より農薬や化学肥料、ガソリン・灯油などなど
ネコの体に付着するかもしれない毒が気になります。
今時、普通の庭で(猛毒)をまくのですから。
雑草が出ないようにとかね。


出さずに育てると我が家の猫は外に出ようともしません。
外を見るのは面白いらしく、よく眺めていますが。

狭い家ですから運動不足気味のデブです。
これは私に似たようですね。


さて、今回の原発事故。

人間が未曾有の事態にネコの心配をするのでは
お叱りを受けそうですが、ペットが心配で
あるいは避難所の他の方に迷惑をかけるとか
いろいろな理由で、危険を承知でも自宅や車で
ペットと日々を送っておられる方の話を聞きます。
家族同様ですからね。

ペットの心配もしてあげねば。

水道水に放射能、でも心配がつのります。

外に出るネコは大丈夫でしょうか。

家の浄水より、外の雨水を飲むのが好きなのです。
飼い主が知らないだけで、結構、水たまりとか
お好きのようで飲んでますから。

雨水の放射能は?
ネコの体は人間よりはるかに小さいし・・
今よりひどくなることも十分考えられるし、長期だし。

ネコだけでなく、野生動物は大丈夫でしょうか?

ちょっとばかり気になるけれど、人間が先ですよね。


原発事故は人災です。

だから「何とかなる」とも言えるのでしょう。
きちんとして二度と事故は起こさない!

でもね、人間て、そこまで信じられますか?

いったん事故したらモタモタするんちゃうの?


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